08/03/2026

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ニッケイ新聞 2012年6月7日付け  岡山県人会(根岸健三会長)は16日午前11時から、同会館(Rua da Gloria, 734)で『桃太郎フェイジョアーダ会』を開く。  さっぱりと脂の少ない味が自慢のフェイジョアーダの食べ放題は毎年好評。昨年は用意した3百食全てが売り切れた。  参加費は20レアルで、容器を持ってくれば持ち帰りも可。容器は会場でも2レで販売している。収益は会館の改修費に充てられる。  案内のため来社した同県人会の角南美佐子婦人部長と事務の佐々木さち江さんは「心を込めたフェイジョアーダに加え、美味しいカイピリーニャも用意している」と呼びかけた。  問い合わせは同県人会(11・3207・3487)まで。
ニッケイ新聞 2012年6月7日付け  栃木県人会(坂本アウグスト会長)による「第22回焼きそば祭り」が同県人会で3日にあり、1千人以上が具沢山の焼きそば目当てに訪れた。  午前11時半の開場を前に、持ち帰り用の焼きそばを購入するため会館を訪れたのは約3百人。同県人会の青年部・婦人部を中心としたスタッフは朝から大忙しだった。  調理担当の中内カズエさん(64、二世)は「大変だけど、たくさんの人に食べて貰えるのは嬉しいしやりがいがある」と大きな鍋を手に汗をぬぐった。  友人と訪れた横山レナトさん(70、二世)は「他でも焼きそばよく食べるが、栃木のものは野菜がたくさん入っていてボリューム満点。これ一つだけでお腹一杯になる」と満足の様子。  焼きそばの以外にも、天ぷら、餃子、甘酒などが販売されたほか、同県人会の三味線グループによる民謡曲の披露も。  他のスタッフとともに会場を走り回っていた坂本会長は「来場者の数が昨年より少し減ったのは残念だが、今年は県連の日本祭りに14団体が焼きそばを出すので、負けないように美味しいものを用意したい」とやる気を見せていた。
ニッケイ新聞 2012年6月7日付け  福島県人会(小島友四郎会長)による『第3回喜多方ラーメン祭り』が3日に同会館であり、3百食を完売した。  用意された食べ物のメニューは「喜多方ラーメン」のみ。壁には喜多方市から提供されたポスターや旗が飾られ、天井からは提灯が下がるこだわりぶり。約200人収容の会館は午前10時の開場とともに半分以上が埋まった。調理や配膳は同県人会の青年部25人が汗を流した。  「昨年は、ぬるいラーメンが出てきて呆れた」という小島百合子さん(53、二世)は「スープも麺も良くなっている。もちろん温かいしね」と冗談を交えながら質の向上を評価。正午からはビンゴ大会も開かれ、盛況だった。  来場者ら一人一人に感想を聞いていた曽我部威事務局長は「多くの人に美味しくなったと言って貰えた。7月の日本祭りにも出品するので、さらなる品質の改善に取り組みたい」とやる気満々の様子を見せた。
ニッケイ新聞 2012年6月7日付け  海外日系人協会(山田啓二会長)は現在、日本財団による奨学制度「日本財団日系スカラーシップ・夢の実現プロジェクト」の募集を受け付けている。  日本と居住国間の理解促進や地域社会の発展に貢献するための具体的な計画や夢を持つ若い日系人に対し、日本留学の機会を与えるための奨学金プログラム。主に中南米地域に居住する者が対象となる。応募資格要件は次の通り。  ▼日系人であること(国籍、学歴、訪日経験不問)▼原則として18~35歳▼海外日系団体の推薦を得たもの▼専門的な技術を身につけ、帰国後、 居住国・地域社会で活躍する夢を持つ者▼留学経験を活かして、両国の架け橋となる希望を持つ者▼留学生の自主的な活動、社会貢献活動に主体的に参加できる 者。  日本語能力については、日本の留学先での講義や日常生活に支障がないレベルが望ましい。  合格者には往復航空運賃、受験料、入学金、生活費などが支給される。  募集人数は5名程度で、選考は書類による1次審査、面接による2次審査があり、合格発表は10月末。  応募は7月31日までに日本の同協会宛に必要書類を送付のこと。EメールやFAXでの送付は不可。  詳細ならびに必要書類の入手方法等は同協会ウェブサイト(http://www.jadesas.or.jp/)まで。
