【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】海外21カ所にある福岡県人会の活性化を目的とした『平成25年度海外福岡県人会子弟招へい事業』が今年も行われている。 この事業は福岡県国際交流センター(新宮松比古理事長)が主導して毎年実施しており、今年は例年よりも参加者が多く、過去最多となる33人が来日している。 5日に福岡空港へ到着した10~12歳の子ども22人と引率者11人は、県内の小学生たちと交流デイキャンプを楽しんだり、太宰府天満宮の視察や茶道体験など、さまざまな日本文化に触れた。 10日の福岡市は最高気温34度の猛暑だったが、夏バテを知らない子どもたちは、福岡県庁を訪れ元気よく小川洋県知事にあいさつした。 子どもたちの表敬訪問に感激した小川知事は、福岡県の移民史を話して聞かせ「将来は皆さんたちが福岡県人会と県の友好の懸け橋を担ってほしい」と期待を込めた。 子どもたちがそれぞれ自己紹介した後、母国から持ってきたお土産を小川知事に手渡すと、小川知事はそのお返しにと一人一人に独楽(こま)をプレゼントした。 一行は今後、八女伝統工芸館や博多祇園山笠などの見学やホームステイを経験し、16日に出国する予定。 2013年7月12日付
関連ニュース
ニッケイ新聞 2013年7月11日 ブラジル日系文学(武本憲二会長)が、今年も県連日本祭りの「日本祭り文化コーナー」で俳句、短歌、ハイカイのコンクールを実施する。 兼題は、▽俳句=日本祭、郷土祭、会場嘱目(即興的に目に触れたものを詠むこと)、冬季一切で3句▽短歌=日本祭、郷土祭、自由で2首▽ハイカイ=Festival do Japao, Figueira。15歳以下は児童部門、16歳以上は成人部門となる。 原稿用紙、またはそれに準ずるもの(マス目のある用紙)を使用し、作品の漢字にはふりがなをつけ、電話番号、氏名、住所を明記すること。用紙は会場や各句会でも配布している。 19~21日の開催期間中に来場できない場合は、次のあて先に投稿する。俳句・短歌は31日(必着)、ハイカイは8月21日締め切り。 Nikkei Bungaku do Brasil Rua Vergueiro, 819, sala 2, CEP 01504-001, Sao...
ニッケイ新聞 2013年7月9日 栃木県人会(坂本アウグスト会長)の『創立55周年式典』が先月30日に行われ、約200人の会員らが参加し晴れの日を祝った。功労者、高齢者の表彰が行われ、一人一人が福田富一県知事から贈られた賞状と記念品を誇らしげに受け取った。若者の出席者も目立った式典について、坂本会長は「彼らのような若い力が県人会を支えていく。私たちの役目は、彼らを引き込み育てていくこと」と決意を新たにした。 同県人会は1958年、31人の会員によって県人の親睦、母県と在伯県人との連絡組織としての役割を目的に創立された。71年に旧会館を建設し、母県への留学制度の実施や各種イベントの開催など、積極的な活動を行ってきた。現在は、聖市ビラ・マリアーナ区に学生のための宿泊施設を備える会館を構え、約210家族の会員が所属する。 当日は雨天の影響で、イビラプエラ公園慰霊碑前で予定していた先没者追悼法要が、会館での開催に変更された。 法要後の式典では、大貫フェルナンド副会長の開会の辞に始まり、坂本会長、尾身千枝子婦人部長、横田エンリケ青年部長が挨拶に立ち、祝辞を述べた。県知事、県議会議長、県国際交流協会からの祝電も会員により披露された。 80歳以上の28人が、高齢者表彰を受けたほか、長年に渡って会に貢献してきた3人には、功労者として特別表彰が行われた。 功労者の一人で、通算30年以上に渡って副会長を務めてきた大貫為義さん(80、二世)は受彰を喜び、「栃木の会員は皆仲が良い。一人で出来ないことを大勢が協力し合って達成できる場を残していかなければ」と県人会の意義を語った。 「活動が始まった当初は、人の数もイベントも少なかった」と感慨深げに話すのは、創立会員の館野忠義さん(75)。会館建設が会の活性化のきっかけだと述懐しながらも「これだけ長く続くとも、会員が増えるとも思いもしなかった」と嬉しそうに笑った。式典の後には昼食会が開かれ、老若男女多くの会員が懇談した。 コラム【大耳小耳】 栃木県人会の55周年式典で、福田富一県知事からの祝電を代読した元理事の久保田豊さんは「メッセージは嬉しいけど、やはり本人に来て欲しかったね」と残念顔。久保田さんによれば、「県側は(来られなかった理由として)震災から間もないことを挙げていた」とか。「60周年は恐らく一世が元気でいられる最後の式典になる。ぜひ来てもらいたい」という願いが叶うことを祈るばかり。
