08/03/2026

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ニッケイ新聞 2012年10月4日付け  山口県人会の臨時総会では、会館の改修と増築に関する明確な目的とビジョンが説明され、「前に向かっている県人会」という感じがした。取材に行 くと「呼んでないけど…」と最初は困惑されたが、全く悪い話ではない。青年部長が来ている総会というのも初めてだった。資金集めに関しては、山口県から進 出している企業が乏しいなど困難さが指摘されていたが、後日、要田会長からは「あれから会員の方から多くの寄付を頂いている」と喜びの声が。順調にプロ ジェクトが進むことを願う。
ニッケイ新聞 2012年10月4日付け  「85年も続いた会を、ここで分解させるわけにはいかない」―。ブラジル山口県人会(要田武会長)の臨時総会が先月23日に同会会館で開かれ、 部分改修と宿泊施設の増築(総予算107万8千レ)を行うことが満場一致(出席者約20人)で決まった。今後は資金集めを行いつつ来年には着工、2014 年5月のW杯前の落成を目指す。要田会長は「次世代に残す最後のもの。前向きに邁進していきたい」と決意を示した。費用の半分は県、残額は県の日伯友好協 会を通じた県民や県内企業からの寄付、県人会が調達する。工事には様々な規制があり困難が予想されるが、同会は未来に向けた確実な一歩を踏み出した。  同会では20数年来、老朽化が進んだ会館の新築が検討されてきたが、資金の問題で具体化には至らず、2007年から会館建設委員会(平中信行委員長)が新たに検討を開始していた。  ところが今年に入り、聖市役所内の歴史文化環境遺産保存審議会(CONPRESP)から、会館の建物を「文化保護地区」の指定候補とし、5月に同会にもその旨を知らせる通知が届いた。  もともと建物は、サンパウロ市立劇場なども手がけた有名建築家、ラーモス・デ・アゼベードによる設計で、1973年に県庁と県人会の折半で買い 取ったもの。文化財指定候補に挙がった時点で、原則として建物の維持管理や利用に必要最低限の補修や改装しか行えなくなり、取り壊して新築することが事実 上不可能となってしまった。  「このままでは会の運営ができなくなる」と冒頭で要田会長、西村武人顧問は説明。実際に昨年2月の大雨では天井が落ちるほど屋根の材木が腐食し、安全性を考えても改修は必須だ。  またそれ以外に、改修と増築には複数のメリットがある、というのが役員の間で一致した見解だ。会館はメトロの駅から近く立地が良い。近年、周辺には大学や予備校が増え学生が多く、下宿用の部屋を増やして整えれば家賃収入が見込め、伯人の若者との交流の場ともなりうる。  さらに、改修して事務局機能も拡充することで、W杯や五輪に向け日本人へのブラジル情報の発信、伯社会に向けた山口県のPRなど活動の幅も広がり、県と県人会の関係強化も期待できるという考えだ。  事務局長の伊藤紀美子さんは「毎年の日本祭りや85周年式典も、青年が積極的にかかわって手伝ってくれている」と若者の役割の大きさを指摘す る。「今のままのいい形で次世代に引き継いでいきたい。これが私達一世にできる最後のことではないか」と思いを語り、青年部長の脇山マリーナさん(36、 二世)は「会はなくすべきじゃない。特に宿泊施設は絶対やるべき。山口県人会ならではのものを考えていきたい」と応えた。  前半は静まり返っていた会場だが、最後は「今やるべき。お金が集まるのを待っていては始まらない。やっていくうちに自然と集まると信じている」「できる限りのことはしたい」との積極的な意見が続き、結果的に満場一致で承認された。...