ニッケイ新聞 2012年6月6日付け  高知県人会(片山アルナルド会長)は先月27日、静岡県人会会館で「第18回カラオケ大会・高知文化祭」を開いた。  ピニェイロス区の会館で開いていた恒例のカラオケ大会に加え、昨年から会場をリベルダーデに移し、郷土食や高知の文化を伝える催しともなっている。  壇上には前会長の高橋一水、マリア夫妻による皿鉢料理、県人会所有で高知名物の尾長鳥の剥製、土佐犬の模型が並んだ。よさこい祭りの映像も流され、竜馬会もブースを設置した。  70尾を仕入れたというカツオのたたき、ぺスカーダを使った姿寿司の売れ行きも上々。正午過ぎには売り切れるメニューが出るほどの人気ぶりを見せた。地階の会場ではカラオケ大会も盛り上がった。  鯛におからを詰め込んだ料理『蒸し』を購入した60代の男性は「今晩の一杯が楽しみ」と笑顔を見せていた。
県連(園田昭憲会長)は5月31日、5月度代表者会議を文協ビルで開き、「ブラジル日本都道府県人会連合会基金」(以下、県連基金)に交付申請していた石川、岩手、長崎の3県人会の申請が承認されたと発表した。 県連基金委員会(小山田祥雄委員長)によると、石川県人会が申請したのは、今月行われる文化祭の開催資金で、交付される金額は600レアル。岩手 県人会には5月 27日にわんこそば祭りと合わせて行われた東日本大震災写真展のパネル費用として600レアルが交付が決定した。また、長崎県人会には県人会創立50周年 記念誌製作費用として1300レアルが承認された。 県連基金は2012年度、5万レアルを予算に組み込んでおり、3月の代表者会議では三重県人会が申請した「三重県人移住100周年記念史編纂事 業」と北海道・東北ブロックが5月6日に開催した「東北・北海道運動会」の2件に、それぞれ1500レアルと5000レアルが交付された。 会議の中で、小山田委員長は「全都道府県に交付したいので、どんどん申請してください」と出席した代表者らに呼びかけていた。 2012年6月7日付
高知県の展示を行う婦人部たち 高知県人会(片山アルナルド会長)主催の「第18回カラオケ大会と文化祭」が5月 27日、聖市リベルダーデ区の静岡県人会館で開催された。 同県人会は従来、聖市ピニェイロス区の県人会館でカラオケ大会のみを開催していたが、片山会長の提案により昨年から県の郷土品などを広く一般に紹介することを目的とした「文化祭」をカラオケ大会と組み合わせて開催している。 会館地階では高知県名物の「皿鉢料理」をはじめ、坂本竜馬像の写真、土佐犬の木工品などが飾られ、来場した人々の目を引いていた。 また、鯛(たい)におからを詰め込んだ「蒸し」、「鰹(かつお)のタタキ」「姿ずし」など婦人部手作りの郷土料理は、昼過ぎには完売するなど盛況を博した。 2012年6月5日付
東京都友会(坂和三郎会長)は、8月3~5日の日程で行われる週末旅行の参加者を募っている。 同会恒例の同旅行、今年の目的地は聖市からバスで約3時間のリンドイア。3日午後6時にリベルダーデ広場を出発し、同9時に宿泊先に到着。4日は隣町のセーラ・ネグラで観光や買い物を楽しむ。5日午後6時ごろ、リベルダーデ広場に到着予定。 料金は2人部屋使用で1人590レアル。旅行代金には、バス代とホテル代、全食事が含まれる。 坂和会長は「若干の空席があります」と話し、参加を呼びかけた。同会員でなくても参加できる。 問い合わせや予約は、旅行会社タイヨー・ツールの中島さん(電話11・5573・6177)まで。 2012年6月2日付
