09/03/2026

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ニッケイ新聞 2013年7月3日  週末6、7日に開催される「七夕祭り」に異変が起きている。宮城県人会(中沢宏一会長)は6月29日の役員会で、過去34回全てに共同開催者として関わってきた『リベルダーデ七夕祭り』に対し、今年は運営に関わらないことを正式決定、初めてのリベルダーデ文化福祉協会(池崎博文会長、ACAL)単独開催となった。近年は沈静化していた両団体の諍いだったが、いくつもの行き違いが生じ、決裂に至った。例年「サンパウロ仙台七夕祭り」だったが、今年のポスターには「七夕祭り」としか書かれていない。  先月21日に開かれたACALによる記者会見には、宮城側の委員の姿がなかった。記者が念のため中沢会長に確認すると、「記者会見の事実は聞いていない」と話し、さらに詳細を取材すると両者の間に行き違いがあることがわかった。 実行委員会による準備会議が始まったのは3月で、当時は中沢会長ら3人が出席していた。ただし、その後の会議で、ACAL側が立替えている昨年の七夕祭り経費の半額を契約どおりに支払って欲しいと要求したことを県人会側が不服とし、結論がでないままズルズルと膠着状態が続いていた。 これに加え、ACAL役員らによれば、県人会側が会議に出なくなった直接の原因は「開催日」問題にあるという。6月12日の会議で、開催日を市のカレンダー通りの「6、7日」と確認したら、「県人会はその日に別の市で七夕祭りをやるのでその日はムリ」との話となり、それ以降、宮城県人会側からの出席がなくなったという。 ただし中沢会長に確認すると、「7日に別の市で七夕をやるという予定はない。何かの勘違い」と話している。 2日に来社したACALの浜崎マルセリーノ副会長は、「宮城県人会からは未だに七夕を『やらない』とも『できない』とも言ってきていない。何の説明もなく1カ月前から会議に来なくなった。でも、七夕は市公式行事カレンダーに入っている以上、ACALだけでもやらざるを得ないと判断した」と主張する。 単独開催を決断したACALは、2~3週間前から急きょ、同婦人部やリベルダーデ文化教育健康協会(岩井輝禎会長)の会員らを毎日総動員して、100本もの竹と飾りを準備してきた。川内ウーゴ理事は「今年は全て私たちの責任になるが、皆で頑張って良い祭りにしなければ」と意気込んでいる。 一方、中沢会長から聞くと、だいぶ異なった印象の話になる。「単独開催は前々からACALが望んでいたこと。彼らはこれまでの会議でお互いの意見の折り合いがつかない中で、先月19日に一方的に『単独でやる』という趣旨の文書を送りつけてきたので、(6月)29日の役員会で話し、それを受け入れた。そこまで言われて、会員に嫌な思いをさせてまで(運営に関わることは)出来ない」。 ACALに離脱決定の報告をしたかと尋ねると「向こうは断定調で単独開催を主張してきたのだから、こちらから言うべきことは何もないはず」として、特に通達は行っていないことを認めた。 物別れになった原因について尋ねると「詳しくは話せない」としながらも「文化としての七夕を強調したい私たちに対し、ACALは商業ベースの考えが強すぎる。両者の契約上、宮城側が販売権を持つ短冊についても、自分たちの商売にしたいと異を唱えていた」との金銭面の考え方の違いもあったようだ。 昨年度分の経費未払いについては事実を認めながらも「2010年度分で払ってもらうべきものを貰っていない。それも含めて交渉をしているはず」と対し不信感を示した。 会議の欠席については鈴木実行委員長が「12日以降会議が開かれていること自体聞いていない」と話した。  【七夕祭り】6日午後2時、鳥居前で開会式後、大阪橋横の日本庭園で神道儀式、3時40分から広場で来賓祝辞。ひまわり太鼓、民舞、花柳金龍会など▼7日正午から各種踊りなど。
