07/03/2026

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「心の交流ができた」 【既報関連】サッカー日本代表のサポーター集団で東日本大震災の被災地支援を行っている「ちょんまげ隊(角田寛和隊長)」は12日から16日、被災した宮城県牡鹿(おしか)半島の中学生4人をブラジルに招待し、14日行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)の日本対コートジボワール戦をペルナンブコ州レシフェ市内の競技場で観戦した。15日には、サンパウロ(聖)市リベルダーデ区の宮城県人会館で角田隊長(51、千葉)から被災地支援報告会が行われ、16日にはサンパウロ日本人学校、聖市サッカーチームのジュベントス、イタケーラ市立ベネジット・カリスト校を訪れ交流を図り、それぞれの場で中学生から被災地支援への礼が述べられた。 今回日本から来た被災地の中学生たちは、古内蓮君(中3、宮城)、松川千紘さん(中2、宮城)、佐藤楓さん(中2、宮城)、古内海希さん(中2、宮城)の4人。14日午後10時からレシフェ市で行われた日本戦を観戦後、夜中の便で聖市に入る厳しいスケジュールの中、15日正午過ぎからは宮城県人会館で懇親会・被災地報告会が行われ、約30人が集まった。 はじめに角田氏からちょんまげ隊の活動と被災地支援の報告が行われ、時に目に涙を浮かべ、時にユーモアと笑いを交えながら被災地の復興の状況を伝える角田氏の話を来場者は真剣な表情で聞いていた。 続いて被災した中学生たち4人から被災当時の様子や、ブラジルや日系社会からの支援に対する礼が述べられ、さらには「感謝の舞」としてソーラン節が披露された。 被災した中学生からの直接のメッセージを受け取った来場者からは温かい拍手が送られ、涙を浮かべて話を聞いていた後藤信子さん(71、宮城)は、「あの時を思って胸がいっぱいになってしまい、一生忘れられないものとなりました。子どもたちは思っていたよりも元気な様子で良かった。これからの世代を背負っていけるように頑張ってほしい」とエールを送った。 16日午前9時半からちょんまげ隊一行は、サンパウロ日本人学校で小学校5年生から中学校3年生までの約100人の生徒たちとの交流会を実施。生徒たちは角田氏や被災した中学生たちの話をうなずいたりしながら終始真剣な表情で聞き入っていた。 また、ちょんまげ隊から「震災支援を忘れていません」という感謝の気持ちが込められた「バレウ(ありがとう)ブラジル!!!」と書かれた青いTシャツが生徒全員にプレゼントされた。 最後に東北の復興と日本のW杯での勝利を祈って「オーオーオー!」と肩を組んで円陣になりながら応援歌を歌って一体となった一同を見て、村石好男校長(55、東京)は「生徒たちの心の交流ができた」と充実した表情で振り返った。 参加した同校生徒の小林優真君(14、栃木)は、「今こうして学校に通うことができていることなど、当たり前に思っていることの大切さに気付きました」と感想を述べた。 サンパウロ日本人学校の後に一行が向かったのは、聖市モッカ区に本拠地を置くサッカークラブ「CAジュベントス」のスタジアム。震災後多くの支援をしたブ ラジルサッカー界への感謝を示すために表敬訪問を行った。このため、元ブラジル代表でJリーグでも活躍したジウベルト・カルロス・ナシメント氏が駆け付 け、芝生のピッチの上で中学生たちはうれしそうな様子で同氏との記念撮影やボールを蹴り合うなどして交流を図った。 中学生たちから同氏に対してポルトガル語で自己紹介や支援に対する感謝の言葉が述べられ、同氏は「子どもたちが来てくれなかったら僕もこんな素晴らしい経験はできなかった。こちらこそありがとう」と終始優しい表情で答えた。 最後に一行は宮城県人会と親交があるイタケーラ市立ベネジット・カリスト校(ジルバーナ・アルメーダ校長)を訪れ、12、13歳のブラジルの生徒たち13人と交流会を行った。 日本の文化を学んでいるという生徒たちは、浴衣姿で踊りや歌を披露し一同を歓迎。角田氏からの被災地報告会も行われ、「今日来ている4人中3人は家を無くした」との話を聞くと生徒たちは驚いた様子で、中には涙を浮かべる生徒もいた。 4人の中学生たちは同所でもソーラン節を披露。締めくくりは会場全員で炭坑節やサンバを踊り、照れくさそうにしていた生徒たちからも明るい笑顔がはじけ飛んだ。...