ニッケイ新聞 2012年10月3日付け 県連の代表者会議で議題に挙がったロードレースの赤字について、最終的な額は明示されたものの、細かい収支項目が記された事業会計報告書が配布 されることはなかった。執行部は前回の会議で、「委託会社に振り込んだお金の使われ方の明細はわからない」と話していたが、収入内訳を記載したものだけで も作る必要はあったように思う。どんな形でお金が使われただけでなく、どんなお金が入ってきたかもわからないイベントに対し、「積極的に次回も」という姿 勢を見せる人は少ないのでは。 ◎  県内の外国人登録者数としてはブラジル人が最も多く、昨年末で9千人近くが住んでいる滋賀県では、県内在住約3万人の外国人と地元民の交流イベ ント「おうみ多文化交流フェスティバル」が数年前から開かれている。「いろんな文化があってええやんか(すばらしい!)」をテーマに野外ステージ、各種 コーナー、多民族料理などいろいろ。今年は9月30日開催予定だったが、あえなく大型台風で中止に…。これに懲りず、来年はぜひ開催してほしい。
ニッケイ新聞 2012年10月3日付け  【既報関連】赤字17万レなのに来年もやるの――? 今年の『県連日本祭』の関連イベントとして開催された「第1回日伯ロードレース」の収支報 告が先月27日の代表者会議であり、17万5267レアルの赤字だったことが発表された。会長らからは、開催継続に対する否定的な意見が噴出。一方、執行 部は「開催是非は全くの白紙」としながらも「役員内では10対4で賛成」との考えを示している。前回の会議同様、内訳についての言及はなく、会議は執行部 らに対する不信感に包まれた。  「説明責任を果たさないままイベントの開催に踏み切ったことは私のミス。クビになっても仕方ない」。園田昭憲県連会長は会議のなかで、そう発言し、事態の重大さへの認識を示した。  8月度代表者会議で赤字会計となることが明らかとなり会議は紛糾。今回17万レを超える赤字が発表されたことで、同イベントは〃大失敗〃の結果となった言えそうだ。  日本祭りの実行委員長である前田ネルソン氏(三重)は「単体では赤字だが、その補填は日本祭の収益内で収まる」と発言。これに対し、「皆が力を 合わせて作ってきたお金を、こんな形で無駄遣いされてはたまらない」と怒りの声を上げたのは大西博巳氏(広島)。「役員の判断だけで進めるならきっちり責 任を被って欲しい」と不信感をあらわにした。  谷広海氏(宮崎)は「1度の失敗で簡単に止めるのは不本意だが、日本祭の関連とするだけの日本的要素を持ち合わせているとは思えない」、矢野敬 崇氏(大分)も「日本祭が成功を収めるのも理念があるから。ロードレースにそれがなければ、開催すべきではないのでは」とそれぞれ否定的な見方を示した。  会議の進行役を務める山田康夫氏(滋賀)は「改めて決を取った時に開催の意義を見出せない会長が大半であるならば中止とせざるを得ないとは思う。お金の問題ではない」と話すに留まっている。
【既報関連】聖州サン・カルロス連邦大学と姉妹校の提携を結んでいる鹿児島大学の加藤泰久教授と酒井佑輔講師の引率で同大研修生14人が8月30、31 日の両日、ミラカツ、セッテ・バラス、レジストロを訪れた。目的は発展著しいブラジル経済の状況把握と日系人の歴史を知ること。 同25日に着伯した一行は、聖市でCEASA、移民史料館を訪れ、ブラジル鹿児島県人会の歓迎会に出席。イツー市ではSESI(社会工業サービス)機関を見学した。 女子学生の西村さんは、「ブラジルの都市は緑が多く奇麗。ブラジル人は心が温かくて親切で、好感が持てました。ホームステイでお世話になり、日本文化に興味に持っていることを知り、とてもうれしかった」と話していた。(金子国栄) 2012年10月4日付
【福井発】福井県日伯友好協会(前田康博会長)は9月12日、福井市内の料亭で2012年度海外技術研修員の歓迎会を行った。これには同協会の山本達雄事務局長らメンバーはじめ、松井拓夫県議会副議長、栗田幸雄前知事、竹内英男海外移住家族会会長ら約30人が集まった。 歓迎会の対象となったのは、ブラジル出身の小野レナタさん(24、建築業)とアルゼンチン出身の田口マリアナさん(26、英語教育)。2人は8月1日に来日して以来、祖父母の故郷で研修に励んでいる。 「一生懸命に勉強して日本の新しい技術を身に付け、南米へ帰って生かしたい」と抱負を語ると、参加者から「福井滞在中は何でも相談してほしい」「慣れない土地で大変だと思うが、早く生活に溶け込んで下さい」とエールが送られた。 また、この日は歓迎会に合わせて、8月に帰国した福井村開村50周年慶祝使節団の報告会も行われた。使節団だったメンバーが、聖州コロニア・ピ ニャール(福井村)で撮影した写真や当日の式典模様を報道した日系紙を配布し、「ブラジルで暮らす福井県人たちが苦労の末、聖南西地区に文化・スポーツの 中心地となる理想郷づくりを成し遂げた」と報告。集まった人たちを喜ばせた。 2012年10月4日付
