07/03/2026

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ニッケイ新聞 2015年8月5日 兵庫県人会(松下瞳マルリ会長)は8月23日午前11時から、北海道協会(Rua Joaquim Tavora, 605, Vila Mariana)で『創立55周年式典』を行なう。参加費30レアル(75歳以上は無料)、申し込みは18日まで。 井戸敏三知事、石川憲幸県議会議長ら県政府関係者はじめ、柔道、企業関係者や一般人で構成された慶祝団員は58人にのぼる。パラナ州との州県友好提携は45周年を迎え、20日には同地で記念式典やベット・リッシャ州知事との懇談も予定する。 案内のため来社した松下会長、小林咲子副会長、顧問の尾西貞夫式典委員長は「大人数の慶祝団と共に創立55周年をお祝いしましょう」と呼びかけた。 申し込み、問い合わせは同県人会(電話=11・3207・0025、メール=brhyogoken@gmail.com)まで。
ニッケイ新聞 2015年8月4日 ブラジル佐賀県文化協会(西山実会長)が2日、創立60周年を祝って聖市の同会会館で記念式典を行なった。副島良彦副知事、中倉政義県議会議長および一般参加者含め15人の慶祝団を迎え、会発足から還暦の節目を祝った。 1910年、サントス港に到着した第2回ブラジル移民船「旅順丸」に乗船していた15家族60人が先駆けとなり、これまでに約4500人の県人が移住した。宮崎八郎氏を初代会長に迎えて前身となる「サンパウロ佐賀県人会」が発足してから、今年で創立60周年を迎えた。 式典に先立ち取材に応じた副島副知事は、「初対面のはずなのに、同郷のためか非常に親近感が沸いた」と厚い歓迎に感激した様子で、「移住者への激励と、さらなる友好深化に向けて日伯間の友情を確認したい」と訪問意図を説明した。 50周年、55周年時と同様に、会館前で桜の植樹を行い式典へ。270人の参加者を前に秀島正幸副会長が開会を告げ、両国国歌斉唱後、先人への黙祷が捧げられた。挨拶に立った西山会長は、「会の歴史は会員や母県からの支援、そして移住者を温かく受け入れてくれたブラジルという国の優しさがあってこそ」と感謝を示した。 来賓には日系3団体代表者や、飯田茂在聖領事部長、在亜佐賀県人会のウメサキ・フラビア会長らが訪れ、祝福の言葉を送った。野村アウレリオ聖市議からは、これまでの功績を称え県人会に表彰状が送られた。 会から85歳以上の高齢者29人と、歴代会長の江頭幸男、井上清、辻定男、吉村幸之4氏に感謝状が贈られた。代表謝辞に立った江頭さんは、「この会館は約30年前、母県などから多大なご支援を頂き建設された。様々な催しを開催でき、時間を有効に使えている。60年の歴史は、各方面からの援助の賜物です」と感謝した。 続いて、県人会と県との間で記念品の交換が行なわれた。また、県から日系3団体へ寄付金、協賛企業(味の素、久光製薬)へは表彰が贈られた。元留学生・久保カチアさんの挨拶の後、県歌「栄の国から」を大合唱し祝賀会へ。日舞や居合い、薙刀、健康体操の実演が行なわれ、最後はサンバショーが華を添えた。 聖州プロミッソン生まれの花田マリアさん(90、二世)は、「健康体操で週2回は会館を訪れます。ホールは葉隠館として剣道などにも活用され、いつも賑やかです」と会の良さを紹介した。 慶祝団の一員として来伯した60代女性は、「華やかな希望を持って移住した先人たちは、言葉にできないほどの苦難を越えて、歴史を重ねたんだと実感した」としみじみ語った。   ■ひとマチ点描■ロンドリーナから祝福に=松尾進蔵さん(95、二世) 佐賀県人会の創立60周年式典に、はるばるパラナ州ロンドリーナから駆けつけた。高齢者表彰の代表謝辞では、「田舎生まれの不学者」と謙遜しつつ、聖市まで祝福に駆けつけるほど会への思いは強い。 両親は1917、8年ごろ、モジアナ線ジャタイ耕地へ入植。松尾さんは20年5月に同地で生まれた。6年間の義務農年を終えた後、ノロエステ線アラサツーバ管内最古の日本人入植地、アグア・リンパ植民地へ。28年に5アルケールの土地を購入し、コーヒー農として独立するも、4年後に霜で全滅を経験した。 37年から移り住むロンドリーナでは、写真店や飲食店を営んだ。父・峰三さんは同地で、佐賀県人会の支部長を務めていたという。 記者には、「9月6日はアグア・リンパ入植百周年式典で待っていますよ」と声かけ。95歳にしてこの活動の幅の広さ、敬服に値する。(祐)  ...