日系5団体と在聖総領事館による「ブラジルW杯日本人訪問者サンパウロ支援委員会」が、14日午後8時から文協ビル内の貴賓室で、日本対コートジボワールの観戦イベントを行った。試合前にはサンバ隊も登場し、歌と踊りで300人以上の来場者を楽しませた。得点機にはニッポンコールの大歓声が沸き、駐在員家族やコロニア、日本人観光客も一体となり、序盤の先制点の時には最高潮の盛り上がりを見せた。来場者が顔に日本国旗をペイント、必勝はちまき、タオルマフラーをするなど賑わう会場には、両国旗柄のちょうちんも飾られた。プロジェクターから映し出されたスクリーンに観客は終始釘づけ。超満員となった貴賓室には、液晶テレビ3台が増設された。阿部真樹子さん(72、青森)は「みんなで盛り上がれる雰囲気はやっぱり良いですね。移住50年が経つのでブラジルには恩があるが、思い入れはやっぱり日本」と声を弾ませた。元青年文協の渡辺裕樹さん(36、二世)は「日伯戦なら伯国を応援する」と話したが、妻のジュリアーナさん(37、三世)は「日本人の血を受け継いだことは誇り。心は日本人です」との思いを口にした。家族、友人らと来場した会社員の佐藤ジエゴ雄剛さん(26、四世)は「日系人みんなで声援を届けたい。本田、香川にがんばってほしい。グループリーグ突破を信じています」と熱く語った。清原エミリアさん(51、二世)は「ハラハラドキドキして見ていました。家族で見るよりも一体になってパワーを送れたと思うが…負けたのは残念」という。夫が駐在員の小幡知保さん(46、静岡)は、「試合会場に行けない分、雰囲気は楽しめたが敗戦は悔しい。同県出身の長谷部を応援していました。第2戦はナタルへ応援に行きます」と期待を込めた。木多喜八郎文協会長は「結果は残念だが、会場の盛り上がりは最高だった。日系社会の結束の強さは見せられたと思うが…。次こそはなんとしても勝ってほしい」と願った。 宮城の観戦会には20人 この日は宮城県人会(中沢宏一会長)もホールを開放し、大型スクリーンを使って観戦会を実施した。日系人や邦人旅行者20人ほどが訪れた。世界各国を回る新下正則さん(33、大阪)は、「ファンフェスタ会場は、すでに別の音楽イベントが行われていた。午後10時からの日本戦は放映がなかったよう。バールやレストランも閉まっていて、みんなで見られる場所を探していたのでありがたかった」と話した。中沢会長は「次はなんとしても勝って」と悔しがった。同県人会は19、24日にも観戦会を行う。
ニッケイ新聞 2014年6月17日 日本で病気療養中だった大部一秋ウルグアイ駐在特命全権大使が、先週後半に病院で亡くなった。享年62。1952年神奈川県生まれ、75年に創価大学を卒業後、外務省に入省。2008年から12年まで在聖総領事、13年からはウルグアイ駐在特命全権大使を務めた。在聖総領事時代には3年半の間に106カ所の集団地を164回も訪問して多くの行事に出席、日系社会から大いに親しまれた。盛大な送別会が開催された時、大部さんは「心はサンパウロに残る」との言葉を残し、惜しまれながら帰国した。東京都で19日午後6時から通夜、翌20日午前10時から告別式の予定。詳細については告別式の後、外務省から公式に発表されるという。
愛知、和歌山、大分、滋賀、長野の5県人会が出店した第16回屋台祭りが1日、サンパウロ市リベルダーデ区の愛知県人会館で開催され、当日は約300人が来場する大盛況となった。 会場は昼時になるとぞくぞくと来場者が訪れ、各県の屋台前には行列ができていた。各県人会とも和気あいあいとした雰囲気で調理や接客を行っていた。 舞台上ではビンゴ大会や参加者によるカラオケも行われ、一層のにぎわいを見せた。 今年で2回目の参加となる長野県人会は今回新たに、しいたけご飯を提供。同県人会の杉本みどり理事は「ある日、婦人部の方が作ってきていて、会員に好評であったから」と選定のいきさつを述べた。同県人会は毎年新たな料理を提供する予定だという。 和歌山県人会は恒例のお好み焼きを販売。こだわりは、ふんだんに使用した小エビとふっくらとした焼き上がりだ。木原好規会長は「もう10年もやっているからチームワークはばっちり」と笑顔で話した。 会場では1974年度の日本留学生訪日団の12人が同窓会を行っていた。石原傑さん(2世、69)は「ここは場所も良いし、おいしいものも食べられる。次回の同窓会でも利用したい」と同祭をきっかけとした旧友との再会を喜んだ。 愛知県人会の沢田功会長は「ぜひ来年も同じようにやっていきたい」と充実した表情で同祭を振り返った。 2014年6月18日付