ニッケイ新聞 2013年7月2日  「メリッサ、チバリヨ(がんばれ)!」。サントアンドレー市在住の国吉メリッサちゃん(10、三世)が本格歌手修業を始めるために訪日することになり、そんな温かい声援が沖縄県人会サントアンドレー支部「うるま会館」で23日に開催された送別会で県系人ら300人から贈られた。日本から呼んでいるのは、八代亜紀に『なみだ恋』を提供して120万枚の大ヒットとなった〃育ての親〃の有名作曲家・鈴木淳さん(79、山口)だ。「この子は天才的だ。僕のところでレッスンを」と申し出たという。この8月にも一家揃って訪日し、夢の実現を皆で支えるという。「うるま会館」の小さな舞台から日本へ、そして世界へ羽ばたくか――。  日本歌謡界の大御所・鈴木淳さんとの橋渡しをしたのは南米通信社の尾和義三郎代表だ。「僕が松竹(映画社)で役者をしていた頃、鈴木さんとは良く飲みに行った仲だった。『こんな子がいるよ』って、何気なくメリッサちゃんが『瀬戸の花嫁』を歌っているところを送ったら、『日本にはこんなに歌える子はいない。僕ところでレッスンを』って返事が来た」と明かす。 カラオケ好きの父の影響もあって、メリッサちゃんは歌い始めたのはわずか2歳。4歳で初めて「うるま会館」のカラオケ大会に出場、以来こぶしの利いた歌声はコロニアを魅了してきた。 11年、母親のミレネさんがパウリストン(聖州選手権カラオケ大会)の最年少部で優勝した時の映像を添えて、アマチュア歌手を発掘する人気テレビ番組「ラウル・ジル」に申しこんだところ、さっそく招待状が来て、メリッサちゃんが「瀬戸の花嫁」を歌った時間帯は「視聴率が約2倍に跳ね上がった」という。以来10回以上出演し、歌唱映像は動画サイトで現在までに約200万回も視聴されている。 また11年11月に八代亜紀来伯公演の折、その楽曲コンテストが行われ、メリッサちゃんが『愛を信じたい』を歌って優勝。昨年はフジテレビに招待されて訪日し、番組の中で八代亜紀とデュエットする幸運にも恵まれた。 ビザなどの関係で訪日は8月頃になりそうだが、同支部では早々に送別会が行われた。儀間マリオ支部長は「しばらく逢えない悲しさと、日本で活躍するであろう喜びと半々の複雑な気持ち」と挨拶し、宮城あきらさんも「この小さな舞台からブラジルや日本のテレビに羽ばたいていく人材が出て嬉しい。立派な歌手になって」との言葉を贈った。山城勇さんも「66年にこの会館を作った先輩は若い子弟を育て日伯に役立つ人材をと考えていた。そんな先輩の想いが適った」と喜んだ。 田場ジョルジ県人会長も「県系人の誇り。日本から良いニュースが来るたびに、ここで集まって祝いましょう」と呼びかけ、与那嶺真次前会長も「昨年BEGINが来た時、本部の歓迎会でメリッサに歌ってもらったら、彼らは感激し、帰り際に比嘉栄昇さんから彼女に渡してってCDを託されたぐらい。彼女はこれからは大舞台で歌うだろうが、この小さな舞台を忘れないで」と結んだ。 共に訪日する父ミウトンさんは、「家族で支えあい、娘の夢実現のためにできることは全てやる」と意気込んだ。心のこもった一品持ち寄りを食べながら、来場者は夜9時ごろまで国吉家の面々の歌に聴き入った。