ニッケイ新聞 2013年7月9日 日本人移民105周年を記念して6月19日、聖州エンブー・ダス・アルテス市の市議会で記念式典が催された。先月14日から30日まで開催された「第6回日本祭り」の記念イベント。 市への功労者として、1970年代前半から同市に工場を構えるサンスイ社で、多くのプロジェクトに関わってきた平崎靖之社長補佐(67、広島)、日伯エメ・ボイ協会で会長職などを歴任した清水重(しげる)さん(70、鹿児島)、商工会議所会頭、市議会議長、副市長を務めた長田真央(さだお)さん(72、三世)、長年に渡って和紙絵教室を開講してきた渡辺ハツイさん(86、福島)の4人が表彰された。 サンドルバル・ピニェイロ議長は、「日系社会は市の経済、文化発展に大きく貢献した。日本文化は市の至る所に浸透している」と日系人の活躍を称えた。在聖総領事館の佐野浩明首席領事は、「日本人移民105周年をこのように温かく祝って頂き、感謝する」と礼を述べ、4人の受章者に祝福を送った。 式典には文化局や観光局の役員らをはじめ、聖市文協の木多喜八郎会長、羽藤ジョージ聖州議、池崎博文ACAL会長、清水オリジオ聖市議補佐、折田茂郎連邦議員補佐、三重県人会の前田ネルソン会長などが祝福に駆けつけた。 「エンブー製の商品を国内の大きな施設や他国にまで普及させることに携われたことは大きな喜び。それを評価してもらえたのは本当にありがたい」と受彰の喜びを語る平崎さん。長田さんも「1957年からお世話になっているこの町から認められることは、改めて嬉しい」と笑顔で話した。
ブラジル茨城県人会(鈴木康雄会長)は、移民105周年と同県人会が運営する水墨画、刻字教室の開設15周年を記念した「第5回墨の芸術展」を6月29、30日の両日、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル2階貴賓室で開催した。 同県人会では、書道教室を月に2回、水墨画、刻字教室をともに月1回開講している。各教室の生徒数は合わせて100人以上に上り、同展では生徒らの作品約180点が展示された。 29日午前11時15分から行われた開会式には、来賓や関係者ら約70人が出席した。開会式では、先人への黙とうや母県の橋本昌知事からの祝辞が小林操副会長によって代読されるなどした。 また、園田昭憲県連会長があいさつに立ち、日系社会における日本の伝統文化の継承のあり方について触れた上で、県連としても日本祭りなどでこうした文化普及活動を積極的にバックアップしていく考えを示した。 当日、会場には各教室に通う生徒やその家族らが数多く訪れた。その一人、書道教室に通い始めて5年目になるという市川幸子さん(65、2世)は「長年やりたいと思っていたが、仕事に追われてなかなかできなかった。今日はこうして、自分の作品を多くの人に見てもらえてうれしい。これからも練習を続けたい」と話し、顔をほころばせた。 なお、鈴木会長は今後も各教室への参加を広く呼び掛けていく方針で、定着率の低い非日系の生徒を増やしていくことにも強い意欲を見せている。 各教室に関する問い合わせは同県人会(電話11・3209・8515)まで。 2013年7月11日付
第9回文芸コンクールを主催するブラジル日本文学会(武本憲二会長)は、俳句、短歌、ハイカイ(ポ語)の投稿を呼び掛けている。 テーマは、俳句が日本祭り、郷土祭、会場嘱目、当季雑詠。短歌が日本祭り、郷土祭または自由。ハイカイが日本祭り、フィゲイラ。 俳句の選者は間嶋稲花水、富重久子、小斉棹子、杉本絃一の4氏、短歌は小野寺郁子、小池みさ子、滝友梨香の3氏が務める。 応募方法は、県連主催の第16回日本祭りの文芸コーナーに設置される投稿箱に入れるか、郵送で。俳句は1人3句まで、短歌は1人2句までの応募となる。 郵送の場合、俳句と短歌は今月31日締め切り、ハイカイは8月21日締め切り。住所、氏名、電話番号を明記の上、Rua Vergueiro 819,SL 02. CEP: 01504-001 Sao Paulo – SPまで。 また、案内のため来社した小野寺氏は「日本祭りでは、心の栄養になる素晴らしい展示を用意しています。ぜひ皆さんお越しください」と、文芸コーナーへの来場を呼び掛けた。 詳細は同サイト(www.nikkeibungaku.org.br)まで。 2013年7月11日付
