東日本大震災5周年追悼復興祈願祭実行委員会(中沢宏一委員長)主催の慰霊祭が、11日午後2時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区のブラジル宮城県人会ホール(Rua Fagundes, 152)で行われる。案内に中沢委員長、千田曠暁副委員長、福島県人会の曽我部威事務局長が来社した。 当日の慰霊祭では在サンパウロ日本国総領事館の中前隆博総領事が献花し、あいさつを述べるほか、岩手県知事、宮城県知事、福島県知事からのメッセージの代読、聖州防災局のジョゼ・ロベルト・ロドリゲス・デ・オリベイラ局長の講演も行われる。 さらに、聖州アチバイア市の乾マリオ副市長も出席し、同市での綿栽培の報告と「被災地を支えるオーガニックコットン」の上映が行われる。 同市では福島県いわき市産のオーガニック・コットンの種が栽培されており、収穫されたコットンは再びいわき市へ戻り市民らの手により、加工されお土産物などとして販売される復興事業を手がけている。「この事業を通じて、震災を風化させずこれからも支援していきたい」と中沢委員長は話した。 慰霊祭の後は懇親会も予定されている。「震災から5年経ったが、まだ苦しんでいる人がいることを忘れてほしくない。多くの人に来ていただき、献花してもらいたい」と千田副委員長は来場を呼びかけた。 問い合わせは、宮城県人会(電話11・3209・3265)か、岩手県人会(電話11・3207・2383)まで。 サンパウロ新聞 2016年3月4日付
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祝賀会が浜松市で開催 【山崎功祐=浜松支局】ブラジル政府の最高国家勲章のひとつである「クルゼイロ・ド・スル国家勲章(南十字国家勲章)コメンダドール位」を授与された川勝平太静岡県知事の祝賀会が2月26日、浜松市内のブラジルレストラン「セルヴィツー」で開催された。 授与に関し、川勝知事は、「ブラジル国民と静岡県民との120年にも及ぶ友情の賜物であり、静岡県にいる約3万人のブラジル人と日本人住民との友情がしっかりとしていることをジルマ大統領に認めてもらったと理解している。大変光栄だ」と述べた。同勲章の授与は、昨年8月のジルマ大統領の決定によるもので、日本での叙勲伝達式は1月18日、東京の駐日ブラジル大使館で行われた。 同知事は、浜松市を拠点とする日伯交流協会の創設メンバーの一人であり、初代会長を務めた。 2016年3月3日付
ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の2月度代表者会議が、25日午後4時からサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル5階県連会議室で行われた。 まず、1月度の会計報告が発表され、収入が2万1052.87レアル、支出が12万1017.99レアルとなった。 その後、市川利雄副会長から今年の日本祭りについての経過報告が行われた。市川副会長は「日本祭りには既に40万レアルが投資されている」と述べ、入場券を早めに売り、その埋め合わせをしたい旨を話した。今年は例年以上に券の販売所を増やし、販売を促進していくそうだ。また、3月2日午後2時からは日本祭り出店に関する説明会が栃木県人会で行われ、同祭参加の確認が取られる。 続いて、本橋会長からは県連創立50周年記念事業に関する報告があり、式典は9月18日に「ブッフェ・ヤノ」で開催されると発表された。予算は6万4000レアルを計上しており、参加費は120レアル。経費は県連と県人会でほぼ半々になる見込み。 本橋会長は「物事を行うには経費が必要。日本祭りのために100万レアル用意しているが、このお金がなければ日本祭りは開催できない。100万レアルから50周年式典へ回す余裕はないので、各県人会平均5人の式典参加者を出すようお願いします」と協力を呼びかけた。 また青森、大分、香川、福岡の4県の県人会の会長交代が発表された。 サンパウロ新聞 2016年3月1日付