昨年の経費未払いなどが問題に  今週末の6、7両日にサンパウロ市リベルダーデ広場を中心に開かれる第35回七夕祭りで、毎年共催してきた宮城県人会(中沢宏一会長)が今年は参加せず、ACAL(リベルダーデ文化福祉協会、池崎博文会長)が単独で開催することが明らかになった。「騒動を起こしたくない」(中沢会長)ために七夕祭りの本場である宮城県人会が引いた形だが、その背景には、昨年の経費支払いを巡る問題のほか、以前からの両団体間での確執などがある。  宮城県仙台市伝統の七夕祭りは「サンパウロ仙台七夕祭り」として、日系社会をはじめサンパウロ市の公式カレンダーにも入るなど定着しており、過去34回は毎年竹の手配・運搬と飾り付けを宮城県人会が担当し、宣伝・広報関係等をACALが行ってきた。しかし、2007年にACALの池崎会長が「七夕祭り」を商標登録したことなどを巡って、両団体の確執が広がった。  その後、和解策として2009年6月にACALの「七夕祭り」商標登録を認め、宮城県人会は「いつでもどこでも七夕祭りを開催できる権利を有する」(中沢会長)契約書を両団体の間で交わしたという。そのため、ここ3年ほどは両団体は表面的には協力姿勢を見せ、共催の形で同祭を実施してきた。  中沢会長によると、今年の七夕祭り開催に向けて4月ごろから両団体の実行委員会代表による話し合いの場が持たれてきたという。しかし、6月17日の会合に出席した同県人会の鈴木運蔵副会長にACAL側から、(1)2010年に宮城県人会が請求した竹代及び運搬代などの支払いを無効にすること(2)12年の七夕祭りでかかった経費の折半分として宮城県人会分の支払い請求などが提示され、県人会では保留の形を取ってきた。  さらに同19日にはACALからの正式文書で、「結論を出さないなら、今年の七夕祭りはACALが単独で開催する」との通知が宮城県人会に届いている。 ちなみに、同祭にかかる総費用は約8万~10万レアルで、スポンサー料などを差し引いた経費を毎年両団体で折半してきた。中沢会長によると、前述の(1) と(2)を差し引いた宮城県人会のACALに対する支払い必要額は約2000レアル程度だという。この件についてACAL関係者に金額を確認したが、詳細 額は不明。また、短冊の販売は従来、宮城県人会が担当してきたが、その販売権を巡っても両団体が対立する一因となっているようだ。  中沢会長は、本紙の取材に対して「県人会としても今年は時間的余裕が無いし、命令系統が二つに分裂し対立するばかりで(世間を)騒がせても意味がないので、今年は我々が引くことにした」と説明。「今年の祭りが終わったら、なるべく早く来年の七夕祭りに向けて動きたい」と話している。 一方ACAL側では、「宮城県人会には何回も会議に出てもらうよう話してきたが、来なかったので仕方なく今年は単独開催に踏み切った」と説明している。 2013年7月4日付
 サンパウロ州エンブー・ダス・アルテス市主催の第6回日本祭りの一環として「アニマ・エンブー」が6月22、23両日、同市内の民間施設「オ・カイピロン」で開催された。期間中、会場では漫画・アニメなどの商品販売、ゲーム機の無料体験やコスプレ大会などが行われ、主に非日系の若者たちで溢れた。 また会場内では、焼きそば、ギョーザ、天ぷらなどの日本食や日本酒も販売され、日本文化をアピールしていた。  さらに、イタペセリカ・ダ・セーラ日本語学校による日本語ワークショップをはじめ、生け花、漫画、墨絵など各種ワークショップも行われていた。 共催した地元の青少年育成団体「インスチチュート・ジャンプ」の酒本清会長によると、同日本祭りは昨年まで別のエンブー市内会場で開催していたが今年から約2万5000人が収容できる同会場に変更。同祭経費としてかかった約10万レアルは、市と連邦貯蓄銀行の資金援助を受けて賄ったという。  舞台上では、アマチュア・バンドによるアニメソングショーをはじめ、サンパウロ市から応援に駆け付けた広島県人会の「神楽(かぐら)」や、舞踊・和太鼓グループ「優美&喜楽」公演も行われ、大きな歓声と拍手を受けていた。 酒本会長は「ブラジル人に日本の芸能を見てほしかった。今年は『優美&喜楽』さんにも無理を言って来てもらって、本当にうれしかった」と話していた。 2013年7月3日付