ニッケイ新聞 2012年6月1日付け  「沖縄の人に我々の思いを忘れないでほしい」――。沖縄県が先月15日、本土復帰から40年を迎えるにあたり、ブラジルを代表して訪沖した沖縄 県人会の与那嶺真次会長(62、三世)は前日14日、県庁敷地内に建つ『復帰記念』碑の修復作業を行なった。在伯沖縄協会(県人会の前身)の屋比久孟清会 長らが尽力、75年に建てたものの老朽化が進んでいた。与那嶺会長は「ブラジルの若い世代に、復帰までの歴史を伝えていきたい」と話している。  現地の新聞にも大きく取り上げられた。「ブラジルから石碑が贈られたことを、今一度思い出してもらうのに良かったと思う」。先月29日に来社し、報告した与那嶺会長はしみじみとそう語った。  在伯県出身者は復帰への思いが強かったという。その思いを形にしたいと、南米からの慶祝団と共に75年の海洋博におとずれた屋比久会長らが一枚 岩を探し、寄付を募り建立した。「平和豊かにとわに栄えゆく ふるさとの夜明けを讃えん」という一行で締めくくられた屋比久氏の詩も刻まれた。  しかし、長い年月で字も薄れ、埋め込まれたメノウが剥がれ落ちる状態だったことから、沖縄ブラジルネットワーク「アミーゴ会」の会長で、75年当時屋比久会長らを旅行社として受け入れた与那城昭広さんが、沖縄県人会に連絡していた。  与那嶺会長は関係者に見守られながら、ブラジルから持ち込んだ紫、黄緑など色とりどりのメノウ3キロを剥がれ落ちた部分に貼り付け、ペンキも塗り直した。清掃作業も行うなどし、先人の沖縄に対する思いを噛み締めたようだ。      ■     式典は15日午後4時から、政府と県の共催で宜野湾市のコンベンションセンターであり、野田佳彦首相、衆参両院議長、仲井真弘多知事をはじめ、県内の市町村長、企業や団体代表者ら約1200人が出席した。  ブラジル、ボリビア、亜国、ペルー、メキシコ、米ロサンゼルス、カナダ、ハワイ、フィリピンなどから県系コロニアの代表も招待され臨席した。  翌日16日、与那嶺会長は各国代表者とともに仲井真知事と面会。「沖縄県青年会館」でブラジル沖縄協会(西原篤一会長)の会員に講演も行った。
ニッケイ新聞 2012年6月1日付け  【パラー州ベレン発】 ベレン日系協会(小山拓雄会長)は、日語学校第13回日伯文化祭を5月20日午前10時より汎アマゾニア日伯協会神内講堂で開催した。  日伯文化祭には、パラー州選出連邦議員ゼナルド・コウチーニョ氏(同文化祭名誉会長)、沼田行雄(ゆきお)在ベレン総領事、大岩玲(れい)首席 領事、生田(いくた)勇治日伯協会々長、及川定一(おいかわ・ていいち)援協会長、田辺軍司(ぐんじ)サ・サンタイザベル日伯協会々長、小野重善(しげよ し)パラー高拓会々長、沼沢末雄農大学長夫妻が来賓として来場したほか、約1200人の参加者で賑わった。  日伯文化祭は、開拓先亡者への1分間の黙祷、日伯文化祭名誉会長の挨拶や来賓挨拶の後、15のプログラムに分けて披露された。  ベレン琴の会の早春賦・茶摘み・故郷の演奏で開幕、花柳龍駒会の日本舞踊、山口ペードロ空手道場の空手の型、日語学校生徒によるコーラス、パ ラー剣道クラブによる剣道の実演、新世界クラブによるヨサコイソーラン、日伯協会の太鼓クラブ「こどん」による演奏などで盛り上がった。  武道部門を例にとっても、山口師範の指導による空手の隆盛は勿論だが、特に山科元日伯協会事務局長が指導して始めた剣道が、ブラジル人の指導者を得て受け継がれ、ブラジル人社会に根付いている。  日本舞踊、琴、日語学校の寸劇などの発表の場を提供しているベレン日系協会の日伯文化祭は、日頃鍛錬を続けている者の発表の場として無くてはならない存在。ベレン日系協会の今後の活躍が期待される。(下小薗昭仁パラー州通信員)
  北海道協会(大沼宣信会長)は、5月27日午前11時から聖市ビラ・マリアーナ区の同協会会館で恒例の「第11回北海道祭り」を開催した。 この日は聖市内で数多くのイベントが行われたが、会場は満席となり、400人以上が焼きニシン、焼きイカ、北海チラシなどの北海道名物を味わった。 初めて焼ニシンを食べたという女性は、「こんなにおいしいとは知らなかった」と満足した様子だった。 2012年6月1日付
ニッケイ新聞 2012年5月31日付け 土曜日(2日) レジストロ寿司祭り、午後6時、ベースボールクラブ(Avenida Clara Gianotti de Souza, 1500, Registro)、日曜日(午前11時~)も◎懐メロ合唱の集い、正午、老ク連会館(Dr. Siqueira Campos, 134)◎カポエイラフェスタ、午後3時、聖市ピニェイロス区のAssociacao Cidade Escola Aprendiz(Rua Padre Joao...