新会長にタウバテの青山氏が就任 「26年間、会長を全うできたことに厚くお礼を申し上げたい」―。ブラジル岐阜県人会の2015年度末定期総会が、2月28日午前10時半(第2次招集)からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区のニッケイパレスホテルで開催され、13期26年の長期にわたって会長を務めた山田彦次氏は冒頭の言葉で会員への感謝の気持ちを伝えた。役員改選では、副会長を7期務めた青山髙夫氏が新会長に就任。「会員の皆様の協力を賜ってやっていきたい」と意気込みを見せた。 約30人の会員が出席した総会では、吉村マルセロ氏が議長に任命、委任状提出確認が行われた後、2015年度事業報告発表に続いて15年度会計報告が発表。収入14万3260.47レアル、支出12万7870.03レアルで、前年度繰越金(54万2996.07レアル)を加えた55万8386.51レアルが次期繰越金として計上されることが報告、承認された。 引き続き、山田会長があいさつし、「26年間、会長職を全うできたことに会員の皆様に厚くお礼を申し上げたい」と感謝の意を表した。また、その間、昨年で37回継続されている岐阜県農業高校生の受け入れをはじめ、290回以上にわたって発行してきた会報に20年ほど前からポ語を導入したこと、1993年と98年に母県の「長良川花火」をUSP(サンパウロ総合大学)とジョッキークラブで打ち上げたことや在聖総領事館後援の日伯交流絵画展を11回続けてきたことなどに言及。さらに、「県人会は親睦を目的とするということは前面にあったが、海外で暮らす県人会と母県との交流の大切さを重視してやってきた」と強調し、「これからもこれらの事業を続けていただけるよう、新しい執行部の皆様にお願いしたい」と新理事会へのエールを送った。 役員改選では、事前に提出された一つのシャッパにより、副会長の青山氏が新会長に選任され、新執行部と監査役がそれぞれ発表された。 青山新会長は、約25年前に第2回母県訪問団に参加したことをきっかけに、その数年後に県人会に入会したという。地方理事1期、本部理事2期、副会長を7期務めてきたことに触れ、「今回、会長の依頼があり、今までの県人会へのお礼も兼ねて会長をやっておくべきだと思い、引き受けた。(聖州)タウバテに48年住んでいるが、新しい理事と会員の皆様の協力を賜ってやっていきたい」と意気込みを示した。 その後、16年度事業報告では、新しくゴルフコンペを1月に開催したことや11月に年表のポルトガル語版を発刊する予定であることなどが発表された。 引き続き、16年度予算案として13万4600レアルが発表、承認された。 出席者からは年表のポ語版発行についての予算の質問があり、前会長の山田氏が翻訳代、印刷代、編集費用などを含めて約10万レアルがかかることを説明。一部会員からは「10万レアルもかけてポ語版を出す必要があるのか」などと疑問の声も挙がったが、今後の継続事業として話し合われた上で決めるという。 16年度会費は昨年と同じ150レアルの据え置きのまま、承認された。 総会終了後に行われた新年会では、26年間にわたって会長を務めた山田氏への感謝を込めて青山新会長から記念プレートが贈られたほか、山田夫人にも花束が贈呈された。 また、野村アウレリオ聖市議からも山田氏に記念プレートが手渡され、長年の労がねぎらわれた。 新役員は次の通り(敬称略)。 会長=青山髙夫。副会長=国井ヒロマサ。会計=日比野健一。書記=浅野悟。監査=金子享資、伊藤パウロ勉、大野光男。補充監査=平野エミ・イラシ、土田加津司。 サンパウロ新聞 2016年3月1日付
ニッケイ新聞 2016年2月27日 陸上自衛隊最高位の岩田清文陸上幕僚長(きよふみ、59、徳島)がブラジル陸軍司令官の招待により、22日から26日まで来伯、各地で視察を行っていた。現役の幕僚長の来伯は初めて。 一昨年の安倍晋三首相来伯時のジウマ大統領との懇談を契機にしており、日伯の防衛協力・交流の強化が目的だった。初日はブラジリアにて陸軍参謀本部、統合司令部で関係者と懇談。その後、国境沿いのアマゾナス州や南麻州ドラードスで軍の視察を実施した。 最終日の26日には聖市ニッケイパラセホテルでリベルダーデ友好会主催の昼食会に出席し、日系三団体会長など30人からの歓迎を受けた。軍関係者からは斉藤準一空軍予備大将、ジョアレス・ペレイラ陸軍中将、また中前隆博在聖総領事も出席した。 挨拶で岩田幕僚長は初の陸自最高位の来伯について、「今年は日本とブラジルの防衛協力がスタートする記念すべき年」と強調。視察を通したブラジル陸軍の感想として、「国境整備という重要な任務に対し近代化を進めながら前進している」と評価した。 