青葉健康生活協会(中沢宏一会長)主催の10月度青葉祭りが6日と20日、聖市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開催される。 同祭ではADESC(農協婦人部連合会)などによる恒例の手作り食品が販売されるほか、イビウーナやカッポン・ボニート地域からの新鮮な有機野菜の販売、森山道場(森山雅和師範)による整体、指圧も行われる。 同会館3階の食事処では、6日が天ぷらうどん、ソース焼きそば、餅料理各種。20日が、はらこ飯、さんま焼き定食、イカポッポ焼き定食などが販売される。 開催時間は両日とも午前7時から午後3時ごろまで。 詳細は宮城県人会(電話11・3209・3265)まで。 2012年10月4日付
【ベレン発】歩くすき間もないほどに詰め掛けた観衆で、会場はもはやパンク寸前―。第25回目を迎えたベレン名物の日本週間は、9月15日の最終日だけ でも5000人の人出を数え、前日と合わせて8000人の入場者となり、会場の汎アマゾニア日伯協会施設は一時、歩くのも困難な状況だった。 日本文化の普及並びに地域社会との交流を目的とし、在ベレン日本国総領事館との共催で毎年実施されている同催し。記念祭の折にはパラー州関係の大型施設を利用し、5万人ほどの集客力を誇る北伯最大の日系イベントとなっている。 週初めの10日からプログラムがスタートされ、折り紙、書道、日本料理、琴、生け花、盆踊り等の各種講習会が実施されていた。また、この期間中に合わせて同総領事館では州関係の施設で日本映画の上映も行っていた。 今年はべレン市内の各テレビ局からの取材が相次ぎ、連日のようにこれら講習会の模様をカメラに納めていた。その宣伝効果もあり、14日の開会式と 最終日15日には待ち構えていたように観客が会場に押し寄せ、駐車場のスペースを利用して設けられていた12の屋台の食べ物類は早い時間から売り切れ状態 となっていた。 今年発足した北伯県人会協会も参加し、香川、群馬、広島、北海道等の各県、道人会がさぬきうどんやジンギスカン、お好み焼きなどの郷土料理を販 売。このほか、栃木、福島、宮崎等の各県人会が県の特産物や観光用のポスターを展示し会場をにぎわせていた。また、サンパウロからブラジル日本都道府県人 会連合会の園田昭憲会長も駆け付け、県人会協会会員などとの交流やイベント開会式への参加もあった。 昨年から日伯協会前の道路を使ってのパレードも最終日の午後から実施され、鼓笛隊、盆踊り、よさこいソーラン等のチームが2時間にわたりその踊りを披露。周辺の住民たちも一緒にパレードを楽しんでいた。 2012年10月4日付
宮城県人会(中沢宏一会長)、援協(菊地義治会長)とブラジル・ニッポン移住者協会(小山昭朗会長)は9月29日、聖市リベルダーデ区ガルボン・エノ街の街路樹として桜を植樹した。 植樹は昨年から聖市と日系3団体が進めている「リベルダーデ・ベルデ(リベルダーデ緑化運動)」の一環で行われたもの。同運動により植えられた桜は、ファグンデス街やサンジョアキン街を中心に既に約80本を数え、今回は新たに13本の桜が植樹された。 当日は午前7時から10人のスタッフが参加。同運動を推進した元聖市市役所環境教育課係長のアレシャンドレ・シュッチ氏も駆け付け、植樹を手伝った。各参加者とも慣れた手付きで作業をこなしていた。 参加した河村武夫移住者協会理事は、「リベルダーデ区に将来たくさんの桜が花開けば、日系人としてとても喜ばしい」と話し、桜が満開になることに期待を寄せていた。 2012年10月3日付
ニッケイ新聞 2012年10月4日付け ■今週末の催し  土曜日(6日)  モンチアズール日本祭り、午前10時、モンチアズール・コミュニティ協会・文化センター(Av. Tomas de Souza, 552, Jd. Monte Azul)      ◎  和紙絵展示会、午前10時、サンパウロ商業協会Rua Galvao Bueno, 83, Liberdade)、日曜日も...