サッカー・ワールドカップの日本対コートジボワール戦が行われた14日夜、サンパウロ(聖)市でも文協ビル、三重県人会、宮城県人会など各所で観戦イベントが実施された。 【文協ビル】 ブラジルワールドカップ日本人訪問者支援委員会(委員長=木多喜八郎文協会長)が主催、リベルダーデ区の文協ビル貴賓室で行われたイベントには250人以上が訪れ、日本代表に声援を送った。 会場には大型スクリーンと3台のテレビを設置。日本代表の青いユニホームを身に着けたサポーターが貴賓室を埋めた。 佐藤逸恵さん(54、3世)と雄剛さん(26、4世)親子は、「いつも日本戦は家で見るけど、今日は日系人が集まって応援すると聞いてやって来た。スタジアムのように盛り上がれて楽しい」とこのイベントを楽しんだ様子。 「必勝鉢巻き」を頭に巻き、大きな声で会場を盛り上げていた西坂幸二さん(29、4世)は、「今日は兄弟やいとこなど家族10人で来た。応援するのはブラジルではなく絶対に日本。日本人の心を持っているから。こんなに多くの日系人が集まることはなかなかないので驚いた」と話した。 駐在3カ月目で家族で来場していた伊藤尚洋さん(39、静岡)は、「これだけの人が集まっていてびっくり。知らない人ばかりだが、一緒に応援することで距離が近くなれるかなと思ってやってきた」という。 試合開始に先立って琉球國祭太鼓が演奏し、続いてサンバチーム「アギア・デ・オウロ」が出演。ダンサーはブラジルと日本のユニホームにちなんだ黄・青色の衣装で登場し、来場者をはじめ、福嶌教輝在聖総領事や支援委の各団体代表らもステージに上がり、雰囲気を盛り上げた。「皆さんに喜んでもらえるようプレーしたい」などと決意を語る日本代表メンバーのビデオメッセージも上映された。 午後10時のキックオフの笛の音と共に、立ち見客も出るほどの会場から一斉に「ニッポン」コール。「バイ(行け)、バイ、バイ」と声援が飛び、一つのパスカット、一つのクリアボールに歓声が沸き起こる。前半に本田圭佑選手が待望の先制点を挙げると、皆立ち上がり、抱き合いながら「ニッポン!ニッポン!」と絶叫して喜びを爆発させた。 最前列で応援していたロベルト・シャカスさん(27)とのリジア・トレドさん(22)は、「本田選手のファンで、今年結婚する私たちのためにゴールを決めてくれたと思った」と笑顔で喜んだ。 その後は攻め手を欠き、防戦一方となる日本代表。相手からシュートが打たれて外れる度に、悲鳴と安堵(あんど)が入り混じった声が聞かれ、ゴールキーパーの川島選手の立て続けのセーブに歓声が上がった。後半コートジボワールに2点を決められ逆転された後も、最後まで「ニッポン」コールは続いた。結果は2―1で日本が敗れたが、試合終了後、会場全体から大きな拍手が日本代表へ送られた。 最前列で応援した福嶌総領事は、「日系団体と青年部の人たちのアレンジで予想以上に集まった。サンパウロだからこれだけの人が集まる。日本を応援する気持ちを感じた」と同イベントを振り返る。試合の結果に「今はつらい」と残念そうな様子ながら、残り2試合の健闘に期待を寄せていた。 2014年6月17日付
文協貴賓室で14日夜に行われたサッカー・ワールドカップの日本対コートジボワール戦観戦イベント。会場には日本代表メンバーのサイン入りユニホームとともに、母国への応援メッセージを寄せ書きしたブラジル国旗2枚が飾られた。 これは滋賀県青年読売会(鈴木豊会長)が企画し、同県湖南市内の8小学校に通うブラジル人子弟がメッセージを寄せたもの。同市は人口の3・8%がブラジル人、約100人の子弟がいる。同会が5月末に各校を訪ねて子供たちに書いてもらい、国旗の運搬にはNPO法人チャレンジ・ブラジルが協力した。 寄せ書きの中には「日本とブラジルどっちもがんばれ」など、ブラジル・日本両国代表への応援メッセージも。14日の試合終了後は国旗とユニホームの前で記念撮影する来場者の姿も見られた。 2014年6月17日付
「日本の食事や文化楽しんでほしい」 サンパウロ(聖)市ファリア・リマ区の「Octavio」カフェで12日、サッカー元日本代表の中田英寿氏が手掛ける「nakata.net Cafe(ナカタドットネットカフェ)2014@サンパウロ」がオープン。それに先駆け、11日午後6時半から同カフェでオープニングレセプションが行われ、国内外の招待客や関係者約150人が参加した。サッカー界からはイングランド・アーセナルFCのアーセン・ベンゲル監督や、元フランス代表ビセンテ・リザラス氏などが祝いに駆け付けた。 同カフェは日本酒・日本食・器・和菓子の提供などを通じて、日本の伝統文化の素晴らしさといった「ジャパンスタイル」を、年齢・性別・国境を越えたすべての人々に提案するもの。 期間中は、日本各地から選ばれた14の酒蔵の蔵元自らがサービスを行う「N―Bar」、ミシュランで7年連続星を獲得した西麻布「La BOMBANCE」の岡元信シェフ考案の日本食、京都の老舗和菓子店「末富」の山口祥二氏監修の和菓子などが提供される。 立食形式で行われたオープニングレセプションには、同カフェで提供される日本酒や日本食を担当した職人たちが参加し、実際に提供されるものが招待客らに振る舞われた。 