日本におけるロシア、北朝鮮、特に緊張感の高まっている中国との関係について言及し、「わが国の領土を絶対に守るという体制に変えなければならない」と発言。ブラジル陸軍との関係について、「改革を進めなければならない点で共通している。今後もしっかりと防衛交流を進めていきたい」と明言した。 また当地の日系社会に対し、「日系人の皆さんからは日本という存在に誇りと自信を感じ、日伯交流にいかに貢献されてきたが分かり感激した。この思いを日本に持ち帰り、より近い存在になるよう発展させたい」とした。 岩田幕僚長は出席者との懇談を楽しみ、写真撮影にも気軽に応じるなど、終始和やかに時間を過ごした。
ニッケイ新聞 2016年2月26日 東京都友会(坂和三郎会長)が先月31日ニッケイパラセホテルで「新年会」を開催し、会員ら約80人が参加した。 坂和会長は聖州と東京都の友好関係締結25周年、外交120周年を迎えた昨年を振り返った上で、申年にちなみ「木から落ちないよう、慢心せずに一歩ずつ着実に歩んでいきましょう」と挨拶した。 舛添要一都知事も祝辞を寄せ、「本年は次期開催都市の首長として、オリンピック旗・パラリンピック旗を引き継ぐためにリオ・デ・ジャネイロを訪問する予定。この歴史的な機会に向けて、引き続きブラジル・東京都の更なる友好関係の強化に取り組んでまいります」とした。 坂和会長は知事来伯に向け、「都友会として何か交流できる行事を開催したい」との意向を示した。 なお、会には藤間流の舞踊も披露され、カラオケやくじ引きもあり、賑やかに新年の門出を祝った。中前隆博在聖総領事も出席した。
これまで以上の盛り上がりを期待 【既報関連】10月26日~30日の5日間にわたって沖縄県那覇市を中心に開催される「第6回世界のウチナーンチュ大会」の説明会が、11日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の沖縄県人会本部会館で行われ、南米4カ国7回の説明会の中で一番多い、県人会会員を中心とした約200人が出席した。同大会は1990年に始まり、ほぼ5年に1度のペースで開催されている。世界に雄飛した県系人の功績を称えるとともに、ウチナーネットワークを発展させ、次世代に継承。沖縄独自の文化や風土、歴史などのソフト・パワーの魅力の理解を求め、国内外に発信し、その魅力と可能性を活用して沖縄の未来を切り開いていくことを目的としている。 説明会では最初に、キャラバン隊一行の紹介が行われた後、団長の安慶田光男沖縄県副知事が「今大会では、海外各国からの参加者と多くの県民とが一体となり、これまで以上の盛り上がりを見せることを期待しています。140万県民が10月に皆さんに会えることを楽しみに待ち望んでいるので、どうか多くの方々のご参加を心からお願い申し上げます」とあいさつした。 続いて、2011年に開催された第5回大会の模様がDVDで上映され、国際通りでの国別パレードのにぎやかな様子、有名人によるコンサートで盛り上がる会場の様子など、各会場で交流を深める世界各国から集結したウチナーンチュらの姿を参加者たちは熱心に見つめていた。 その後、同大会実行委員会事務局の与那嶺隆氏から、イベントの具体的な内容が説明された。それによると同大会は、10月26日に国際通りでパレードが行われる前夜祭を皮切りに、約3万人が収容できるという県内最大設備の「沖縄セルラースタジアム那覇」で翌27日午後4時から開会式が開催されるという。また、大会前・期間中は各所で各種連携イベントも予定されており、「しまくとぅば世界大会」や、「エイサー大会」、「第5回世界若者ウチナーンチュ大会」が同時開催される。「世界若者ウチナーンチュ大会」は、沖縄と世界10カ国から参加する海外の青年が年に1度集結する若者の祭典。これまで南米、北米、欧州、アジアの4大陸で開催されているが、沖縄での開催は今回が初めてとなる。 企画担当の下地氏と与那覇氏は「ステージを見るだけではなく、とにかく積極的にイベントに参加してほしい」と呼びかけ、開会式で三線を1000人以上で演奏するという企画の参加者や、多くのリクエストにより作ったという紅型、エイサー、カチャーシーなどの各種体験教室の参加者を募った。イベントの詳細は随時、ホームページに更新される。 祖父母がウチナーンチュで、説明会に参加した日系3世の新里明さん(32)は前大会の参加者。「これはとても価値あるイベント。