ニッケイ新聞 2012年5月31日付け 栃木県人会(坂本アウグスト会長)は『第22回ヤキソバ祭り』を6月3日午前11時半から、同県人会館(Rua Capitao Cavalcanti, 56, Vila Mariana)で開く。午後3時まで。一皿14レアル、前売り券は27日まで12レで販売中。婦人部が試行錯誤して編み出した、特製アンが人気の秘密。豚・鶏・牛の骨や生姜、葱など香味野菜を12時間煮込んで出汁を取る。昨年は前売り券だけで700皿、毎年1200食程を売りさばく。他にも寿司、餃子、天ぷら、甘酒、デザートも販売される。来社した坂本会長、婦人部の尾身千枝子部長、沖山ジャネッチ書記は「婦人部の心のこもった美味しいヤキソバです。ご家族でご来場ください」と呼びかけている。前売り券の購入は同県人会員、もしくは県人会(11・5579・4166)まで。
7月から自身過去最大規模で 創作活動のため15年にわたり日伯間を行き来している東京芸術大学講師で画家の森ジュリオ一浩さん(62、3世、千葉県在住)が、今年もブラジルを訪れた。今回は2月29日から5月18日までの日程で滞在した。森さんは今年、鹿児島県南部の枕崎市で自身にとって過去最大の規模となる回顧展の開催が決定している。同展に向けた取り組みやブラジルの制作環境、現在の作風に至るまでの経緯などを語ってもらった。 森さんは、1997年から日本とブラジルを行き来する生活を続けている。一時は1年の半分をブラジルで過ごしていたが、近年は3カ月程度滞在して創作に打ち込んでいる。 創作の場にブラジルを選んだことについて森さんは、「開放的になるからか日本で普段使えないような色を使うことができる」と話す。 森さんの絵は日本では「西洋風」と言われることもあるが、黒の油絵の具を使い、書道のように一筆書きで書いた線を基調とした作品は、日本以外では東洋風に感じられるのだそうだ。森さん自身は「その狭間にいる状況を楽しんでいる」と明るく笑った。 今年は滞在中「1日2枚くらい」を目安に、大小合わせて「45枚は描く」ことを自身に課した。アトリエとして使った鹿児島県人会館では、床に青い敷物を広げ作品を部屋いっぱいに立てかけて制作を進めた。 森さんによると、近年は「4パターン(の作風を)持っている」。現在制作している絵の方向性が確立したのは、40代だという。 それまでの森さんの絵は、工芸的で硬い雰囲気だった。方向性も紆余(うよ)曲折していたという。しかし、そのころ行った個展で「風の風景」という作品を発表した際、「新作だったその絵を見て、今後の自分のスタイルはこれかなと思った」(森さん)。それが現在の作品の原点となっている。 森さんは画家の作風について「ずっとスタイルが変わらない人もいるが、僕は変えていきたいタイプ。昔の画風に戻ることはない」との見方を述べた。その上で、「表面はだいぶ変わってきているが、根底にあるものはそう変わらない」との持論を展開する。 そんな森さんは今年7月29日から約2カ月間、母方の祖父母と父親の出身地で、自身も日本へ移り住んだ4歳から十数年間過ごした鹿児島県枕崎市にある文化施設「南溟館」(なんめいかん)で開かれる回顧展でこれまでの作品を披露する。 同展は、森さんいわく自身にとって過去最大の規模で行われるもので、今回の滞在中に描いた作品も8点展示する予定だという。なお、今回の滞在で制作した作品は約 50点。そのうち約10点を持ち帰った。 同展では新作のほか、過去にブラジルで発表した日本未公開の作品も展示する。「森さんの絵は他にない色の不思議さがある」という日本の森さんのファンも、開催を楽しみにしているはずだ。 2012年5月31日付