日本食レシピを担当した岡本シェフは「日本の食文化の良さとは、四季折々の移り変わりを感じられること。今回提供する料理では柚子(ゆず)やゆかりを使い、香りで表現した」とこだわりを説明した。 期間中に岡本氏のレシピを再現する聖市内の日本食レストラン「藍染」の小池信シェフは、「砂糖の味が日本とは違い大変だったが、テストを重ねていいものができた。このように日本の食文化を発信してくれることは、(日本食に携わる者として)励みになる」と語った。 14の蔵の一つで、新潟県の日本酒「八海山」を提供していた笹川伸介さん(36、新潟)は、「ブラジルには日本食は多いが日本酒は足りない。セットで文化として広げていく価値があり、ブラジルの酒に取って代われるようなものを作っていきたい」とこのイベントに寄せる思いを述べた。 日系社会からは福嶌教輝在聖総領事、本橋幹久県連会長が参加し10分ほど中田氏と会話。中田氏から「どの地域が一番日系人が多いのか」などと質問を受ける様子もうかがえた。 福嶌総領事は「中田さんは日系人がブラジルに対して貢献して来たことを知っており、尊敬している感じを受けた。彼には発信力があり、ブラジルで日本の食や酒文化のブームを起こすいい機会となりありがたい」と感想を述べた。 中田氏は、「今回のカフェがW杯の開催地であるサンパウロで実施できて大変うれしく思う。自分はもう選手ではないのでサッカー日本代表には結果を求める立場にはないが、『見ていて楽しめるような素晴らしい試合』をしてほしい」と答えた。 また同氏は本紙の取材に対し、「カフェに来た方に喜んでいただけるのが一番。地元の人、日本人やブラジル人、世界各国の人など多くの人に来てほしい。ぜひ日本の食事や文化を楽しんでいただけたら」と答えた。 祝いに駆け付けたベンゲル監督は、「中田はとても温かくフレンドリー。私は日本に住んでいたこともあり、日本の食、人、文化、が大好きだ」と本紙の取材に答えた。 同カフェは26日までの期間限定開催。営業時間は午前11時から午後9時半(土、日は午後10時)まで。午後3時から6時までのティータイムでは、一部料理の提供がない。費用は1人90レアルで食券1枚、酒券2枚付き。和菓子と日本茶が楽しめるティーチケット(30レアル)もある。 日本代表の予選リーグ3試合では簡単な催しも用意され、17日午後7時からは日本酒イベントなども開催される。...
ニッケイ新聞 2014年6月12日 愛知、和歌山、大分、長野、滋賀の5県人会合同で行われる第16回屋台祭りが1日、愛知県人会館で開催された。会場には約500人の来場者が訪れ、各県人会自慢の料理を楽しんだ。会場内にはそれぞれのブースが並んで配置され、どこの料理を食べようか迷う程だった。今回で二回目参加となる長野県人会は、試食を繰り返して完成させた「椎茸ご飯」と「焼きそば」を提供した。椎茸ご飯は素朴な味が美味しいと好評だ。高田アルマンド会長は「参加はまだ2回目だが、食で長野の良さを知ってもらいたいので、これからも積極的に参加したい」と語る。毎回200食を売上げる和歌山県人会の「お好み焼き」も、開始早々から大量に皆で手際よく焼き上げていく。「お好み焼きは準備が大変だが、皆で集まって行うので県人会の大切な交流の場。チームワークも良くなって行く」と木原好規会長。県連日本祭りでも長蛇の列が出来る味は、納得の美味しさだ。滋賀県は肉うどんで参加。山田康夫会長は「馴染みの顔に会うのが楽しみ。交流して気楽に出来るのもいい」と参加側ならではの意見を述べた。「一人当りの消費量が日本一」という事で鶏肉をメインに打ち出している大分県人会。「鶏天」「鶏飯」「牛タタキ」は人気の定番メニューだ。夫婦で来場した市川重行(90)、美津子(87)さんは「初めて来たが色んな県の美味しい物が一度に食べられて嬉しい。中でもこの鶏飯と鶏天が一番」と美味しそうにほおばった。伊東信比古理事は「去年よりも人が多いので定着してきたと思う。これからも自分達のこだわりを食べさせたい」と今後の抱負ものぞかせた。会場となった愛知県人会は、名物の味噌を使った「味噌うどん」と「串カツ」を販売。特に串カツは久し振りの提供とあって、お国自慢に力も入る。合同で開催する利点を沢田功会長に聞いてみると、「珍しいものを集めたほうが皆喜ぶ、より多くの集客を目差すため少しずつ参加県も増やして行きたい」との事。さらに「どの県も次の世代を作るのが今の課題。若い人にも手伝ってもらい、各県人会の活性化になれば」と語った。会場では食事の提供の他にビンゴ、カラオケ大会も行われ、終日賑わっていた。なお11月23日にも屋台祭り開催が予定さている。