今大会の具体的なイベント内容を聞いて、今とても興奮しています。今年もぜひ参加したい」と目を輝かせた。 最後に沖縄県文化観光スポーツ部の前田光幸部長が「南米4カ国どの会場も、熱い気持ちで迎え入れてくれ、この大会に対する期待と関心を肌で感じることができました。10月には、ここにいる多くの皆様と再会できることを心より楽しみにしています」と話し、説明会は終了。その後、参加者全員で記念撮影が行われた。 同大会の参加は基本的に入場無料だが、航空運賃や宿泊代、その他の実費は個人で負担する必要がある。詳細についての問い合わせは、沖縄県人会事務局(電話11・3106・8823)まで。大会ウェブサイトはhttp://wuf2016.com サンパウロ新聞 2016年2月26日付
ブラジル広島文化センター(平崎靖之会長)は14日午前、サンパウロ市リベルダーデ区の同センターで定期総会を行い、会員家族100人が出席した。 平崎会長は冒頭あいさつで、「昨年から広島系企業家が会員となり、積極的に運営にかかわるよう勧めている。そうすることで新しい運営方針を見出し、今後の発展につなぎたい」と報告。その後、アラサツーバ支部から出席した本山元支部長(前文協会長)はじめとする7人の会員と、新会員となったポンペイア市の「西村俊治財団」会長の西村ジロウ氏を紹介した。 2015年度会計報告では、収入40万7000レアル、支出100万5000レアルで、59万8000レアルの赤字となった。これは創立60周年記念行事、ビルの改修工事や記念誌編纂など大幅な出費による。 16年度予算は76万8000レアル。施設の利用率を上げ、若者の交流を活発化させるためセンターのサイト開設費が計上された。 総会終了後、記念撮影が行われ、会員の団結と広島カープ、サンフレッチェ広島FCの優勝祈願を行った。 ◆新年会総会後に行われた新年会には、広島県出身の中前隆博総領事も出席。同総領事は「昨年着任してから、広島文化センターの心強い支援をいただき感謝している」とあいさつ。ライムンド弁当屋から取り寄せた料理と鴻池龍朗さんのピラルクの刺し身を楽しみ、新年を祝いつつ親睦を深めた。アラサツーバ支部からは神楽公演の要請があった。 サンパウロ新聞 2016年2月25日付
広島文化センター(平崎靖之会長)は、「西郷隆盛の生涯」及び「村上海賊(水軍)」についての講演会を3月5日午後2時からサンパウロ市リベルダーデ区の広島県人会館(R.Tamandare 800)で開催する。 当日は、鹿児島県人会の松村滋樹会長が「西郷隆盛の生涯」について、広島文化センターの村上佳和副会長が「村上海賊」について各40分程度の講演を行う。 参加費は無料。講演はすべて日本語で行われ、講演後には懇談会も開かれる予定。 広島県人会では日本の歴史についての講演が不定期で開催されており、今回で2回目となる。今後も随時開催される予定。 来社した一行は「当日は面白い話ができると思う。大勢の方々に来ていただきたい」と来場を呼びかけた。 サンパウロ新聞 2016年2月25日付
ニッケイ新聞 2016年2月24日 広島文化センター(平崎靖之会長)による、日本の偉人や歴史にスポットを当てた講演会が、3月5日午後2時から同センター(Rua Tamandare, 800, Liberdade)で行われる。進行は基本日本語。 昨年9月に行なったセミナーの第二弾。今回は同センター副会長の村上佳和さんが、中世の瀬戸内海で勢威を振るった村上水軍をテーマに、鹿児島県人会長の松村滋樹さんが西郷隆盛の歩んだ人生について語る。 来社した村上さんらは「日本の偉人を知り、日本人らしさを見つめなおしましょう」と呼びかけた。 問い合わせは同センター(11・3207・5476)まで。
ニッケイ新聞 2016年2月23日 ブラジル広島文化センター(平崎靖之会長)が今月14日午前、聖市内の同センターで定期総会を行なった。会員家族約100人が出席した。 平崎会長は冒頭挨拶で「昨年から広島系企業家へ、会員となり積極的に運営にかかわるようすすめている。そうすることで新しい運営方針を見出し今後の発展につなぎたい」と報告した。 聖州奥地のアラサツーバ支部から、元山光男元支部長(前アラサツーバ文協会長)はじめとする7人の会員も出席。新会員となったポンペイア市西村技術財団の西村ジロウ代表も紹介された。 昨年度は収入40万7千レアル、支出100万5千レで59万8千レの赤字。創立60周年記念行事、ビル改修工事や記念誌編纂など大幅な出費による。