ニッケイ新聞 2012年9月29日付け  ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、園田昭憲会長)の9月度代表者会議が27日に開かれ、会場問題により先月末の段階で困難かと思われてい た『県連日本祭』の来年度開催が正式に決定した。実行委員長は前回に引き続き前田ネルソン氏(三重)が務め、新たに副委員長の役職を設ける。大会テーマは 「地球に優しい技術と進歩~移り来て、日本移民105周年~」で、日程は来年7月19~21日となることが発表された。  「開催は非常に難しい」との言葉が園田会長から飛び出した8月度会議から1カ月。執行部は一転して、開催を前向きに検討していることを発表した。  懸念の発端は来年3月に、これまで会場として使用してきた聖市イミグランテス展示場の運営会社を決める入札が行なわれることにある。役員らは現在の「アグロセントロ社」から他社へ運営権が移った場合、大幅に会場賃料が上がる可能性が高いことを問題視していた。  仮に同社が再度、運営権を勝ち取っても、県連の支出額が不透明となることに加え、同展示場に大幅な改修工事が入ることが確実視されることも不安材料となっていた。  執行部役員らはこれらの問題について「調査と交渉により、運営権がどこに移っても賃料が法外な値段になることはないとの感触をえた」と説明。改 修工事に関しても「来年の11月から3月にかけて行なわれることが決まったため、来年度の開催に支障はなくなった」と話し、開催に向けた視野が開けたこと を強調した。  役員らの報告の後にとられた開催の是非を問う多数決では、ほぼ全ての会長が賛意を挙手で示した。明確な反対の意志表明は見られず、正式に来年度の『日本祭』開催が決定した。  これに伴い実行委員長を前田氏が務めることが確認され、負担の軽減の目的で5人の副委員長職が設けられることも決まった。具体的に分担する業務や誰が務めるかについては決まっておらず、予算案や事業案についてもこれからだ。  園田会長は「会長らが一斉に手を挙げる姿に、彼らの安堵感のようなものを感じた。期待に応えられるように精一杯頑張りたい」と意気込みを見せた。  会議の進行役を務めた山田康夫会計(滋賀)も「赤字になる可能性すらある中でも、皆が日本祭の開催の意義に賛同してくれた結果。執行部もしっかりと責任を果たしていく」と話した。
単独の事業会計報告書の公表もなく  県連(園田昭憲会長)の9月度代表者会議が27日、文協ビル1階会議室で行われた。来年度のフェスティバル・ド・ジャポンは、会場となるイミグ ランテ展示センターの経営主変更による値上がりが予想されるため開催が危ぶまれていたが、会議では圧倒的多数の賛成によって開催が決定した。一方、ロード レース赤字問題については各県人会長らが次々と来年度の開催反対を表明。ロードレース単独での予算組みが求められるなどとして継続審議となった。また、今 年開催されたロードレースの事業会計報告書は公表されなかった。執行部によると、ロードレースの最終的な赤字額は17万5000レアルになる見込みだ。ス ポンサーが直前に降りたのが原因だという。 会議で園田会長は「2013年度はイミグランテ展示センターの利用費の値上がりが予想されるが、仮に赤字でも各県人会に負担は求めない」と県連で 負担する意志を示し、山田康夫第2会計が来年度の開催について出席者に是非を問うと、9割以上が賛成の意を示し、開催が決定した。 また、日本祭り及びロードレース実行委員長の前田ネルソン氏(三重県人会長)は「フェスティバル・ド・ジャポンは国際的に評価が高い。マット・グ ロッソ州で行われたフェスティバル・ド・ジャポンでも県連のノウハウが生かされ、成功に終わった。そもそも黒字化に成功したのはつい4年前から。祭りを継 続して開催することに意義がある」と語った。前田氏は来年度も実行委員長を務め、県連はサポート役として副委員長5人を配置するという。 本紙の取材を受けて執行部の1人は「来年度はどうにか乗り越えても、2014年度の開催は厳しくなる」と話しており、問題が1年先送りされただけとも言える。 ロードレース赤字問題に関しては、執行部の責任を追及する声は出なかったが、各県人会長からは強い口調で来年度の開催中止を求める声が相次いだ。 大西博己広島県人会長は「ロードレースを行うなら、独自会計、独自運営にすべきだ。そしてその赤字を県連にかぶせないでほしい。また、開催は役員会で決め るのではなく予算を開示した上で必ず代表者会議で決めるべきだ」と現在の県連の意思決定方法についても苦言を呈した。 川添博長崎県人会長も「県連は、代表者会議と執行部のどちらが権限があるのか分からない」と問うと、園田会長は「ロードレースの予算を開示しな かったのは私のミス。今回の意見は真摯(しんし)に受け止める」と謝罪し、「意思決定の権限は総会、代表者会議、執行部(役員会)の順」と、代表者会議の...