19日午前10時から県連主催の日本祭り会場内で開催される戦後移民60周年記念式典(川合昭実行委員長)。開催まで2週間を切り、着々と準備が進められている。5日午後1時から行われた定例会には実行委員約10人が参加し、状況や当日の役割分担などについて話し合った。 定例会では寄付金について会計担当の大矢進貞氏が報告。2日現在で4万4811・75レアルが企業と個人から募られ、今後約5万8000レアルが新たに寄付されるとし、その結果、10万レアル以上が集まる予定だという。なお、式典費用は7万~8万レアルと見積もられており、余剰金は記念誌部門の資金に充てるという。 そのほか、式典内容についてはほぼ決まっており、定例会で話し合われたのは運営について。川合委員長が会場の地図を用い、委員に大まかな説明をした。 しかし、当日の役割や配置など具体的な指示は委員に告げず、「当日は午前7時に集合し役割を分担する」と述べるにとどまった。そのため、「今、指示してもらわないと何をしていいのか分からない」と委員から意見が出る場面もあったが、話はそのまま流れた。 また、「一般参加者は本当に集まるのか」と委員が川合委員長に素朴な質問をしたが、「1000枚用意した招待状はあと50枚ほどしかない。大丈夫です」とあくまで自信を貫いた。 さらに、県連日本祭り会場内に設置される戦後ブースについては、ブース実行委員長の小川昭朗氏が体調不良により代理の実行委員長が必要とし、川合委員長が委員に募ったが結局、手は挙がらなかった。 同会後、中沢実行役員に話を聞くと「当初の予定より面積は小さくなり、写真数十枚を展示するのみになる予定で、その用意はできている」という。 同会後、焦りを隠せない委員とは対照的に川合委員長は「当日はさまざまな人が協力してくれるので問題ありません。委員もいざとなったら臨機応変に動いてくれますよ、日本人ですから」と、笑って答えた。 2013年7月9日付
6カ国128チームが熱戦繰り広げ 2年に1回開かれる南米ゲートボール選手権の第15回大会が6、7両日、サンパウロ(聖)市ジャバクアラ区のブラジルゲートボール連合スタジアムで開催された。同大会には南米からアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ペルー、ボリビアから19チームが参加、ブラジル国内の109チームを合わせた総勢128チーム(高齢者組64チーム、壮年組64チーム)約800人が出場し、南米一の王座を競った。高齢者組は2年後の同大会開催国のパラグアイチーム、壮年組はブラジルの強豪、カウカイアAチームがそれぞれ優勝した。 6日午前8時に始まった開会式には、東京に本部を置く世界ゲートボール連合の遠藤容弘理事長をはじめ、松尾治文協副会長、尾西貞夫援協副会長、園田昭憲県連会長、上原敬三宮坂国人財団専務理事、セルソ・ジアテネ・サンパウロ市スポーツ・レジャー局長、アルナルド・デ・サー下院議員、羽藤ジョージ聖州議、南洋行サンベルナルド・ド・カンポ市議などが来賓として招かれた。 小賀誠二南米ゲートボール連合会長は、「南米大会は各国の技術向上と親善交流を目的に開かれている。皆さん、ゲームを楽しんでください」とあいさつ。主賓の遠藤世界ゲートボール連合理事長は、「世界各国に普及しており、最近はアフリカ諸国にも広がっている。来年は第11回世界ゲートボール選手権大会が新潟市で開かれるので、ぜひ参加してほしい。こうして南米の皆さんが一生懸命頑張っていることに感謝します」と祝辞を述べた。 同日午前9時から始まった予選は各チーム3試合を行い、翌7日午前中に残り1試合の合計4試合でトーナメント戦出場を競った。7日のトーナメント戦は高齢者組、壮年組、両32チームが勝ち残って熱戦を繰り広げ、午後2時から準決勝が開始。同3時から決勝試合が大勢の大会関係者が見守る中で行われた。 壮年組で優勝したカウカイアAは優勝常連チーム。5月に聖州マリリア市で開催された全伯親善ゲートボール大会でも総合優勝している。優勝後、本紙の取材に対しマツモト・アンドレ主将(25、3世)は、「今日はとにかくチームワークが良かった。練習してもっと強くなりたい」と述べ、気持ちが高揚した様子でチームメートらと喜びを分かち合っていた。 一方、高齢者組で優勝したパラグアイは同大会で同国初の優勝となる。チーム主将の片岡敬枝さん(70)は、「夢みたい。80代2人のチームメートの体調が気掛かりでしたが、本当に最後まで頑張ってくれたと思います」と感無量の様子で答えた。また同国ゲートボール連盟審判長の坂本マサ子さん(63、北海道)は「まさか優勝するとは。パラグアイゲートボール史を塗り替える優勝」と、その快挙をたたえた。 表彰式後、菅原和司同連合副会長の閉会宣言により全日程を終了。大会後、小賀連合会長は2年後のパラグアイでの大会開催を踏まえ、「パラグアイのチームが優勝したことは南米全体での盛り上がりにつながるはず。今後も会員普及に向けた努力を続けたい。良い大会だった」と総括した。 大会結果は次の通り。【壮年組】優勝=カウカイアA、2位=アラグアリ、3位=サガB、ニッポン・カントリー。【高齢者組】優勝=パラグアイ。2位=リンス、3位=ピエダーデ、マリンガ。 2013年7月9日付
A 16º edição do FESTIVAL DO JAPÃO acontece nos dias 19, 20 e 21 de julho de...