 【一部既報】在サンパウロ総領事管内の「2013年度日本政府春の叙勲祝賀会」が、日系39団体の共催により6月28日午後7時半からサンパウロ市(聖市)リベルダーデ区の文協大講堂前サロンで行われた。 壇上には受章した小野享右氏(80、岡山、帰化人)、宮尾進氏(82、長野)、白石一資氏(77、2世)の3氏を囲み、羽藤ジョージ聖州議、佐野浩明在聖総領事館首席領事をはじめ、5団体の各代表者が並んだ。そのほか、各日系団体関係者約100人が出席し、受章を祝った。  39団体の共催を代表して木多喜八郎文協会長が祝辞。「今回の受章はブラジル社会で3氏の業績が認められた結果であり、日系社会の誇りです。心からおめでとうと申し上げたい」と日ポ両語で述べ、功績をたたえた。  続いて受章した3人が謝辞を述べ、それぞれが出席者と同会の開催に対し感謝の意を示し、「生涯忘れぬ喜び。身に余る光栄」などと喜びを語った。中でも印象に残ったのが白石氏のあいさつ。「この受章は、厳しく育て上げてくれたブラジルの地に眠る父、母に捧げたい」と両親に感謝する言葉を述べ、出席した多くの家族、親族が言葉の一語一句にうなずいていた。 花束贈呈後、菊地義治援協会長が乾杯の音頭を取り、「ビーバ」「サウーデ」「乾杯」と威勢よく発し、会場を盛り上げた。その後、立食形式の懇談が行われ、参加者から受章者に対し祝福する言葉が多く聞かれた。 2013年7月3日付
 平成25年春の叙勲の在サンパウロ日本国総領事館管内での邦人叙勲伝達祝賀式が、6月28日午後3時からサンパウロ市モルンビー区の総領事公邸で執り行われた。 同管内の叙勲受章者は、宮尾進氏(82、旭日双光章)、小野享右(こうすけ)氏(80、旭日双光章)、白石一資氏(77、旭日双光章)の3人。  同式には福嶌教輝在サンパウロ総領事をはじめ、木多喜八郎文協会長、菊地義治援協会長、園田昭憲県連会長らの来賓や叙勲者の家族・友人ら約50人が参加し叙勲を祝った。 式は国歌斉唱で始まり、叙勲者に福嶌総領事から叙勲の賞状が手渡された。福嶌総領事は祝辞で叙勲者3人の功績と人柄をたたえ、「3人の努力と貢献は誰もが認めるところ、今後共大いに活躍していただきたい」とエールを送った。  続いて叙勲者があいさつに立ち、小野氏は叙勲を「生涯最高の喜び」と表現。「苦難を共にしてきた(南マット・グロッソ日伯文化連合会の)会員皆の受章だと思っている。今後も地域の発展に尽くしたい」と述べた。 宮尾氏は「私は地域日系社会のリーダーとなり貢献を果たしてきたわけではなく、私の興味関心のある日系社会の研究をしてきただけだが、その結果が日本、日系社会の双方に評価されて今回の受章に至ったように思う。生きている限り、今後も研究を続けて行きたい」と意気込んだ。  さらに、白石は「受章は小さい時からの家族、友人、地域の皆さんらの協力あってのもの。今日も(聖州)アラサツーバから多くの方に来ていただき、本当に感謝している」と涙ぐみながら語った。 その後、木多文協会長の音頭で乾杯し、参加者らは会食しながら話に花を咲かせていた。 2013年7月2日付
中沢元県連会長「主催者は県連」  県連(園田昭憲会長)は27日、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル内会議室で6月度代表者会議を行った。7月19日からの開催を間近に控えた第16回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)の議題に先立ち、2005年に行われた第8回日本祭りの裁判問題について、現状を林アンドレ弁護士が説明した。  第8回日本祭りでは、会場設営を担当したEXPOSTAR社に対し、県連は約34万レアルの工事契約を結んだ。