ニッケイ新聞 2012年9月28日付け  鳥取県人会(本橋幹久会長)は『創立60周年記念式典』を11月18日午前10時から、鳥取交流センター(Dona Cesaria Fagundes, 323, Saude)で開催する。参加費40レアル、申込み締切り今月30日。 式典には鳥取、米子両市市長を始め約30人の慶祝団が来伯し、祝宴やアトラクションで盛大に還暦の節目を祝う。 また記念事業として、元聖州環境局森林院総裁の山添源二副会長が音頭を取り、「サンパウロ・鳥取友好の森」植樹プロジェクトもスタート。ブラジルに感謝の意を示し、同県との友好のシンボルを築くことが目的。 再生・保護が叫ばれるマタ・アトランチカ(ブラジル大西洋岸林)から60品種を選び、同院との共催で聖市オルト・フロレスタルに200本を植樹する。山添副会長は「薬用や果樹を混植、伐採せずに自然の恵みが得られる森に」と語る。 現在、1口(本)100レアルで寄付協力を求めている。申込みは山添副会長(電話=11・2991・7839、99666・5333)まで。締切り10月15日。 なお、記念式典に先立ち17日午前2時半時から、『植樹式』も開かれる。植樹地へのアクセスはAv. Santa Ines, 2814、もしくはAv. Luis Carlos Gentile de Laet, 553から。 本橋会長、山添、末長正両副会長は「鳥取県関係者は万障お繰り合わせの上、是非お越しいただきたい」と呼びかけている。 問い合わせは同県人会(11・2276・6032)まで。
ブラジル鳥取県人会(本橋幹久会長)は今年、県人会創立60周年を迎え、11月18日午前10時から記念式典を聖市ミランドポリス区のブラジル鳥取交流センター(Rua Dona Cesaria Fagundes, 323)で開催する。式典には、母県から竹内功鳥取市長、野坂康夫米子市長など慶祝団が来伯して開催される。 また、60周年記念行事として聖市のサンパウロ州環境局森林院の森林公園内(Av.luis Carlos Gentile de Laet, 553)に「サンパウロ・鳥取友好の森」を設ける。同プロジェクトは、「マタ・アトランチカ(ブラジル大西洋海岸林)」の代表的な樹木60品種を約200本植樹して管理していくもので、同県のシンボルである麒麟(きりん)の像も合わせて設置するという。 本紙を訪れた本橋会長、山添源二、末永正の両副会長は「管理費として1本100レアルの募金を募っています。どうかみなさんよろしくお願いします」とプロジェクトへの理解を求めた。 このほか、同県人会では60周年に合わせて交流センターの改築を進めており、防火設備と会館前面の美化を行う。今後は、台所や日本語教室などの改築もできればと考えているという。 なお、同県人会は1952年に鳥取市大火災で募金活動を行った際、互いが故郷に思いを馳せることで芽生えた絆が基になって設立された。 2012年9月28日付
29日(土曜日)◎写真展「私のおじいちゃん、おばあちゃん」入賞者表彰式は、午前10時から聖市リベルダーデ区の文協貴賓室(Rua São Joaquim, 381)で。展示は30日も。◎ブラジル数独大会は、午前10時から聖市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で。◎第3回聖南日本祭りは、午前10時から聖市サント・アマーロ区のエレトロパウロ・クラブ(Av. Atlantica 3000 ,Rua Peixe Vivo, 155)で。30日も。◎写真家、仁尾帯刀さんの写真展は、午前10時から聖市コンソラソン区のサンパウロ総合大学マリア・アントニア分校(Rua Maria Antônia, 258)で。30日も。◎第14回日伯交流児童画展は、午前11時から聖市リベルダーデ区の文協別館展示室で。30日も。◎第34回緑の祭典は午前11時半から聖州イタクアケセツーバ市の希望の家福祉協会の施設(Trav. Hideharu Yamazaki...