No Japão, os idosos são tratados com respeito e admiração por todas as pessoas, pois eles possuem...
ニッケイ新聞 2013年7月6日 【既報関連】七夕祭りに使用する竹の調達費の問題について、リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)〃関係者〃が「昨年までは竹代だけで2万レアル、七夕飾りも合わせれば6万あまりも請求された」と発言したことを本紙4日付『大耳小耳』欄に掲載した。その関係者とは大瀧多喜夫理事だ。 その内容を不服とし、宮城県人会の中沢宏一会長と県人会側実行委員長を務める鈴木運蔵さんが、昨年度の経費明細を持参し4日に来社した。 明細には昨年、県人会が準備した竹の総額は1300レ、運搬費などの諸手数料を合わせた立替え総額は計6221レと明記されていた。これを含めた、大阪橋周辺の飾りつけや警備費用などの「共同経費」の合計は2万4千レ強だ。 この金額をACALと県人会が折半した。つまり、大瀧理事がいう「6万レ」という金額は共同経費よりも遥かに高く、「ありえない金額だ」と中沢会長は強く抗議した。 「同じ内容の明細がACAL側にもあるはず」と話す中沢会長の言葉を受け、事務局に行って書類を見たいと事務員に伝えると拒否された。 事務員は「今日(4日)の午後会議があるので、(七夕祭り)委員長を務める中野さんに直接聞いてもらいたい。事務局から明細を見せることは出来ない」との回答。 しかし、予定の時刻を1時間以上過ぎても中野さんは現れず、話を聞くことは出来なかった。 たまたまその場に現れたACALの池崎博文会長に尋ねると、「やはり明細は中野さんに」としながらも、「大瀧氏は理事だが、七夕実行委員会には所属していない。どうして彼がそんなことを言っているのかが分からない」としきりに首をかしげた。
ニッケイ新聞 2013年7月4日 ブラジル福島県人会(永山八郎会長)からの呼びかけにより、7月の県連日本祭りにあわせて喜多方市物産協会関係者3人がブラジル市場調査に初めて訪れることになった。 来伯するのは佐藤彌右衛門(やうえもん)さん、五十嵐隆さん、武藤啓一さんら3人。中でも佐藤さんは、江戸中期の寛政二(1790)年に創業した老舗中の老舗の造り酒屋「合資会社・大和川酒造店」の社長だ。 五十嵐さんも、1931(昭和6)年創業の「喜多方の平打ち太麺」で有名な五十嵐製麺の代表取締役だ。武藤さんは、JICAシニアボランティアとして2年前から野球指導に来ており、7月1日に任期を終えていったん帰国した。17日には他2人とともに再来伯するという強行軍だ。4日間ほど滞在し、県人会および業界関係者と懇談する。 東日本大震災が引き起こした福島第一原発事故の風評被害の払拭を目指して2月に開催された初の「在外県人会サミット」の折に、曽我部威事務局長が喜多方市を訪れて「ぜひブラジルへ」と依頼したところ快諾され、今回実施になったという。永山会長は「いつも県人会は母県に世話になるばかり。今回はお返しのつもりでお世話させてもらう」と意気込む。 レストランを経営するだけに永山会長は「今まではヤキソバだが、これからの日本食はラーメンの時代。県人会の喜多方ラーメンを盛り上げ、郷土の企業のみなさんと手を組んで郷土文化を普及したい」と語った。
ニッケイ新聞 2013年7月5日 県連日本祭りまで残すところ約2週間。今年も47都道府県が自慢の郷土食を並べ、日系団体・日本企業を一カ所に集めた日本専用「ジャパン・ブース」には、当地市場参入をねらう日本企業と観光庁が日本をアピールする。「地球に優しい技術と進歩」(Tecnologia e Modernidade)をテーマに世界の大学生が自作ロボットを競う「ロボコン2013」開催、キューバ観光局によるブース新設など、〃国境〃を超えた企画も加わった。今年で開催16回目、グローバル色の強い日本祭りになりそうだ。 「日本祭りに参加した企業が、翌年輸出に成功した。