ところがその後、当初県連との契約に無かった工事が当時のボランティア職員の署名によって追加契約され、EXPOSTAR社がさらに約21万レアルの支払いを県連に求めてきた。県連がこの支払いを拒否した結果裁判問題となり、今に至っている。なお、翌年の第9回日本祭りの会場設営費は、21万レアルに収まっている。  第1審では県連が勝訴したものの、EXPOSTAR社の控訴を受けた第2審では、「第1審では証人喚問が行われず、裁判として不十分だった」として第1審への差し戻し判決が下り、裁判は振り出しに戻った形だ。第1回証人喚問は8月5日に行われる予定だが、林弁護士によればその後も判決までにはかなりの時間を要する見込みだという。  なお、過去には何度か、05年当時に県連会長を務めていた中沢宏一宮城県人会長の監督責任追及の声が上がったこともあるが、中沢会長は本紙取材に対し「元会長として県連を擁護はしたいが、日本祭りの主催者は県連であり、今の県連の責任者は私ではない。一人の県人会長としてできることがあればしたい、としか言えない」として、自身の責任問題言及を避けた。  なお、第16回日本祭りは大方の準備が整い、会場内にはブラジル・キリンの全面協力でバールを設営することが報告された。また、日本祭りで公演予定の歌手・マルシア氏がNHKの東日本大震災支援曲「花は咲く」を当日披露し、その様子などを収めたドキュメンタリーがNHKで9月に放映予定であることも発表された。 そのほか、同会では戦後移住60周年記念式典や東北被災者招へい交流事業の進捗状況などが報告された。 2013年6月29日付
 県連の2012年度事業報告書が、今年も半分が終わろうとする今になってようやく完成した。報告書責任者の木原好規和歌山県人会会長が、毎月代表者会議の度に「まだ自県人会報告書を出していない県人会がある。お陰で事業報告書が完成しないので、早く出してほしい」と協力を仰いでいた姿が涙ぐましかったのを思い出す。しかし県人会報告のページを見ると、各県人会に割かれているのはたったの200文字程度。このくらいの文字数なら、もっと早く協力してあげれば良かったのに。 2013年6月29日付
 ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)は23日午前9時より、サンパウロ市リベルダーデ区の文協大講堂で「白寿者及び最高齢者表彰式」を行った。当日は木多会長、福嶌教輝在サンパウロ総領事、安部順二連邦下議、菊地義治援協会長、園田昭憲県連会長らが来賓として参列し、コロニアの年輪を刻んできた先人らを祝福した。  今年の白寿者は32人の該当者がおり、そのうち10人が参加したほか、18人の代理人が会場を訪れた。来賓のあいさつに引き続き、表彰者たちへ木多会長から表彰状、記念品、金一封が手渡されると、白寿者らは皆自ら立ち上がりこれを受け取った。その後白寿者代表として伊津野敬嗣さん(99、高知)が壇上に立ち、謝辞を述べた。  なお、今年の白寿者は次の通り(敬称略、順不同)。 小笠原仁惠、諸富寅雄、武田一文、箕輪正七、野キヨ、上田光明、四釜ちょう、瀬尾数一、浦田登記、池森敏子、市脇千香、山本竹子、大関まさみ、飯田きみ、田鍋義美、伊津野敬嗣、立花三二子、武智静子、伊豆味さち、亀谷たつ、狩野静子、相原ハル、藤堂勝次、小芦登、田中進、仲宗根キヨ、金城ツル、豊田スギ、小笠原きよ、イトウ・マツエ、サイオ・ナツ、アカミネ・オト。 2013年6月28日付