13日より着任している福嶌教輝在サンパウロ日本国総領事の歓迎夕食会が、日系33団体の共催により24日午後7時30分より聖市リベルダーデ区の文協ビル2階貴賓室で行われた。 同会には日系コロニアの関係者を中心に約180人が参加。最大200人が収容できる貴賓室は、そのほとんどが同関係者で埋まった。壇上に上がったのは福嶌総領事をはじめ、木多喜八郎文協会長、菊地義治援協会長、園田昭憲県連会長、近藤正樹商工会議所会頭、中谷アンセルモ日文連会長ほか合わせて10人。司会は山田康夫県連副会長が務めた。 歓迎会では木多文協会長が「アルゼンチンやイタリア、スペインなどラテン諸国での経験が豊富な総領事を迎えることができ、うれしく思う。ようこそ聖市へ」と歓迎の辞を述べた。 その後、福嶌総領事は「これから在サンパウロ総領事館で働くことができ本当に光栄。着伯した翌日にはイビラプエラ公園の先没者追悼慰霊碑を参拝し、日本移民の先輩方の不屈の精神を感じた。躍動していく力強さや未来、そして根付いた様々な日本文化をこの地では感じることができる。任期中にはできる限り多くの団体を各地に訪ね、話を伺いたい。また、今後より強固な日伯関係を築くべく、まい進したい」と日ポ両語でスピーチを行い、会場から盛大な拍手を受けた。 歓迎会の後に催された懇談会にも引き続き、多くの関係者が出席。乾杯の音頭の後、福嶌総領事とのあいさつを求める人の列が続き、総領事への期待と人気の高さがうかがえた。 2012年9月27日付
前回書いたように県連、県人会は中長期的な展望を持ち合わせていない。このため、活動も事業もマンネリ化しやすい。県連、県人会は日系諸団体の中で最も日本とのパイプが太い。こう考えると、自らの活動を両国の交流という点に絞って独自性が発揮できる。2年後のサッカーW杯、2016年のリオ五輪、そして、まだ決まっていないが20年に立候補を予定している聖市の万国博覧会と数年おきに大きなイベントを控えている。これらのイベントは県連、県人会発展の起爆剤になり得るのだが、直前になって慌てふためいても何もできないだろう。今から、準備しなければ間に合わないのだ▼ こうした催し物を自らの事業なり活動に絡めようと考えている県人会長は何人いるのだろうか。W杯に日本の出場が決まれば、かなりの観客が来伯する。これにどのように対応するのか。また、日本チームの事前の合宿地もあるだろう。来伯した人たちが困った時に受け皿になれるのか、青年部の人たちを通訳ボランティアとして配置できるのか、など手伝うことはいくらでもある。日ごろ、「海外最大の日系社会」と喧伝しておきながら、日本人が大挙して来た時に何もできなかったとしたら恥ずかしい話ではないか。リオ五輪にしてもそうだ。競技種目によって事前にブラジル国内で練習を重ね、調整する。その時に、ブラジル各地の日系団体が引き受けることを考えなければいけないだろう。それが日系コロニアの役割だ。無料で奉仕することばかりではない。しかるべき費用を日本側に負担してもらうよう働きかければいいのだが、今の体制では日本側から相手にされないだろう▼ 1週間ほど前、県連を含む日系主要5団体はカサビ聖市長に20年万博開催都市立候補への支援宣誓書を提出した。その中に聖市の立候補には日系コロニアを挙げ支援を行うことが記載されている。5団体の中で県連は何を担うのか。何ができるのか。今の県連にはアイデアはないだろう。「まだ8年ある」ととらえるのか、「8年しかない」ととらえるのか、意見が分かれるところだが、これまでの県連の活動を見ている限り、期待するのは無理だろう。目先のことだけにとらわれると、夢が持てなくなる。夢を持ち、その実現に向けて活動する行動力を発揮できるのは若い人たちだ。ロードレースにうつつを抜かす暇があるのなら、将来を描ける人を探すべきだ。(おわり、鈴) 2012年9月27日付