他の企業も良い例を見て、関心を持ち始めた」と前田ネルソン実行委員長。以前はバラバラだった日本を紹介するブースを一つにまとめ、「日本アピール」を前面に押し出す。 25平方米のジャパン・ブースには、日系5団体、JICA、国際交流基金、国際青年会議所(JCI)、現在確認されている段階で大津スポーツ(靴の中敷販売)など、ブラジル市場参入を希望する日本企業数社が参加する。また、ブラジル人観光客のよびこみを図る観光庁も参加する。 また、県知事を迎える新潟県人会は、サンパウロ新聞と共催し、「新潟物産展」を開く。同新聞ブースの隣に展示ブースを設け、すでに当地に輸入されている地酒「八海山」「菊水」、刃物・砥石、亀田製菓のあられ類、ヱスビー食品の調味料などを販売する。 芸能では、例年通りミス・ニッケイやコスプレコンテストのほか、日本で活躍する日系ブラジル人タレントのマルシアさん、フリースタイル・フットボーラー世界チャンピオンの徳田耕太郎さん、芸能団体「和力」などが訪れ、ショーを行う。 18、19日に行われるロボコンは日伯両国をはじめ、中国、アメリカ、タイなど8カ国から、各国の大会で優秀成績を収めた大学生チームが参加し、自作ロボットの優劣を競う。19日が決勝戦。 文協による日本人移民105周年の展示ブースや、東日本大震災復興写真展が設けられる。 日本祭りは19~21日の3日間、例年通り聖市イミグランテス展示場で開催される。 コラム【大耳小耳】 日本アピールに力が入る今年の県連日本祭り。エムアンドエム社(秋田)の佐々木正光社長による日本の名産品展「日本列島食べ歩き」は期待の企画 だったが、各県の新年度予算案はすでに査定ずみ、約3百カ所の民間取引先も予算等の折り合いがつかず、「半年かけて参加募集をしたが全滅だった」とか。 「数社の製品は確保していきたい」と、サンプル提供を呼びかけているところだ。 ◎ 日本祭りの会場で19日午前に行われる「60周年記念式典」。新潟県の泉田裕彦知事一行(3人)、宮城県の若生正博副知事一向(5人)、秋田県からは秋...
青葉健康生活協会(中沢宏一会長)主催の7月度青葉祭りが6日と20日、サンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開催される。 開催時間は、両日ともに午前7時から午後3時ごろまで。 同祭では、ADESC(農協婦人部連合会)による恒例の手作り食品のほか、イビウーナやカッポン・ボニート地方の有機野菜などが販売される。 なお、会館3階の食事処は6日のみ営業。6日はニシン定食、はらこ飯、イカ定食、天ぷらうどん、ソース焼きそば、餅料理各種が用意される。 詳細は宮城県人会(電話11・3209・3265)まで。 2013年7月5日付
6日(土曜日)◎第17回文協桜祭りは、午前8時からサンパウロ(聖)州サンロッケ市の国士館スポーツセンター(Rodovia SP-250, Km 48)で。7日も。◎第15回南米ゲートボール選手権大会は、午前8時から聖市ジャバクアラ区の連合ゲートボールスタジアム(Av.Leonardo da Vinci, 1551)で。◎ブラジル剣道連盟主催の第31回全伯剣道大会と第1回全伯居合道大会は午前8時から聖州サンベルナルド・ド・カンポ市アンシェッタ区の市営体育館(Av. Kennedy, 1155)で。7日も。◎こどものその主催の第30回フェスティバルは、午前11時からサンパウロ市イタケーラ区の同園(Rua Prf. Hasegawa, 1198)で。7日も(午前9時から)。◎懐メロ合唱の集いは、正午から聖市リベルダーデ区の熟年クラブ連合会会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134)で。◎リベルダーデ文化福祉協会の第35回七夕祭りは、午後2時から聖市リベルダーデ区のリベルダーデ広場周辺で。7日も。 7日(日曜日)◎聖母婦人会の第55回慈善バザーは、午前9時から聖市セントロ区のサンゴンサーロ教会(Rua...