ニッケイ新聞 2012年5月30日付け ブラジル福島県人会(小島友四郎会長)は6月3日午前10時から、同会館(Rua da Gloria, 721)で『喜多方ラーメン祭り』を開く。味付けの指導を行ったのは、JICAシニアボランティアとして昨年7月から在伯している武藤啓一さん(61、福島)。渡伯直前まで喜多方市役所産業部のマーケティング部長として喜多方ラーメンの普及、振興に努めてきた。3回目となる今回、喜多方市からハッピと暖簾も寄贈された。300食限定で予約も受け付ける。チケットは当日・予約ともに20レアル。ビンゴカードが3枚付く。案内のため来社した同県人会の曽我部威事務局長と武藤さんは「多くの人に喜んでもらえるようなものを作る。ぜひ食べてみて欲しい」と参加を呼びかけた。予約・問い合わせは同県人会(11・3208・8499)まで。
ニッケイ新聞 2012年5月30日付け ブラジル岩手県人会(千田曠暁会長)は27日、リベルダーデ区の同会館で「第6回わんこそば祭り」を開催し、約300人が訪れ大賑わいを見せた。母県の復興を願い、婦人部の皆さんによる千羽鶴などの折り紙の飾りが会場を彩った。そばは日本製で餃子がつき、ツユは鰹節、しいたけ、昆布だしなどで調整された千田会長のお手製。紅ショウガ、わさび、ねぎ、玉子、昆布など薬味もたっぷりついて、来場者は満足そうにそばをすすっていた。お椀に入った一口分のそばを三分間で何杯食べられるかを競う、恒例の早食い大会も行われた。今年は200皿を買い足し「一口分が多かった」との昨年の出場者の指摘を受け、一杯分を少なめに準備された。老若男女の笑い声と声援が響く中、そばが追いつかないほどの勢いで、出場者は顔中に汗を流してかき込んだ。また同県人会の太鼓グループ「雷神太鼓」の迫力ある演奏が会場を盛り上げ、早食い大会の女性の部もあった。「ツユを毎回同じ味にするのが難しい。これでいいのかな、と試行錯誤の上で作った」という千田会長。「大勢の人に来てもらえてありがたい。足りなくて、追加でツユを作りましたよ」と嬉しい悲鳴を上げていた。
ニッケイ新聞 2012年5月30日付け 宮崎県串間市の使節団が25~27日の3日間、イビウーナ市との姉妹都市提携25周年を記念し、同市を訪問した。25日には市役所と文協を表敬訪問、26日には同市最大規模の祭りの視察、27日には文協であった記念式典に参列した。同市の森光昭副市長(78)は12年間途絶えている人材交流事業について「より親交を深めたい。再開できれば」と前向きな姿勢を見せていた。 串間市は宮崎県の最南端に位置する人口約2万人。マンゴーやきんかん、海の幸などが名産。同市出身でイビウーナの日本語学校で教師を務めた岩下鉄太郎さん(88)と、使節団の一人で当時市長だった山下茂さん(75)の尽力により、1987年に姉妹都市として提携。毎年双方から研修生を派遣するなどの交流を行ってきたが、ブラジルの経済状況の悪化や治安面での不安から、2000年を最後に交換留学事業は停止となった。以来、関係性が途絶えがちになっていたが、今年の節目を迎えるにあたり両市関係者が調整。今年3月にイビウーナ側の招待という形での使節団訪問が決まった。訪問団は、森副市長、山下元市長、門田国光市議会議長(67)、ジュリアン・ブランド国際交流員(24)、野辺大介総務課主事(29)の5人。3日間滞在し、同地の視察を行った。訪問初日の25日、シュハスコを楽しんだ昼食会の後、市長への表敬訪問のために市役所を訪れた一行を出迎えたのは、日伯の国旗を持ち、紅白の浴衣・法被を着た地元小学生約50人。