今年度予算は収入74万2千レ、支出76万8千レとしている。また施設の利用増や収入増、若者交流の活発化を目的に、サイト開設費が支出に計上された。 その他議題では、アラサツーバ支部から神楽公演の要請があった。最後に記念撮影が行われ会員の団結とカープ、サンフレッチェ両チームの優勝祈願を行なった。 総会後始まった新年会では同県出身の中前隆博在聖総領事も参加。「昨年着任してから、広島文化センター心強い支援をいただき感謝している」とあいさつ。ライムンド弁当から取り寄せた料理と、養殖家・鴻池龍朗さんによるピラルクの刺身を楽しみ、新年を祝いつつ親睦を深めた。
熊本県人会(田呂丸哲次会長)は、26日午後2時から同3時30分までサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の同県人会館(Rua Guimarães Passos,142)で熊本県産食品とオーガニック関連商品の販売を兼ねたイベントを開催する。 第2回となる同イベントでは、熊本県産の乾麺を使用した冷やしうどんとぜんざいの試食、イベントをプロデュースする食品商社BBBR社が「EMMA」(500cc瓶25レアル)を販売する。 EMMAは微生物の入った茶色の液体で飲用も可能だが、微生物には汚れや悪臭の元になるバクテリアを食べる能力がある。例えば食器洗浄等に利用すれば化学洗剤と違い環境に優しい効果があり、生ごみに少量散布すれば悪臭がなくなるという。 当日は、EMMAを製造している光輪社の富田ジョゼ・ルイス重役が、環境問題についての講演を行う。富田重役はサンパウロ大学工学部環境工学科で修士号を取得している。 問い合わせはBBBR社の倉智隆昌さん(電話11・3207・6961)まで。 サンパウロ新聞 2016年2月20日付
ニッケイ新聞 2016年2月18日 日本国外を拠点にした広報文化施設「ジャパン・ハウス(仮称)」(以下、JH)に関し、在聖総領事館(中前隆博総領事)が16日午後、同館で日系人向けに状況説明と意見交換会を開催した。34の関連団体が召集され、内28の代表者が出席した。「一部地域の対日感情にどう応じるか」「4年後に閉鎖するのか」という質問に、中前総領事は「日本への正しい認識を広める。継続は数値目標の達成度次第」と言及した。 JHは「正しい日本を発信し親日家を育む」という目的の下、聖市ほか英ロンドン、米ロサンゼルスに設置される。当地ではパウリスタ大通り52番のブラデスコ銀行所有ビルを一部賃借して、来年3月の開設を目指す。事業主は電通。 先月には、平田アンジェラ多美子さん(スリアナ社代表取締役)の事務局長就任が発表された。日本外務省は2018年度(19年3月)までの予算として、聖市のみで25億円を要求している。 中前総領事からこうした設置目的や経緯、事業体制の概要が改めて参加者に説明された。日系5団体のほか、裏千家や生け花協会、希望の家などの福祉施設、コチア青年や農拓協、JICAや外務省の研修生OB団体など多分野の団体が召集された。 具体的な要望として裏千家ブラジルの林宗円さんは、「茶室や史料館のある文協などを付属機関として活用できないか」、県連の本橋幹久会長は「7月の日本祭りでJHの宣伝をしては?」と提案。本紙コラム「樹海―JHでAKB48ブラジル版を作ったら?」(1月22日付け)を引き合いに、「そこに記載された企画を参考してほしい」との声もあった。 一部の一世からは、「中韓などの対日戦略にどう対処するか」「慰安婦や南京大虐殺など負のイメージをどう払拭するか」という懸念も。「それらに応じる手段として始まったのが、JHを含む戦略的対外発信」として、「伯国は世界一の親日国だが、三館の共通認識として日本への正しい姿を見せたい」と返答した。4年の契約期間後に閉鎖する可能性について「継続は数値目標の達成度次第」と説明した。 ほか「日系アイデンティティーを次世代に継承する内容に」「日本人の心を記す冊子を出版し、お土産に持たせては?」という意見が上がった。 中前総領事は様々な意見を汲み取りながら、「拠点はパウリスタだが出張企画もありえる。事務局とのコロニア連携もその都度あるのでは。ただ我々役人は運営に口出ししないことが前提で、主体は事業主にある。行く行くは独立採算が理想」と強調した。 25日にはプレイベントとして、午前に当地メディア向けの記者会見、午後に日本側のJH総合プロデューサーの原研哉さん、設計デザインを監修する隈研吾さんを招きトークショーが行なわれる。 □関連コラム□大耳小耳 日系人と懇談したジャパンハウスの状況説明会で、5人の「アドバイザー」という存在も明らかになった。中前隆博総領事曰く「(運営委員会の議長である)私が困った時、助言などを求める」という役割があるという。歌手の高井フェルナンダさんやブラデスコ銀行役員の松本ミルトンさん、ヴェージャ誌のオヤマ・タイス編集長ら。日本文化にどれだけ精通しているかは別にして、一般社会向けの発信には大いに役立ちそうな、頼もしい面々であることは間違いない。