ニッケイ新聞 2014年6月12日 スポーツ振興を目的に、日系スポーツ界の功労者や優秀な成績を収めた選手らを表彰する『パウリスタ・スポーツ賞』(ニッケイ新聞主催、高木ラウル社長)の贈呈式が10日夜、聖市議会貴賓室であった。関係者ら300人がサッカー、野球、ゴルフ、卓球など19競技における計21人の受賞者を称えた。前身のパウリスタ新聞時代に始まり、今回で58回目。 会場は受賞者の家族や関係者など、300人以上で賑わい、追加で椅子が用意されるほど一杯となった。壇上には、野村アウレリオ聖市議はじめ、日系議員、福嶌教輝在聖総領事、日系3団体の代表などが顔を揃えた。受賞者のこれまでの功績が読み上げられ、来賓らから一人一人に記念プラッカが手渡された。今年4月からブラジル全国選手権一部(セリエA)のクリシューマFCの監督に就任するなど、さらなる飛躍が期待される呂比須さんは「歴史のある素晴らしい賞だということは知っている。日本で頑張ってきたこと、ブラジルで必死に結果を出してきたことを認めてもらって、ブラジル側で賞をもらえるなんて本当に嬉しい」と流暢な日本語で話し、笑顔を見せた。ペルー系二世で同国の野球文化の普及に貢献、第一次ガルシア政権下ではスポーツ長官も務めた丸井ヘラルドさん(84)は、野球部門での特別賞を受賞。「野球を始めた70年近く前には、元々ペルー人たちが作った協会はあったけど、専用グラウンドもなく用具も全く足りていなかった。リーグも整備され、多くの子どもたちが規律や礼儀の精神を持って競技に取り組むようになっているのは、本当に嬉しい」と感慨深げに話し、「野球は自分の人生、といえるくらい、生涯をかけてきた。それを認めてもらえることには感謝でいっぱい」と笑顔で話した(14日発行の移民の日特集号で詳報)。◎東京ヴェルディなどJリーグのチームのスポーツドクターとしても活躍し、呂比須さんと深い親交のあるマルコス・アウレリオ・クーニャ聖市議は、挨拶の中で「私がサンパウロFCにいた時、彼は新しく入団してきた15歳の青年だった。後に私はジャマイカ代表のドクターを務めたけれど、日本代表として98年のW杯に出場した彼と、フランスで再会した時は本当に不思議な気分だった」とのエピソードを披露した。
【既報関連】ブラジルワールドカップ日本人訪問者支援委員会主催の日本代表対コートジボアール戦の試合観戦イベントが、14日午後8時からサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル内(Rua São Joaquim, 381)で開催される。 当日は、大型スクリーンでの試合応援観戦(午後10時から)を前に、琉球国祭太鼓の演奏や「アギア・デ・オウロ」サンバチームによる踊りなどが披露。また、ブラジル代表及び日本代表のTシャツを着た来場者を対象にした抽選会なども行われる。 さらに会場では、ビールやジュースなどの飲料やつまみ類なども用意されるという。 入場無料だが、保存の利く食料品の持参が必要。 なお、会場は2階の貴賓室が予定されているが、来場者が300人以上に増えた場合は文協ビル内の別の場所に変更される可能性もある。 参加希望者は事前に申し込むこと。 申し込み、問い合わせはhttp://tinyurl.com/copa-no-bunkyo電話11・3208・1755。 ◎   ◎ 宮城県人会(中沢宏一会長)は、今日12日から開幕するサッカー・ワールドカップの開幕戦と日本代表の試合応援観戦を同県人会(Rua Fagundes, 152)で開催する。 当初予定していたダンスや演奏などのイベントはなくなったものの、会館内の大型スクリーンに投影される試合をテーブルを囲みながら観戦する。 開催日時と時刻は、12日午後5時、14日午後10時、19日午後7時、24日午後4時から。 入場料は1人20レアル。...
ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)は、6日午後2時半からサンパウロ市リベルダーデ区の同会館ホールでサッカー・ワールドカップ(W杯)に合わせて来伯する日本人サポーターの歓迎に関しての意見交換会を開催した。 9人の参加者が集った今回の意見交換会は、受け入れ側の団結、情報共有により日本人サポーターへの支援を充実させることが目的。 冒頭で中沢会長は「メトロがストの中、集まっていただき感謝。我々が来伯サポーターにできることを話し合いましょう」とあいさつ。その後、それぞれの自己紹介とサポーター支援についての話し合いが行われた。 特に治安対策については、どこまで支援者側が責任を持つかを争点に白熱した議論が行われた。危険地域を印した地図の配布や周辺地域の警備の増員などといった具体的なアイデアもいくつか挙げられ、活発な意見交換の様子が見られた。 中沢会長によると、今回話し合われた内容は文協や県連などの他団体にも伝える予定だという。 2014年6月12日付