ニッケイ新聞 2013年7月3日 週末6、7日に開催される「七夕祭り」に異変が起きている。宮城県人会(中沢宏一会長)は6月29日の役員会で、過去34回全てに共同開催者として関わってきた『リベルダーデ七夕祭り』に対し、今年は運営に関わらないことを正式決定、初めてのリベルダーデ文化福祉協会(池崎博文会長、ACAL)単独開催となった。近年は沈静化していた両団体の諍いだったが、いくつもの行き違いが生じ、決裂に至った。例年「サンパウロ仙台七夕祭り」だったが、今年のポスターには「七夕祭り」としか書かれていない。 先月21日に開かれたACALによる記者会見には、宮城側の委員の姿がなかった。記者が念のため中沢会長に確認すると、「記者会見の事実は聞いていない」と話し、さらに詳細を取材すると両者の間に行き違いがあることがわかった。 実行委員会による準備会議が始まったのは3月で、当時は中沢会長ら3人が出席していた。ただし、その後の会議で、ACAL側が立替えている昨年の七夕祭り経費の半額を契約どおりに支払って欲しいと要求したことを県人会側が不服とし、結論がでないままズルズルと膠着状態が続いていた。 これに加え、ACAL役員らによれば、県人会側が会議に出なくなった直接の原因は「開催日」問題にあるという。6月12日の会議で、開催日を市のカレンダー通りの「6、7日」と確認したら、「県人会はその日に別の市で七夕祭りをやるのでその日はムリ」との話となり、それ以降、宮城県人会側からの出席がなくなったという。 ただし中沢会長に確認すると、「7日に別の市で七夕をやるという予定はない。何かの勘違い」と話している。 2日に来社したACALの浜崎マルセリーノ副会長は、「宮城県人会からは未だに七夕を『やらない』とも『できない』とも言ってきていない。何の説明もなく1カ月前から会議に来なくなった。でも、七夕は市公式行事カレンダーに入っている以上、ACALだけでもやらざるを得ないと判断した」と主張する。 単独開催を決断したACALは、2~3週間前から急きょ、同婦人部やリベルダーデ文化教育健康協会(岩井輝禎会長)の会員らを毎日総動員して、100本もの竹と飾りを準備してきた。川内ウーゴ理事は「今年は全て私たちの責任になるが、皆で頑張って良い祭りにしなければ」と意気込んでいる。 一方、中沢会長から聞くと、だいぶ異なった印象の話になる。「単独開催は前々からACALが望んでいたこと。彼らはこれまでの会議でお互いの意見の折り合いがつかない中で、先月19日に一方的に『単独でやる』という趣旨の文書を送りつけてきたので、(6月)29日の役員会で話し、それを受け入れた。そこまで言われて、会員に嫌な思いをさせてまで(運営に関わることは)出来ない」。 ACALに離脱決定の報告をしたかと尋ねると「向こうは断定調で単独開催を主張してきたのだから、こちらから言うべきことは何もないはず」として、特に通達は行っていないことを認めた。 物別れになった原因について尋ねると「詳しくは話せない」としながらも「文化としての七夕を強調したい私たちに対し、ACALは商業ベースの考えが強すぎる。両者の契約上、宮城側が販売権を持つ短冊についても、自分たちの商売にしたいと異を唱えていた」との金銭面の考え方の違いもあったようだ。 昨年度分の経費未払いについては事実を認めながらも「2010年度分で払ってもらうべきものを貰っていない。それも含めて交渉をしているはず」と対し不信感を示した。 会議の欠席については鈴木実行委員長が「12日以降会議が開かれていること自体聞いていない」と話した。 【七夕祭り】6日午後2時、鳥居前で開会式後、大阪橋横の日本庭園で神道儀式、3時40分から広場で来賓祝辞。ひまわり太鼓、民舞、花柳金龍会など▼7日正午から各種踊りなど。