山下元市長以外は初来伯だという使節団を「クシマ・クシマ・クシマ」の大合唱で歓迎した。エントランスではブラジル人歌手による祝福の歌が披露され、市庁舎前で提携25周年を記念する記念碑のお披露目も行われた。熱烈な歓迎に門田市議会議長は「感動で言葉が出ない」と感慨深げ。イビウーナ文協に移動した後は、併設する日本人学校のおやつの時間に参加。簡単な日本語で会話するなど、児童との交流を楽しんだ。翌日には、日系人経営農場やイビウーナ市最大の祭りであるサン・セバスチャン祭りを視察した。27日に文協サロンで行われた記念式典には、25年前の市長であるゼジット氏も出席。森副市長、村松弘一イビウーナ市長は、来賓挨拶で今後さらに交流を深めていく意思を確認した。山下元市長はイビウーナ側の歓待に対し「来て良かった。私たちの訪問を心から喜んでくれているのが伝わってきたことが一番嬉しい」と満足げに話した。イビウーナ訪問に先立ち24日、ブラジル宮崎県人会は串間市の使節団の歓迎会を同会で開いた。35人が参加し、地元宮崎の話に花が咲き、賑やかに行われた。谷広海会長は「出身者の情報交換、交流の面で日本からの県人を迎えるのは非常に意味がある。ブラジルまで来てくれてありがとうという感謝の気持ちが一番」と歓迎の意を示した。
「サーターアンダギー(沖縄風ドーナツ)の作り方を教えてほしい」―。ミナス・ジェライス州南部のバルジニア市に住む宿利夏子(しゅくり・なつこ)さん(70、大分)が沖縄県那覇市に依頼した手紙の内容が、地球を一周して聖市の沖縄県人会(与那嶺真次会長)本部に寄せられた。同県人会事務局では、宿利さんからの依頼で11年前にも同じレシピ(レセイタ)を送っていたが、家の改修工事をした際に失ったとして宿利さんが那覇市に手紙で問い合わせていた。同県人会では、「ナイチャー(沖縄県人以外の日本人)の人に興味を持ってもらってうれしい」と喜んでおり、改めてレシピを送る考えだ。 宿利さんが2001年6月30日付で聖市の沖縄県人会本部あてに送った手紙には、当時のNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」で「おばぁ」役の平良とみさんが作っていたサーターアンダギーを見て、「名前は分かりにくくて知らないのですが、あの丸いメリケン粉で作った揚げ物の作り方を知りたい」という内容が記されている。 宿利さんは、柔道家の夫とともに1971年に移民として渡伯。7年間聖市に住んだ後、サンパウロから北東に約300キロ離れたバルジニア市に転住した。同地は日本人が「数えるほど」(宿利さん)しかおらず、沖縄県系人も住んでいない。日本食品店もないため、饅頭などの和菓子類も自分で作るしかすべがない。 サーターアンダギーについて宿利さんは、「日本に行った時に大分県かどこかで食べた覚えがあり、すごくおいしかった」と振り返り、テレビで見て自分でも作りたいと思った。 01年当時、宿利さんからの手紙を受け取った同県人会の与那覇朝昭事務局長は婦人部に協力してもらい、独自のレシピを送った経緯がある。 しかし、「5~6年程前に自宅の改修工事でレシピを失くしてしまいました。その後、孫に作ってやろうと思い、ほかで調べたレシピで作りましたが、どうもうまくいきませんでした」と宿利さん。当時から10年以上がたち記憶もあいまいで、聖市の沖縄県人会に知り合いがいないとし、今回那覇市に直接手紙を書いたという。 その結果、今月半ばに那覇市総務部の平和交流・男女参画課から、宿利さんからの要望についてのメールが同県人会事務局に届いた。