サッカー・ワールドカップに合わせて来伯している公益財団法人日本サッカー協会(JFA)大仁邦彌(だいに・くにや)会長をはじめとする同協会関係者らが、10日午前10時半過ぎにサンパウロ市内のイビラプエラ公園内にある開拓先亡者慰霊碑を訪問し献花した。 慰霊碑前で深々とお辞儀をした大仁会長らは、同氏と「サッカー日本代表選手スタッフ一同」からの二つの献花を行い、焼香後に記帳した。 取材に対し同会長は、「日系慰霊碑の気持ちを受け止め、敬意を表したい。日系ブラジル人は日本サッカーのレベルアップに貢献してくれ、今、世界と戦えるのもそのお陰。ホームのように応援をしてもらうことはプレッシャーもあるが、いい方向にもっていき頑張りたい」と答えた。 2014年6月12日付
2014年度日本政府春の叙勲祝賀会が5日、文協で開催され、受章者の川村万里子さん、菅野鉄夫氏、下本八郎氏、森口イナシオ忠義氏が来場。日系団体などから約80人が祝福に駆け付けた。 同会では受章者4人と、ブラジル(伯国)日本商工会議所の上野秀雄総務委員長、伯国日本文化福祉協会(文協)の木多喜八郎会長、サンパウロ(聖)日伯援護協会の菊地義治会長、伯国日本都道府県人会連合会の本橋幹久会長、アリアンサ(日伯文化連盟)の島袋マリオ氏が主催者代表で登壇、在聖総領事館の佐野浩明首席領事も来賓として同席した。 主催者、来賓を代表して、それぞれ文協の木多会長と在聖総領事館の佐野首席領事が祝辞を述べ、続いて受章者が一人ずつあいさつした。 川村さんは自身の戦争体験を述べると、「これ以上身近な人を亡くさぬよう私は日本語教師になった。日本語教師の役目はただ言語を指導するだけでなく、日本語の端々に現れる人や自然や宇宙を愛する精神を教えること。お世話になった大勢の人たちに感謝したい」と話した。 次に菅野氏が、「29歳まで日本で過ごし、ブラジルではまもなくその倍の年を迎える。日伯で素晴らしい友人に恵まれ、たくさんの人の協力で今がある。その人たちからもらった叙勲だ」と述べた。 森口氏は、「父親に人のために努めるよう教えられ、日本語教師だった母親からは大和魂や礼儀を重んじる精神を学んだ。それが一生の支えとなり今日がある。叙勲受章は尊い褒美だと感じている」と語り、最後に下本氏が「子どものころから父親に『外国(伯国)で生きているのだから、伯国人に迷惑をかけるな』と教えられた。そのため政治活動においても国づくりは人間づくり、人間づくりは国を愛する精神から成ると考えてやってきた。伯国の社会に尽くす心が自らを成長させたと思う」と話した。 その後、受章者とその家族に花束が贈呈され、乾杯をして閉会。佐野首席領事は、「叙勲は日本政府からの感謝の意」と述べ、「ブラジルにはこれまで受章していない日本人や日系人の中にも功労者は多くいる。その中で認められた4人を尊敬している」と賛辞を送った。 同会に続いて行われた懇親会では、参加者たちが受章者一人一人に祝いの言葉をかけていた。 2014年6月11日付
北海道協会(大沼宣信会長)主催「第19回北海道祭り」が5月25日に同協会会館で開催され、参加者は本格的な北海道名物に舌鼓を打った。 会場内のステージでは旭川出身の演歌歌手、水奈月順子氏のショーやよさこいグループ「一心」による演舞も披露され会場を沸かせていた。 同祭名物の焼きにしん、焼きいかも例年通りの人気ぶりで、買い求める客の列が開場から昼過ぎまで途切れることがないほどだった。 大沼会長は「今年は北海道移民95周年ということもあり、広報活動に力を入れたかいがあった」と盛況ぶりを喜んだ。また今後の同祭の展望について、「若い会員が本当に良くやってくれている。この良い伝統をしっかり引き継いでいく。来年は100周年を意識した祭りにしたい」と語った。 当日は小雨が降る天候だったが、200席用意された会場はほぼ満員で家族連れなど多くの人でにぎわった。 2014年6月11日付
【既報関連】サンパウロ日伯援護協会(援協、菊地義治会長)は協力するサッカー・ワールドカップに合わせた日系5団体「日本人訪問者支援委員会」の活動で、企画していた緊急連絡カードの配布を4日より開始した。 今回配布されたカードは計2000枚。カードの表には日伯友好病院とリベルダーデ福祉医療センターの電話番号などが記載され、裏には他の日系4団体や、ブラジル各地の総領事館の連絡先が記されている。 取り扱い先は商工会議所事務所、リベルダーデ区の文協に各400枚が配布されているほか、日系の旅行代理店や日伯文化連盟、本紙にも置いてある。 詳細に関する問い合わせは援協(電話11・3274・6555)まで。 2014年6月10日付