ニッケイ新聞 2013年7月2日 「メリッサ、チバリヨ(がんばれ)!」。サントアンドレー市在住の国吉メリッサちゃん(10、三世)が本格歌手修業を始めるために訪日することになり、そんな温かい声援が沖縄県人会サントアンドレー支部「うるま会館」で23日に開催された送別会で県系人ら300人から贈られた。日本から呼んでいるのは、八代亜紀に『なみだ恋』を提供して120万枚の大ヒットとなった〃育ての親〃の有名作曲家・鈴木淳さん(79、山口)だ。「この子は天才的だ。僕のところでレッスンを」と申し出たという。この8月にも一家揃って訪日し、夢の実現を皆で支えるという。「うるま会館」の小さな舞台から日本へ、そして世界へ羽ばたくか――。 日本歌謡界の大御所・鈴木淳さんとの橋渡しをしたのは南米通信社の尾和義三郎代表だ。「僕が松竹(映画社)で役者をしていた頃、鈴木さんとは良く飲みに行った仲だった。『こんな子がいるよ』って、何気なくメリッサちゃんが『瀬戸の花嫁』を歌っているところを送ったら、『日本にはこんなに歌える子はいない。僕ところでレッスンを』って返事が来た」と明かす。 カラオケ好きの父の影響もあって、メリッサちゃんは歌い始めたのはわずか2歳。4歳で初めて「うるま会館」のカラオケ大会に出場、以来こぶしの利いた歌声はコロニアを魅了してきた。 11年、母親のミレネさんがパウリストン(聖州選手権カラオケ大会)の最年少部で優勝した時の映像を添えて、アマチュア歌手を発掘する人気テレビ番組「ラウル・ジル」に申しこんだところ、さっそく招待状が来て、メリッサちゃんが「瀬戸の花嫁」を歌った時間帯は「視聴率が約2倍に跳ね上がった」という。以来10回以上出演し、歌唱映像は動画サイトで現在までに約200万回も視聴されている。 また11年11月に八代亜紀来伯公演の折、その楽曲コンテストが行われ、メリッサちゃんが『愛を信じたい』を歌って優勝。昨年はフジテレビに招待されて訪日し、番組の中で八代亜紀とデュエットする幸運にも恵まれた。 ビザなどの関係で訪日は8月頃になりそうだが、同支部では早々に送別会が行われた。儀間マリオ支部長は「しばらく逢えない悲しさと、日本で活躍するであろう喜びと半々の複雑な気持ち」と挨拶し、宮城あきらさんも「この小さな舞台からブラジルや日本のテレビに羽ばたいていく人材が出て嬉しい。立派な歌手になって」との言葉を贈った。山城勇さんも「66年にこの会館を作った先輩は若い子弟を育て日伯に役立つ人材をと考えていた。そんな先輩の想いが適った」と喜んだ。 田場ジョルジ県人会長も「県系人の誇り。日本から良いニュースが来るたびに、ここで集まって祝いましょう」と呼びかけ、与那嶺真次前会長も「昨年BEGINが来た時、本部の歓迎会でメリッサに歌ってもらったら、彼らは感激し、帰り際に比嘉栄昇さんから彼女に渡してってCDを託されたぐらい。彼女はこれからは大舞台で歌うだろうが、この小さな舞台を忘れないで」と結んだ。 共に訪日する父ミウトンさんは、「家族で支えあい、娘の夢実現のためにできることは全てやる」と意気込んだ。心のこもった一品持ち寄りを食べながら、来場者は夜9時ごろまで国吉家の面々の歌に聴き入った。
昨年の経費未払いなどが問題に 今週末の6、7両日にサンパウロ市リベルダーデ広場を中心に開かれる第35回七夕祭りで、毎年共催してきた宮城県人会(中沢宏一会長)が今年は参加せず、ACAL(リベルダーデ文化福祉協会、池崎博文会長)が単独で開催することが明らかになった。「騒動を起こしたくない」(中沢会長)ために七夕祭りの本場である宮城県人会が引いた形だが、その背景には、昨年の経費支払いを巡る問題のほか、以前からの両団体間での確執などがある。 宮城県仙台市伝統の七夕祭りは「サンパウロ仙台七夕祭り」として、日系社会をはじめサンパウロ市の公式カレンダーにも入るなど定着しており、過去34回は毎年竹の手配・運搬と飾り付けを宮城県人会が担当し、宣伝・広報関係等をACALが行ってきた。しかし、2007年にACALの池崎会長が「七夕祭り」を商標登録したことなどを巡って、両団体の確執が広がった。 その後、和解策として2009年6月にACALの「七夕祭り」商標登録を認め、宮城県人会は「いつでもどこでも七夕祭りを開催できる権利を有する」(中沢会長)契約書を両団体の間で交わしたという。そのため、ここ3年ほどは両団体は表面的には協力姿勢を見せ、共催の形で同祭を実施してきた。 中沢会長によると、今年の七夕祭り開催に向けて4月ごろから両団体の実行委員会代表による話し合いの場が持たれてきたという。