ニッケイ新聞 2012年9月25日付け 【パラー州ベレン発】汎アマゾニア日伯協会(生田勇治会長)は10日から5日間にわたり、同協会内で恒例の『日本週間』を開催した。83回目の「アマゾン日本人移民の日」(9月16日)を祝ったもの。終日、日本料理・習字・生け花・琴・折り紙・日本舞踊等のミニ講座とワークショップが開かれたほか、ベレン総領事館提供による日本映画「がんばっぺ フラガール」「ロック~わんこの島」などの上映会もあった。また、認知度の低い同移民の日の周知徹底を図るため、同協会は会場内に法令を掲示。4月に発足した北伯県人会協会(山本陽三会長、16道・県が参加)の存在も広く知らせるため、県の郷土食販売やパンフレット配布を行なった。14日は『アマゾン日本人移民83周年記念式典』も開催され、沼田行雄ベレン総領事夫妻、大岩玲首席領事夫妻、山田フェルナンド商工会議所会頭、ヴェネッサ・ヴァスコンセーロス市会議員や園田昭憲・県連会長をはじめ、約2千人が出席した。日伯両国歌斉唱と先亡者に向けた1分間の黙祷を行い、生田勇治会長と各来賓の挨拶の後、琴・太鼓・日本舞踊・剣道等アトラクションが披露された。最終日は、同協会前を通るクアトールゼ・デ・アブリル通りを閉鎖し、盆踊りやヨサコイソーランなど催しを行い、近辺の住民や通行人に喝采を浴びていた。北海道・群馬・香川・広島はジンギスカンや讃岐うどん、お好み焼きなどそれぞれの郷土料理を販売し、来訪者を喜ばせた。宮崎、福島、栃木も県の紹介を行なった。同イベントに出店したある県人は「新組織が出来たお陰で、母県の特産物を紹介できた。サンパウロに依存していては、思うような活動がままならない。将来に向けて明るい道が開けた」と喜んでいた。「今さら県人会なんて…」と反論する県もある中、聖市並みとはいかないまでも、北伯に合った活動が期待されていることは確かだ。(パラー州通信員 下小薗昭仁)
前回提起したロードレースは表面に浮上した現象面をとらえただけだ。県連代表者会議は目先のことだけを追い、中長期的な展望が全くないと言っていいだろう。年間の半分以上をフェスティバル・ド・ジャポンに費やしている。同祭は、単なる資金稼ぎで、黒字か赤字かで一喜一憂している。8月度の代表者会議で話題になったのが、来年の同祭の開催が危ぶまれていることだった。会場のイミグランテス展示場は聖州農務局の所有地だが、運営委託業者の入札が来年3月に行われるため、来年度の賃貸料などの交渉ができないことが問題となっている▼ 同祭は、北中南米最大規模の日本紹介展として定着しているため継続したいというが、賃貸料などの値上げが予想され、赤字になる可能性が高いのだ。9月度の代表者会議で継続か中止を決めなければスポンサー集めに影響が出てくる。なぜ先を急ぐのか。県連だけでなく、各県人会も同祭が「金のなる木」だからだろう。郷土食のブースで県人会の活動費を捻出しているところが多い。3万レアル以上の利益を上げているところも1県や2県ではない。同祭は、県人会の婦人部、青年部などを総動員して行うため活性化するし、求心力を増すことは理解できる。だが、もうけた金は何に使われているのか。会員相互の親睦に使っている県が多く、県人会の将来を考え有効利用しているところはどれだけあるのだろうか、と疑いたくなる▼ 同祭のマンネリ化は誰もが認めている。ならば、代表者会議で「なぜ継続が必要なのか」を話し合うべきだ。継続するにしても毎年開催する必要はないだろう。隔年でも4年おきでも構わないのではないか。必要なのは、同祭を開催することで県連及び県人会、ひいては日系コロニアがブラジル社会の中で何をアピールしていくのかを構築することが大切なのだ。この話を聞いた知人が「無理だよ。今の県人会長は5年後、10年後には席にはおらず、1年先しか考えられないだろう」と笑った。一国一城の主がこの状態では、目先の利益しか眼中にないということになる。50年、100年先を考えろとは言わない。5年、10年後を考えられない人間が集まって話し合っても、烏合(うごう)の衆でしかない。毎回1000人以上の若い日系人ボランティアが同祭で働いているが、単なる労働力だけを期待しているのか。彼らに顔向けができないだろう。(つづく、鈴) 2012年9月26日付