石川県人会(森永正行ジェラルド会長)は14、15両日午前10時から午後5時まで、「第15回文化祭」をサンパウロ市パライーゾ区の同県人会館(Rua Tomas CArvalhal, 184)で開催する。 14日午前10時からの開会式ではカクテルパーティーが行われるほか、毎年人気の餅つきも行われる予定。 当日は絵手紙、陶芸、水彩画、俳句、生花、謡曲、能楽などさまざまなブースが設けられ、日ごろ教室で学んでいる生徒たちの成果が披露される。絵手紙では両日とも終日ワークショップが行われ、今回は子供向けのものも用意。陶芸品などの販売も行われる。 案内に来社した森永会長、脇坂グラシエラさん(水彩画)、ラッシー・九十九(つくも)・アンドラーデさん(陶芸)、石井恵子さん(絵手紙)らは、「W杯などで忙しいでしょうが、今年は15周年で盛大にやるのでぜひ皆さんお越し下さい」と呼び掛けた。 なお、昼にはカレーが販売される。問い合わせは同会館(電話11・3884・8698)まで。 2014年6月10日付
ニッケイ新聞 2014年6月11日 在サンパウロ日本国総領事館(福嶌教輝総領事)が10日昼12時から、聖市モルンビー区の公邸に日本サッカー協(JFA)の大仁邦彌会長ら役員9人を招き交流会を行った。日系5団体や梅田邦夫大使、かつてJリーグで活躍したマジーニョや元日本代表の呂比須ワグナーなど、100人を越える関係者が歓迎し、サンバ隊も会場を盛り上げた。午前中にはイビラプエラ公園の開拓先亡者慰霊碑も参拝した。大仁会長は日系団体の支援に感謝し、「この歓迎に応えなければ!」と日本チームの奮起を約束した。 冒頭あいさつで福嶌総領事は、「ホームのような気持ちで戦ってほしい。決勝戦でぜひ日伯対決を!」と力強くエールを送った。JFA国際委員も務める梅田大使は、「各地日系団体の支援活動に感謝。親日国でもあるブラジルで、熱い声援が送られること間違いなし」と太鼓判を押した。大仁会長は「多大な努力を重ねた先人の移民と、Jリーグの盛り上げに貢献したサッカー選手、指導者が多く存在する。そんなつながりを持つブラジルでのW杯は、我々にとっても特別な大会だ。この熱い歓迎に応えるしかない」と決意を見せた。主将の長谷部誠や本田圭佑、香川真司、長友佑都、岡崎慎司から個別のビデオメッセージも流され、「日系人の応援に感謝。移民した皆さんの努力に負けないよう、不屈の侍魂を持って勝ち進みたい」などと寄せた。文協・木多喜八郎会長の発声で乾杯。直後にはサンバ隊が登場し、ブラジル式の歓迎に笑顔があふれた。本紙の取材に応じた田嶋幸三副会長は、「私自身は8日の公開練習に行けなかったが、大勢の方に来て頂いて、大きな歓声に驚きがあった。熱い声援を受け、いよいよW杯だと実感したのではないか」と好感触を語った。「選手らは試合が始まればそちらに集中するが、我々協会関係者は各地の日系団体と交流を持つ予定。試合会場3都市では支援のお礼も含めて、ご挨拶させていただきます」と話した。レシフェでの応援用品製作に関して、「梅田大使から初めに聞いたときは、日の丸手袋がどんなものか想像できなかったが、メールなどでやり取りして支援した。5万枚作成するときいて、それをナタルやクイアバでも共有できるように手配しました」と、地元日系団体の活動を喜んだ。
ニッケイ新聞 2014年6月7日 在聖日本国総領事館による『2014年 春の叙勲』の伝達式が5日、総領事公邸で執り行われ、川村真倫子さん(本名・万里子、85、二世)に旭日単光章、菅野鉄夫さん(85、福島)に旭日双光章、森口イナシオ忠義さん(79、二世)に旭日双光章、下本八郎さん(78、二世)に旭日中授章が授与された。四人の親族をはじめ、友人、コロニア団体関係者ら約70人が出席した。同日夜には文協貴賓室で祝賀会が開かれ、約130人が4人の受章を祝った。 福嶌教輝総領事は祝辞で「受賞された方々の並々ならぬ努力や誠実な姿は、日系社会の見本として誰もが認めるもの。日伯の友好関係の拡大に大きな貢献をしていただき、深く感謝します」と述べ、勲章、勲記の伝達を行なった。川村さんは、同地における日本語教育草分けの一人。今年で教師生活64年目。保育園から小・中等部を擁する大志万学院の名誉理事長を務めながらも、教壇に立ち日本語の普及に努めている。 「教育者は一人では何もできない弱者」と功績は自身ではなく、生徒や保護者のものであると語り、幼少期の戦争体験から「日本語教育を平和のために役立てたい」と教育への更なる意欲を語った。菅野さんは、汎パライーバ地方日系団体連合会会長、元サン・ジョゼ・ドス・カンポス文化協会会長として日系社会の発展、ブラジル社会との融和に尽力した。また援協評議員会副会長、元カンポスさくらホーム経営委員長として福祉の向上に貢献した。「他の受章者の方と違い、私には個人的な功績は何もありません。皆さんの協力、一緒に歩いてくださった方々のおかげ」と感謝した。また「今年で85歳になるが歯はまだ18本あり、まだまだ元気。今後も高齢者福祉に務めたい」と抱負を語った。下本さんは、71年から99年まで聖州議を連続8期29年務め、日系社会・日系人の地位向上に尽力。また、ブラジル日本文化福祉協会の正監査役として伯国の法律に沿った会計処理方法を確立。日本語普及センターの創立にも寄与し、聖州内の日系祭りを州の年中行事にするなどした。「叙勲の功績は父母の教育にある。