日本国を積極アピールする意見も 建設が進んでいるジャパンハウス(仮称、以下JH)の概要説明会議が、16日午後3時から在サンパウロ日本国総領事館(中前隆博総領事)3階多目的ホールで、日系団体会長らに向けて行われた。会議には34の日系団体が招待され、当日は28団体の会長が出席した。中前総領事による説明の後に質疑応答の時間が設けられ、出席者らから活発な質問や意見が挙がった。 はじめに中前総領事は、自身が委員長を務める運営委員会会合で、委員たちから「広く日系団体に説明するのが良いのでは」という意見が出たことを発端に、今回の概要説明会議が開かれたと経緯を説明。 JH設立は各国の世論を対象にした外交活動であり、これまで日本に関心のなかった人々を惹きつけた上で、日本の国際貢献や平和活動の内容を展示しアピールすることが目的だと話した。また、日本ブランドと日本語教育を軸に、親日派や知日派層のさらなる拡大を狙っていきたいとした。 続いて、既報のJH現地事務局の主要人事が改めて発表され、平田アンジェラ多美子事務局長、国際的な評価が高いマルセロ・ダンタス企画局長とネリー・カイシェッタ広報局長の2人が就任したことが紹介された。JH館長については、開館までに任命する予定と話した。 アドバイザーには、歌手のフェルナンダ・タカイさん、veja誌のタイース・オオヤマ副編集長など5人が選ばれている。 予算については2018年度いっぱいまでの4年分が既に確保されており、開館期間の4年を過ぎても施設を維持するかどうかは作成した数値目標の達成度を参考に決定するという。 中前総領事は「建設は順調に進んでいる」と出席者らに報告し、質問や意見があればいつでも各団体を訪問し答えていく所存だと明かした。 説明を受けて行われた質疑応答では、中前総領事から各質問に対し、「『正しい日本』を知ってもらう」という言葉が再三にわたって語られた。 ブラジル日本語センターの板垣勝秀理事長からは、「世界には日本に反感を持つ国もある。外務省の施設として、JHを通じてどのように『平和を愛する日本』を伝えていくのか」という質問が挙がった。 中前総領事は「JHは戦略的海外発信がそもそもの目的。日本の美しい文化を発信することはもちろん、どのように国際的な日本の立場を高めていくかが命題。日本が人と人との関係をどう考え、いかに紛争地域での活動や難民支援を行っているかを知ってもらう」とし、「『正しい日本』を知ってもらい、親日家の裾野を広げたい」と答えた。 出席者からは多くの質問や意見が述べられたが、中には「サンパウロは世界一親日の街。(そうではないとみられる)韓国やロシアの都市に作ればよいのではないか」といった意見や、「『正しい日本』と美しい言葉で言うが、(文化だけでなく)もっと積極的に『日本』という国そのものをアピールしてもよいのでは」などの強気な姿勢の意見も挙がった。 25日には、総合プロデューサーの原研哉氏と設計デザインを担当した隈研吾(くま・けんご)建設都市設計事務所の隈研吾氏を日本から招待してのプレイベントが行われる予定。 サンパウロ新聞 2016年2月18日付
ニッケイ新聞 2016年2月13日 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の「1月度代表者会議」が先月28日、文協ビル同連合会会議室で行われた。各種報告の後に行われた県連創立50周年式典についての議論が紛糾し、関連事業の開催を含め、決定は次回に持ち越しとなった。 来訪者挨拶、収支報告、日本祭り準備の進捗状況説明を終え、続いて50周年式典及び関連事業の開催案を理事会が提示した。 式典は9月18日を予定。出席者は各県人会から各5人を想定し、3~400人を見積もる。開催場所は未定で、式典や関連事業にかかる費用は県連が半額を出資し、残額を各県人会が負担する。全国知事会や日伯国会議員連盟などへの招待状は既に発送しているという。 理事会が同案に対する意見、式典内容の提案を会員らに求めたところ、「大勢の集まる日本祭りで式典を行ってはどうか」という案や、「準備を始めるのが遅すぎる。恥を忍んで来年に延期すべきでは」「簡素な式典のみで終わらせるのもやむを得ない」などの意見が続出した。 結果、意見はまとまらず、本橋会長は「来月までに式典、記念事業の内容、日程も正式決定しなくてはならない」とし、引き続き議論を進めていくと話した。