 ACAL(リベルダーデ文化福祉協会、池崎博文会長)は20日、サンパウロ市(聖市)内の同事務所で総会及び評議員会を開催し、今年度のACAL主催イベントの日程を決定した。 直近のイベントは、宮城県人会(中沢宏一会長)と共催の第35回サンパウロ仙台七夕祭り。7月6、7両日、聖市リベルダーデ区のリベルダーデ広場を中心に開かれる。  毎年10万人以上を集める恒例のこのイベントでは、例年通りACAL婦人部が中心となり手作業で作り上げる色とりどりの飾りがガルボン・ブエノ街を彩り、道には約30店の飲食を中心とした出店が並ぶ。6日午後2時からは鳥居下で開会式が行われるほか、南中ソーランや太鼓などが披露され、7日には踊りやバンド演奏などが予定されている。七夕には欠かせない短冊ももちろん用意され、80本の竹が並ぶという。  中野ジョルジ同祭実行委員長は「我々のみならず、さまざまな方の協力があって毎年この大きな七夕祭りを成功させている。今年も皆さんの来場をお待ちしています」、網野弥太郎評議員会長も「デモが続くなど不安定な情勢が続いているが、皆で短冊に平和を願ってほしい」と呼び掛けた。 そのほか、今年度は10月にカラオケ大会、12月に東洋祭りや餅つきなどの行事が例年通りACAL主催で企画されているという。問い合わせは、ACAL(11・3208・5090)まで。 2013年6月27日付
 【既報関連】県連(園田昭憲会長)主催の東北被災者招へい交流事業により、7月13~25日の12日間、東北被災3県(岩手、宮城、福島)から推薦された被災者ら3人が来伯する。  今回来伯するのは、陸前高田市などで手仕事を通じ、被災者自身が復興支援を行う団体「ちーむ麻の葉」代表を務める大和田加代子氏(52、岩手県陸前高田市)、自宅で津波に飲み込まれた経験を持ち、地域の復興や防災講習などを精力的に行っている松本康裕氏(28、宮城県名取市)、震災時に県内災害規模の避難所で県庁運営支援チーム責任者を務め、現在福島大学でうつくしまふくしま未来支援センター特任准教授として調査・研究等を行っている天野和彦氏(54、福島県会津若松市)の3人。  3人は12日に日本を出発し、13日にブラジルに着く。16日にパラグアイ・イグアス移住地で講演会を行うほか、19~21日には県連主催の日本祭りに参加して式典参列や被災地の写真展を開く。23日午後6時半からは宮城県人会館で「東北大震災から2年余り―伝えておきたいこと」という講演会を行う予定。  そのほか、ブラジル各地の視察や訪問、交流会などが企画されている。その後、25日にブラジルを出発、27日に日本へ帰国するという。 同事業の実行委員長を務める本橋幹久副会長は、「移住県である被災3県から被災者をブラジルに呼ぶのは、とても意義ある事業。実際に(震災を)経験した人の話は貴重なので、ぜひ皆さんも講演会などを通じて交流してもらいたい」と話している。 2013年6月25日付
ニッケイ新聞 2013年6月20日  移民の日の18日、サン・ゴンサーロ教会とイビラプエラ公園での慰霊祭に続き、午後は『開拓先亡者追悼大法要』が聖市文協大講堂で開かれた。  県人会や日系団体の代表者らを中心に、約200人が参拝し、今日の繁栄をもたらした先駆者に感謝の念をささげた。  聖市文協とブラジル仏教連合会が共催し、在聖総領事館やJICA,援協、県連、釈尊讃合会、ブラジル仏教婦人連盟など多数の団体が後援した。  式典は仏連コーラスの「道の光」で幕開けし、美和会、深山会、宮城会による琴や尺八の演奏が流れるなか、茶道裏千家ブラジルセンターが献茶を、ブラジル生け花協会の小原流と草月流が献花を行った。 続いて松峯慈晄導師(連合会会長)、諸僧、稚児らが会場後部から厳かに入場し、三帰依文復唱、焼香を行った。松峯導師は表白とあいさつで、「105年の歳月を経て経済的安定と社会的地位を確立した今日の繁栄は、移民のおかげ。この偉業を次世代に受け継ぐためにも、慰霊祭は大切な行事」と継承の重要性を訴えた。  日蓮宗代表の石本妙豊師は短い法話を行い、「感謝と謙虚の心で自らの魂の修行に打ち込むことが、先立った魂への感謝の行為」と話した。  木多喜八郎・文協会長、福嶌教輝・在聖総領事館総領事、JICAの遠藤浩昭所次長など、共催・後援団体の代表者らもあいさつで移民の苦労と貢献をふり返り、祭壇に手を合わせた。  最後に、琴の演奏をバックに一人一人の参拝者が焼香を行った。