本紙アンケートに32県人会が協力 【既報関連】毎年、「移民の日」の6月18日に聖市イビラプエラ公園で行われている仏式慰霊法要。今年も例年通り執り行われたが、直後の同28日に開かれた県連(園田昭憲会長)代表者会議の席上で、慰霊碑委員の木原好規和歌山県人会長が慰霊祭の在り方について言及する場面があった。木原委員によると、同法要への持参を呼び掛けている「過去帳」の数が少なかったことから、県人会関係者の出席の少なさが浮き彫りになった。本紙では、各県人会の先亡者供養に対する思いを探るべく独自に制作したアンケートを県人会長らに実施。回答を得られた32都道府県人会では、9割を超える県人会が過去帳を所有していることなどが明らかになった。 各都道府県人会が管理している「過去帳」とは、亡くなった会員の名前をつづったもの。第5代目県連会長の故高野芳久氏のころから受け継がれている。県連は、各県人会へ今年の移民の日にブラジル仏教連合会(コレイア教伯会長)と共催で執り行った移民104年仏式慰霊法要に過去帳を持参するよう呼び掛けた。  ところが、当日提出された過去帳は30冊弱。複数冊持参した県人会もあったため、各県人会の過去帳の管理体制を疑問視する見方が出た。また、同法要への県人会関係者の参加が少ないことも明らかとなった。 このことに対し木原委員は、6月の代表者会議で「県人会長らが慰霊祭に出席しないのはおかしいことではないか」と批判。こうした背景を踏まえて、本紙は過去帳に関するアンケートを実施し、実態を調査した。 アンケートでは「移民の日にイビラプエラ公園で行われる慰霊祭で持ち寄ることになっている過去帳は持っているか」と問い、過去帳に関する思いを書き込める欄を設けた。回答は日本語での記入を求め、所属都道府県人会と氏名の記入は任意とした。 アンケートは、7月26日に行われた県連代表者会議に出席した県人会長らを対象に実施。32県人会から回答を得られた。その結果、過去帳を「持っている」と答えたのは29県、2県が「持っていない」、1県が「過去帳が何なのか分からない」との返答だった。 意見欄には、「イビラプエラ公園内で行われる仏式慰霊法要及び文協大講堂での仏式法要にも、毎年過去帳を持参している」といった意見もあれば、「過去帳を記入していない」「倉庫に眠っている」といった声もあり、各県人会で過去帳に対する思いに温度差が見られる結果となった。 アンケートに「過去帳を県人会で一番大事にしている」と書いた栃木県人会の坂本アウグスト進会長は、初めて過去帳を手にした時から大事に扱ってきたという。そして、同会長の母の名が過去帳に記載された後は、同会長にとってさらに特別なものになったそうだ。また、同県人会では毎年敬老会の日に行っている先没者慰霊祭でも過去帳を持参している。 一方、事務の受け継ぎや事務所を引っ越しした際に過去帳を紛失したり、記帳せず倉庫に眠ったりしているという県人会もある。紛失したというある県人会の現 会長は、今年の同法要に過去帳を持たずに出席した。ここ数年、法要に欠かさず出席しているという同会長は「過去帳を持って行くことは大事だけど、気持ちが 大事である」との見解を述べた。 また、日本生まれの同会長は「県人会長が2世、3世の世代になるにつれキリスト教信者が増加して、過去帳の継承や仏式による法要の参加は厳しくなっていくとのでは」という考えも示した。 園田県連会長は「会長が代わった際、前会長が過去帳について概要を説明し、引き継いでいくべきだ」と話し、現在の県人会長に責任があるのではなく、今まで過去帳を引き継いでこなかった状況の結果が、今になって徐々に表れ始めていると説明した。 木原委員は「県人会長には、県人会の代表として過去帳を持ち法要に出席する義務がある」と真剣な表情で話し、来年度以降の同法要へ過去帳を持参しての参加を改めて呼び掛けた。 2012年9月26日付