10月26~30日に開催する「第6回世界のウチナーンチュ大会」への参加を呼びかけるため、今月3日に沖縄県を出発し、ボリビア、ペルー、アルゼンチン、ブラジルと南米4カ国を回っている安慶田光男沖縄県副知事を団長とする「南米キャラバン隊」が11日、本紙を訪れた。 世界のウチナーンチュ大会は、沖縄から海外に移住した移民を先祖に持つ人たちに故郷の地・沖縄に帰ってきてもらい、彼らの各土地への貢献を称えると共に、イベントでの交流を通して絆を深めてもらおうという狙いを定めたイベント。1990年に第1回が催されて以降、ほぼ5年に一度のペースで開催されている。 期間中は、エイサーや琉球舞踊の魅力を発信するワークショップ、沖縄方言「しまくとぅば」によるスピーチ大会など、連携した数多くのイベントも県内各地で行われる。 今回は、より多くの人に来てもらえるようにと前回の宣伝キャンペーンより約半年早めての南米訪問。一行は「前回の延べ入場者数は約35万人にも上る毎回大盛況のイベント。盛りだくさんの内容ですので、ぜひ皆さんお越しください」と同大会への参加を呼びかけた。 サンパウロ新聞 2016年2月13日付
【一部既報】ブラジル福島県人会(永山八郎会長)主催の第9回喜多方ラーメン祭りが、21日午前11時から午後3時までサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館(Rua da Glória, 721)で開催される。 当日は、母県喜多方市から来伯している元産業部長で大和川酒造海外営業部の武藤啓一氏も参加し、県人会と協力して300食分を準備する。 武藤氏とともに来社した福島県人会の曽我部威事務局長は「元々、喜多方ラーメン祭りを始めたのは武藤さんと出会い、指導してもらった結果です。特に今回は、今まで以上の素晴らしい喜多方ラーメンをお届けしようと思います」と当日の来場を呼びかけた。料金は、前売り券がラーメンとギョーザ(5個入り)のセットで25レアル、ラーメンのみは18レアル。当日券はセットが30レアル、ラーメンのみが20レアル。 なお、当日の会場では、大和川酒造の日本酒を来場者に1杯ずつ試飲してもらうサービスもある。 問い合わせは同県人会(電話11・3208・8499)まで。 サンパウロ新聞 2016年2月13日付
ニッケイ新聞 2016年2月13日 『第19回日本祭り』(7月8~10日)の会場となる「サンパウロ・エキスポセンター」に3日、同祭を主催するブラジル日本都道府県連合会の理事ら20人が視察のため訪れた。昨年から全面的な改装工事が進んでおり、総面積約9万7千平米は「リオ・セントロ(10万平米)」とほぼ同等、中南米最大規模だ。 既に10年以上使用を続け、すっかりおなじみになった同会場だが、例年駐車場が混雑し、会場まで遠いことに大きな不満が集まった。しかし、施設横に4500台収容可能な立体駐車場が既に完成、さらに直接会場に移動できる歩道橋も設置予定だ。雨で足元がぬかるんだ昨年のような心配も解消される様子。 肝心な会場の工事進捗具合は「7割」と関係者は話す。完成は4月で、同月にイベントの開催予定もある。300人、24時間体制で工事しており、今後さらに増員も予定している。 現在は屋根の取り付けが行われ、あちこちで重機が動き回っているが、未だ鉄筋を組む途中の箇所もある。床の舗装は手つかずの箇所も多い。 ただし同祭で使用するのは、全施設のうち約4万平米で、既に使用可能になっている部分が大半で、理事会としては悲観視している様子は見られず、生まれ変わる施設での同祭の成功に期待する声が聞かれた。 しかし、最も進捗状況が遅いのは、会場入り口付近だ。送迎バスなどがスムーズに出入りできるバス専用の駐車場スペースになる予定だが、舗装するどころか、まだ石が転がっている状況。人員も手薄のようで、工期の延長が懸念される。もちろん、同祭にも影響する箇所だ。 視察後は、非公開ながら会場を経営する「GLイベンツ」も交えて会議が開かれた。現在、準備委員長を務める市川利雄(富山)氏が、3月の役員改選後も実行委員長として、同祭を主導する見込みだ。