ニッケイ新聞 2013年6月20日  岩手県人会(千田曠曉会長)が『創立55周年記念式典』を、8月18日午前10時から、サンパウロ電気組合講堂(Rua Thomaz Gonzaga, 50, Liberdade)で開催する。参加無料。  達増拓也県知事一行、郷土芸能使節団、慶祝団あわせて約30人が来伯し、節目の年を祝う。記念式典は簡素化し、その後の余興や祝賀パーティーに力を入れるという。  震災に関連したコーラスや民謡民舞の公演のほか、参加者の交流を目的とした祝賀パーティーでは、サンバショーを予定。  また、前日の17日は午後6時から同県人会ホール(Rua Thomaz Gonzaga, 95)で『前夜祭』も開かれる。  千田会長は「一世主導による最後の式典になるかも。この機会に県の方々との交流も深めていただきたい。ご家族そろってご参加を」と呼びかけた。  また、日本から訪れる一行は、今年50周年を迎えるイグアス岩手県人会による記念式典に出席するほか、アスンシオン県人会でも交流を行う。  問い合わせは同県人会(11・3207・2383)まで。   【コラム】...
ニッケイ新聞 2013年6月19日 【コラム】 大耳少耳  聖州グァタパラで、来月13日に同植民地の入植51周年を祝う『入植祭』が開かれるにあたり、県連がバスツアーを企画している。1人150レアルで、リベルダーデ広場を12日午後11時半に出発。車中泊し、翌13日午後3時にグァタパラを出て、8時にサンパウロに戻る。食事はつかないが、県連事務局の伊東信比古さんは「ちょっとしたものは用意する」とのこと。連絡はグローバル旅行社(11・3572・8990)まで。
 フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)の開催に合わせて7月18日から22日までの4日間、福島県喜多方市から会津喜多方物産協会役員の佐藤彌右衛門氏と五十嵐隆氏が来伯することが明らかになった。 同協会の会長でもあった佐藤氏は、寛政2年(1790年)創業の大和川酒造9代目蔵元。また五十嵐氏は、五十嵐製麺社長を務める人物。福島県人会(永山八郎会長)の曽我部威事務局長によると、両氏はブラジルへの販路開拓に向けた市場調査を行いたい考えだという。  今年2月、福島県では9カ国18県人会代表が一堂に会した「第1回在外県人会サミット」が開かれ、各県人会は母県の風評被害払拭に努めることで合意していた。ブラジル福島県人会では、一昨年から喜多方ラーメン普及に向けた取り組みを行っており、当地代表として曽我部事務局長が、同サミット参加後に喜多方市を訪問。同市で佐藤氏や五十嵐氏らと懇談した経緯があり、今回両氏が来伯する運びとなった。  なお、両氏の来伯には、日本祭りを前に任期を終えて帰国するJICAシニアボランティアの武藤啓一氏が帯同する。武藤氏はこれまで、同市役所職員として喜多方ラーメンの振興に携わっていた経験を生かし、伯国でも同県人会による喜多方ラーメン普及活動を支援していた。  福島県人会では、今年の日本祭りに1500食分の喜多方ラーメンを用意して臨むとしており、案内のため来社した武藤氏は「福島を海外に広くアピールすることで復興を後押ししたい」と強調していた。 また、武藤氏は両氏が来伯することに関し、「両社にとって繁忙期である時期に、企業のトップが直々に来伯するということにブラジル進出に向けた強い意欲を感じる」と話した。 2013年6月21日付