大和魂や日本精神を小さなころから熱心に教えられました」と振り返り、「国作りは人間作り。人間作りは教育。教育によって愛国心や公共心を持たせることが政治家の使命」と語り「まだ出来ていないことが沢山。ぜひご指導お願いします」と話した。森口さんは土木工学家として聖州内の公共事業を手掛け、教育分野ではマウアー技術大学工学部部長を務めた。また、84年からサンパウロ援護協会理事を務め、07年から11年まで会長として活躍。現在はブラジル日本移民史料館の運営委員長として史料館8階と9階を結ぶ障害者用エレベーターの設置などに取り組んでいる。「未だに何故私がーという思いがある」と戸惑いつつも「子供時代からの隣人を愛しなさいというキリスト教の教えが心に染み付いている。その教えに従い今日までやってきた。まだ使命が残っているのではないか。皆さんと力を合わせてブラジルのため、日本人として恥ずかしくない証を建てたい」と話した。
ニッケイ新聞 2014年6月6日 北海道協会(大沼宣信会長)主催の「第19回北海道祭り」が5月25日に聖市の同会館で開催され、約400人が来場し終日賑わいを見せた。会場に足を踏み入れたとたん、立ち込める煙と共に焼き魚の香りが広がる。同祭りの目玉は何と言っても炭火でじっくりと火を通す「焼きにしん」と「焼きいか」だ。にしんは毎年この日のために500匹を確保し、日本から輸入するという念の入れ様。また大きめのイカも伯国では捕れない種類のため、アルゼンチンから500パイ輸入している。その甲斐あってか開場と共に列ができ、人が絶えることがなく、閉場前までには必ず完売するとか。その他、北海道にふさわしく魚介をふんだんに使った「北海ちらし」、「いちご大福」も昼過ぎには完売となった。来場者の一人、三島せいさん(87、北海道)は、「故郷の味と同じなので毎年来る。他の所とは味が全然違うし、食べると懐かしさがよみがえる」と嬉しそうに語った。会場を見回すと家族三世代で来場している人も多く、当地においても北海道の味がしっかりと根付き、受け継がれている事がみてとれた。同協会は今年、移民95周年という節目の年で10月19日に式典が予定されている。大イベントを控えているだけに大沼会長は、「内容は去年とほとんど同じだが、式典には多くの人に来て欲しいので、その予行演習として特に宣伝に力を入れた。目標のために皆で団結でき、とても充実した」と満足そうに語る。その一端を担ったのは青年部部長を務めた鈴木幸さん(29、三世)だ。本人は「皆に盛り立てられて務められただけ」と謙虚に語る。青年部は20年以上前に発足し、この日も30人~40人の青年会員が皆で各持ち場に精を出していた。大沼会長は「協会は若い人がいなければ成り立って行かない。青年部はとても頼もしく安心して任せられる」と全幅の信頼を寄せている様子。「百周年に向けて今年は第一弾のプロジェクト。まずはみんなで式典を成功させたい」と次の目標に向けて決意を新たにしていた。なお式典には知事の来伯を打診しており、道庁職員、県議会議員、市町村議員らと合わせて盛大に催される予定。
ニッケイ新聞 2014年6月5日 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の5月度代表者会議が先月29日、文協ビルの県連会議室で開かれ、各県人会の代表者約40人が出席した。「第17回日本祭り」の進捗報告を山田康夫同祭実行委員長(滋賀)が行った。前回の会議で郷土料理出展不参加を表明した静岡、茨城、島根に続き、愛媛も「手伝う人が足りない」との理由で不参加を表明した。同祭開催日程がW杯の準決勝と重なることもあり、各県人会ブースにテレビの持ち込みが許可されたが、「あくまでスタッフ用。呼び込みに使うことは禁止」と付け加えた。会場には大型プロジェクターを使った500人収容のW杯を観戦できるスペースも3カ所用意する。「休憩のついでに見られる様に」という主旨で設置されるが、対戦国の組み合わせ次第で、たとえば日本代表が残っていたり、伯国代表の試合の場合は人が集まることが予想される。昨年までは無料だった機材搬入時の駐車料金も変更された。今年から40分以降は基本料金40レアルに加え、1分毎に1レずつ加算されていく。その際の費用は各県人会が負担する。16日には改めて説明会が行われる予定。続いて「県人会活性化委員会」による「県人会懇談会」が行われた。杉本教雄委員長(静岡)は静岡県人会のカラオケ大会や高齢者向けPC教室など活性化の取り組みを紹介し、「歴代県費留学生120人のうち、県人会活動に参加しているのは3人のみ。参加者を集めるためのアイデアや悩みを話し合いましょうと」呼びかけた。参加者から意見が出始めたところで午後6時となり閉会。懇親会は来月以降も続けられる。4月度の事業報告と会計報告も行われ、収入1万61レに対し、支出が1万2千997レで2千936レの赤字が報告された。