しかし、6月17日の会合に出席した同県人会の鈴木運蔵副会長にACAL側から、(1)2010年に宮城県人会が請求した竹代及び運搬代などの支払いを無効にすること(2)12年の七夕祭りでかかった経費の折半分として宮城県人会分の支払い請求などが提示され、県人会では保留の形を取ってきた。 さらに同19日にはACALからの正式文書で、「結論を出さないなら、今年の七夕祭りはACALが単独で開催する」との通知が宮城県人会に届いている。 ちなみに、同祭にかかる総費用は約8万~10万レアルで、スポンサー料などを差し引いた経費を毎年両団体で折半してきた。中沢会長によると、前述の(1) と(2)を差し引いた宮城県人会のACALに対する支払い必要額は約2000レアル程度だという。この件についてACAL関係者に金額を確認したが、詳細 額は不明。また、短冊の販売は従来、宮城県人会が担当してきたが、その販売権を巡っても両団体が対立する一因となっているようだ。 中沢会長は、本紙の取材に対して「県人会としても今年は時間的余裕が無いし、命令系統が二つに分裂し対立するばかりで(世間を)騒がせても意味がないので、今年は我々が引くことにした」と説明。「今年の祭りが終わったら、なるべく早く来年の七夕祭りに向けて動きたい」と話している。 一方ACAL側では、「宮城県人会には何回も会議に出てもらうよう話してきたが、来なかったので仕方なく今年は単独開催に踏み切った」と説明している。 2013年7月4日付
サンパウロ州エンブー・ダス・アルテス市主催の第6回日本祭りの一環として「アニマ・エンブー」が6月22、23両日、同市内の民間施設「オ・カイピロン」で開催された。期間中、会場では漫画・アニメなどの商品販売、ゲーム機の無料体験やコスプレ大会などが行われ、主に非日系の若者たちで溢れた。 また会場内では、焼きそば、ギョーザ、天ぷらなどの日本食や日本酒も販売され、日本文化をアピールしていた。 さらに、イタペセリカ・ダ・セーラ日本語学校による日本語ワークショップをはじめ、生け花、漫画、墨絵など各種ワークショップも行われていた。 共催した地元の青少年育成団体「インスチチュート・ジャンプ」の酒本清会長によると、同日本祭りは昨年まで別のエンブー市内会場で開催していたが今年から約2万5000人が収容できる同会場に変更。同祭経費としてかかった約10万レアルは、市と連邦貯蓄銀行の資金援助を受けて賄ったという。 舞台上では、アマチュア・バンドによるアニメソングショーをはじめ、サンパウロ市から応援に駆け付けた広島県人会の「神楽(かぐら)」や、舞踊・和太鼓グループ「優美&喜楽」公演も行われ、大きな歓声と拍手を受けていた。 酒本会長は「ブラジル人に日本の芸能を見てほしかった。今年は『優美&喜楽』さんにも無理を言って来てもらって、本当にうれしかった」と話していた。 2013年7月3日付
【一部既報】在サンパウロ総領事管内の「2013年度日本政府春の叙勲祝賀会」が、日系39団体の共催により6月28日午後7時半からサンパウロ市(聖市)リベルダーデ区の文協大講堂前サロンで行われた。 壇上には受章した小野享右氏(80、岡山、帰化人)、宮尾進氏(82、長野)、白石一資氏(77、2世)の3氏を囲み、羽藤ジョージ聖州議、佐野浩明在聖総領事館首席領事をはじめ、5団体の各代表者が並んだ。そのほか、各日系団体関係者約100人が出席し、受章を祝った。 39団体の共催を代表して木多喜八郎文協会長が祝辞。「今回の受章はブラジル社会で3氏の業績が認められた結果であり、日系社会の誇りです。心からおめでとうと申し上げたい」と日ポ両語で述べ、功績をたたえた。 続いて受章した3人が謝辞を述べ、それぞれが出席者と同会の開催に対し感謝の意を示し、「生涯忘れぬ喜び。身に余る光栄」などと喜びを語った。中でも印象に残ったのが白石氏のあいさつ。「この受章は、厳しく育て上げてくれたブラジルの地に眠る父、母に捧げたい」と両親に感謝する言葉を述べ、出席した多くの家族、親族が言葉の一語一句にうなずいていた。 花束贈呈後、菊地義治援協会長が乾杯の音頭を取り、「ビーバ」「サウーデ」「乾杯」と威勢よく発し、会場を盛り上げた。その後、立食形式の懇談が行われ、参加者から受章者に対し祝福する言葉が多く聞かれた。 2013年7月3日付