与那覇事務局長は11年前にレシピを送った同一人物であることに気付き、保管してあった手紙の電話番号に連絡し、改めて宿利さんにレシピを送ることを約束した。 「ちょうど、7月の日本祭りには県人会で沖縄そばなどとともにサーターアンダギーも作って売ることだし、タイミングが良かった。宿利さんという名前が珍 しく、ミナス州と遠い地方のナイチャーの人から手紙が届いたので何となく覚えていたが、まさか同じ人から10年以上たってからまたレシピを依頼されると は」と与那覇事務局長は驚くとともに、ウチナーンチュ以外の日本人が母県の味に興味を持ってくれることに喜びを表している。 サント・アンドレー支部会員でもある同事務局長は、同支部元婦人部長の山城千枝子氏に協力を依頼し、近いうちに改めてレシピを送る考えだ。 2012年5月30日付
岩手県人会(千田曠曉会長)は27日、聖市リベルダーデ区にある同会館で「第6回わんこそば祭り」を開催した。 千田会長が「コロニア名物」と誇る同祭の目玉は、わんこそばを食べる早さを競う「競技の部」。競技は、3分間で何杯のそばを食べられるかを競うもの。今回は男女別に4戦行われ、午後1時ごろ男性5人による「無差別の部」の1回目が行われた。 司会者の笛を合図に競技が始まると、会場に集まった来場者はそばを食べるはしを休めて出場者の食べっぷりに見入っていた。途中、そばの入ったわんが11杯乗った盆が何度も補充されるなど、出場者は順調にはしを進めた。 競技終了後は、わんにそばを補充し続けた給仕係が何杯食べたかを集計。出場者と来場者は、固唾をのんでその様子を見守った。その結果、舞台左端でそばを流し込んでいた同競技の常連出場者、村上ビセンテさん(55、3世)が98杯という記録を打ち立てて見事優勝。2位以下を大きく引き離して常連の貫禄を見せつけた。 村上さんは千田会長から優勝杯と証明書を受け取ると、「6回目でやっと優勝できました」と満面の笑みを見せた。村上さんは日ごろから自宅で練習を重ね、絶食したのち競技に挑んだという。勝因として給仕係と呼吸が合っていたことを挙げ、初出場で76杯の記録だった藤井尚仁さん(35、神奈川)に対して「そばをつぐ人が良ければ、彼は量的には120杯いけていた」と今後に期待を寄せていた。 全戦の結果は次の通り(敬称略、カッコ内の数字は完食記録)。 【無差別1回目】優勝=村上ビセンテ(98)、2位=藤井尚仁(76)、3位=池津丈司(70)。【女性の部】優勝=菊地マリーザ(85)、2位=近澤マリナ(60)、3位=青木アウレア(42)。【無差別2回目】優勝=高橋カルロス(83)、2位=奥田ホジェル(74)、3位=ルイス・フェラース(73)。【無差別3回目】優勝=岡田ダニエル(97)、2位=近澤ひろし(95)、3位=アラン・ハッサン( 84)。 2012年5月30日付
青葉健康生活協会(中沢宏一会長)主催の6月度青葉祭りが、2日と16日に聖市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開催される。 同祭では、ADESC(農協婦人部連合会)による恒例の手作り食品やカッポン・ボニート地方の有機生産物などが販売されるほか、薬草相談、指圧なども行われる。 2日は午前8時半と午後1時半に、ADESC主催の子供絵画教室も開かれる。 同会館3階の食事処では、2日が天ぷらうどん、ソース焼きそば、餅料理各種。16日がはらこ飯、さんま焼き定食、イカポッポ焼き定食などが販売される。 開催時間は両日とも午前7時から午後3時ごろまで。 問い合わせは宮城県人会(電話11・3209・3265)。 2012年5月30日付