ニッケイ新聞 2016年2月13日 和歌山県人会(谷口ジョゼー会長)が先月31日午前、聖市リベルダーデの同会会館で定期総会を行なった。会員約70人が出席した。 谷口会長は冒頭挨拶で「初めての二世会長に就任して1年が経過。定款の近代化などに努めた」と報告。新たな試みとして同月に会報第1号を発刊したこと、フェイスブックページの開設などを紹介し、「SNS(インターネット交流ツール)などで県人会のことをもっと共有しましょう。簡易版の定款も配布するのでぜひ目を通して」と呼びかけた。 仁坂吉伸知事からもメッセージが寄せられ、44年ぶりの和歌山国体で同県が男女総合優勝したこと、高野山開創1200年記念大法会の開催、道路ネットワークの整備など、母県の近況が伝えられた。 配布資料で昨年度の事業を確認し決算を報告。収入は約20万6千レ、支出は約18万2千レで、その内お好み焼きが盛況な日本祭りだけで収入約8万5千レ、支出約4万7千レを占めた。また今年度予算は収入22万4300レ、支出20万3970レとしている。 会費の値上げも承認された。80レから100レとなる。総会後はブッフェ奄美による仕出し料理を楽しみ、新年を祝いつつ親睦を深めた。
ニッケイ新聞 2016年2月12日 今年10月、沖縄で開かれる『第6回ウチナーンチュ大会』への参加を呼びかけるために、南米4カ国を巡るキャラバン隊10人が最終目的地のブラジルに到着した。ペルー、亜国、ボリビア、そして当地を2泊ずつ、計8泊12日という強行日程だ。12日に来社した団長の安慶田光男副知事らが強い意気込みを語った。 世界ウチナーンチュ大会は5年おきに開催され、各国から参集する約5300人の沖縄県系人を中心に、日本国内、県内の参加者の総計は35万人にもなる。前回の第5回大会では、伯国だけで約1200人が参加し、ハワイからは1000人ほどがジャンボ機2機を貸し切って訪れる盛り上がりだった。 副知事一行の訪問目的は、大会の開催周知と参加の呼びかけ。11日晩には県人会本部で説明会が行われ、前回の映像が紹介され、見所や参加意義が強調され、参加を促した。 今回は10月26日の前夜祭から30日まで開催。新趣向としては、開会式で世界から集まった約千人の三線奏者が一斉に奏でる中、てぃんさぐぬ花などの琉球民謡を大合唱する演出が準備中だという。 ウチナーグチのスピーチ大会やエイサー、沖縄の歴史に関する各種セミナーなど、20以上のイベントが期間中に集中開催される。大会直前(20~23日)には、二、三世の参加増により始まった第5回若者大会も開催されるとあって見所は満点だ。 今年の基本方針は世界交流とウチナーンチュネットワークの発展、若者への継承、ゆいまーる(相互補助)など独自精神への理解深化と国内外への発信、万国津梁という精神の次世代継承と海外への飛躍促進など。 安慶副知事は、「ブラジルからも多くの参加を期待する。琉球文化の発信だけでなく、サンバなどブラジル文化を取り込んでも良いのでは。外国文化の発信もできれば県民も喜ぶはず」。一行は「10月、沖縄にめんそーれ(いらっしゃい)」と呼びかけた。 □関連コラム□大耳小耳 世界ウチナーンチュ大会の参加呼びかけに南米行脚中の副知事ら一行には、各国で沖縄の基地問題に関する応援の言葉が寄せられたという。安慶田光男副知事は「本当に心強いと感じた」と喜んだ。当地でも、すでに「辺野古基金への支援を申して出ている二世グループがいる」との噂を聞く。ハワイとブラジルの沖縄系コミュニティは在外県系人社会の両輪だけに、いずれはブラジルから、もっと大きな母県支援表明が挙がるかも。 ◎ ウチナーンチュ大会へブラジルから何か持って行っては?――という提案が来社、懇談中に生まれた。副知事は熱心に「サンバダンサーを連れてきては」と薦めていたが、編集部一押しは、何といっても「グルッポ・サンセイ」のマツリダンスだ。創始者は県系人の城間美智子さん。日本の歌謡曲に合わせて、ブラジル人の若者数百、数千人が一斉に踊る様は、実に壮観だ。ウチナーンチュ大会の開幕式か閉幕式の前後などに余興で、ビギンの歌などをマツリダンスにしたものを世界中の県系人と共にやったら、さらに団結が強まる?!