副島副知事ら慶祝団が来伯出席次の50年を視野に「還暦」祝い ブラジル佐賀県文化協会(西山実会長)創立60周年記念式典が、2日午前10時からサンパウロ(聖)市アクリマソン区の同県人会館で行われた。母県からは副島(そえじま)良彦副知事をはじめ、中倉政義県議会議長ら15人の慶祝団が訪れ、来場した会員約200人と共に節目の年を祝った。同協会は1946年に母体となる団体が発足。55年に現在につながる全伯組織「在伯佐賀県人会」が誕生した。66年には伯国慈善団体として登録され、「ブラジル佐賀県文化協会」に改称。81年に完成した同県人会館においては剣道や薙刀などの武道を通じ、日系社会に貢献して来た。 式典は秀島正幸同県人会副会長の開会の辞に始まり、日伯国歌斉唱、先亡者への黙とうを行った。 式典には飯田茂在サンパウロ日本国総領事館領事部長、野村アウレリオ聖市議、ウエダ・エドアルド聖市長代理、在アルゼンチン佐賀県人会の梅崎フラビア会長、本橋幹久県連会長、山下譲二文協第1副会長、尾西貞夫援協副会長が来賓として出席した。 西山会長が式典あいさつし、「会員、母県の多大な支援、協力、そして私たちを受け入れてくれたブラジル社会の親切さがあったからこそ、今日の私たちがある。先人たちに感謝し、この先50年を視野に入れた県人会の活性化と永続の再起点にしたい。日本とブラジルは関係深い間柄になるだろう。今後も日伯両国の懸け橋になるような人材を育成していきたい」と述べた。 副島副知事は「今までに4500人を超える本県出身者が海を渡り、過酷な労働条件や不慣れな環境の中でブラジル社会に貢献し、発展に尽力してくれた。現在は『人を大切に。世界に誇れる佐賀作り』をテーマに県政を行っている。佐賀には本物がたくさんある。皆さんが『ふるさと佐賀県』を誇れるように世界に発信していく」と祝辞を述べた。 中倉県議会議長は「小学5年生の時に友人がブラジルへ移住し、別れの言葉を代表として読んだことを覚えている。当時はブラジルと聞いてもピンとこなかった。今回彼を県人会関係者に捜索してもらったが、既に故人となっていた。皆さんは筆舌に尽くしがたい苦労をし、ブラジル国家の一員として貢献をしている」と敬意を表した。 その後飯田領事部長、ウエダ聖市長代理、本橋県連会長から祝辞、祝電披露、記念品の贈呈が行われた。 続いて歴代の県人会長4人が表彰され、江頭幸男顧問が代表して謝辞を述べた。また井上清氏には日本との重要な仕事をしたことが評価され、特別感謝状が贈られた。井上氏は病気療養中で欠席のため、秀島副会長が代理で受け取った。 高齢者表彰では、95歳の松尾進蔵氏が代表して授与された。 研修生として佐賀県に渡った久保カチア氏は、この日ポルトガル語での司会を務め、また留学生・技術研修生を代表し「これからも留学、研修制度を続けてほしい」とあいさつした。 最後に県歌「栄えの国から」を全員で合唱。閉会となった。 式典閉会後は祝賀会が開かれ、鏡割、ケーキカットの後、吉村幸之前県人会長の音頭で乾杯した。会場の会員らは県人会の60周年の誕生日を「パラベンス・パラ・ボセー」の大合唱で祝った。 祝賀アトラクションではまず藤間芳琴氏の鶴亀日本舞踊が披露され、続いて葉隠館門弟による剣道の型が発表された。同県人会館で練習している森田泰江師範と子弟による薙刀演舞、県人会婦人部による健康体操も披露された。慶祝団からは「赤トンボ」などの唱歌が歌われ、最後は「ふるさと」や「幸せなら手をたたこう」など3曲を婦人部と会場が一体となって合唱した。 15歳の時にブラジルに移住して来たという男性は「父が亡くなってから、県人会とは疎遠になっていたが、新聞記事を見て今日は来てみた。みんな笑顔で歌っていて良いね」と久しぶりの県人会行事を楽しんでいた。 休憩を挟んでサンバショーが行われ、慶祝団もサンバーダンサーと踊りブラジル流の式典を堪能していた。 2015月8月5日付
ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)は、7月30日午後4時からサンパウロ(聖)市文協ビル内5階の同会事務所で7月度代表者会議を開いた。各県人会代表など37県が出席。7月度事業・会計報告後、第18回日本祭りの反省点及び第19回日本祭りについて議論された。 本橋会長は、「皆さんの献身的な努力の甲斐あって、第18回日本祭りを大きな事故もなく終えることができました。しかし、喜びの余韻に浸りきれない事情もある」と述べた。 第18回日本祭りの売上について山田康夫実行委員長は「県連としては赤字だが、各県人会は黒字」と説明。開催中日(土曜日)には大雨に見舞われたこともあり、心配された入場者数については約15万人と「少し残念な結果となった。昨年と比較し、金曜日はほぼ同数で、日曜日に土曜日の巻き返しを図ったが昨年の18万人には届かなかった」と話した。 また、県連はイベント会社「GL events」マーケティング担当のウィリアン氏に依頼し、同祭に対する専門家としての意見を求めた。実際に同祭を視察したウィリアン氏は郷土食ブースについて、マーケティング戦略不足を指摘した。 例えば、「ブラジル人は、安全のために現金をあまり保有しないにも関わらず、なぜクレジットカード払いに対応していないのか」「なぜ全体で食券購入式にするなどして、一括で管理しようとしないのか」「なぜ偽客(サクラ)を置いてでも、列を作ろうとしないのか」「なぜ郷土食の値段がリベルダーデ駅周辺の飲食店より高いのか。家族連れを想定した場合、駐車料金を含めると割に合わない」「なぜ1カ月のうち給料日直後の財布に余裕がある期間ではなく、余裕のない時期に開催したのか」など改善点を述べた。 山田実行委員長は「第19回に向けて、県人会員らの協力が不可欠」と主張し、各県人会へ意識改革の必要性を訴えた。 同時に山田実行委員長は、「各県人会が自分たちの利益のことばかり考え、好き勝手なことばかり言うのなら、日本祭りなど開催しない方が良い。それは、県連の崩壊を意味するが、プロ意識もなく漫然と続けても将来はない。仮に場所代などの費用が高騰していく場合でも、スポンサーを見つければ問題はない。存続のためには、全県人会が一つになって情報を共有し、売るための工夫をし、顧客の満足度を上げることが必要不可欠」と強調した。 2015月8月5日付
ブラジル兵庫県人会(松下大谷瞳マルリ会長)は、創立55周年記念式典を23日午前11時からサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の北海道協会交流センター(Rua Joaquim Távora, 605)で開催する。案内に、松下会長、小林咲子副会長、尾西貞夫顧問兼式典実行委員長が来社した。 当日は先亡者慰霊法要、功労者及び高齢者表彰などが行われ、兵庫県から井戸敏三県知事、石川憲幸県議会議長をはじめ、大型慶祝訪問団など計83人が出席する予定。 一行は18日に来伯し、約1週間滞在。リオ、サンパウロ、クリチバなどブラジル各地を訪問する。また、政府機関や日系団体との意見交換、日本企業の工場視察などを行い、20日には兵庫県・パラナ州友好提携45周年記念事業にも出席する。 訪問団の詳細は次の通り。 友好代表団4人(兵庫県知事、国際局長、国際交流課長、国際交流課主査)、兵庫県議会日伯友好訪問団13人、経済団13人(ジェトロ神戸所長、株式会社社長など)、県民交流団31人(日伯協会10人、HIA友の会7人、水産振興基金、兵庫県国際交流協会など)、ブラジルエコツアー11人、柔道訪問団8人、個人での来伯は住友ゴム工業株式会社(2人)、関西ブラジルコミュニティ(1人)。 参加費は県人会員が30レアル、75歳以上は無料。 申し込みは県人会事務局(電話11・3207・0025)まで。受付時間は正午~午後4時で、18日締め切り。 2015月8月5日付
【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】海外福岡県人会の後継者育成を目的とした『福岡県人会子弟招へい事業』が、今夏も福岡県国際交流センター(新宮松比古理事長)の主導で実施された。 今年は南北アメリカの各福岡県人会から子ども19人と引率者10人が参加し、11日間の日程で交流キャンプや自動車工場の見学、ホームステイなど、様々な体験をした。 ブラジルから参加した芹川松田エリキ君、鹿毛丸林フェリッペ君、田中礼雄君、平野古賀マリアナさん(いずれも11歳)の4人は、7月14日に那珂小学校を訪問して、同じ世代の子どもたちにブラジル文化を紹介。カポエイラの実演やフレーボを踊った。 2世の田中君は「小学校でけん玉を教わった。日本の文化って面白い」。4世の平野さんは「小学校には1日しかいなかったけど、福岡に友達がたくさんできた」と喜んだ。 福岡県人子弟たちは、それぞれ福岡でたくさんの思い出を作り、7月21日に帰国した。 2015年8月4日付
ニッケイ新聞 2015年8月4日 「ちょうど100年前に始まった」―在サンパウロ日本国総領事館と関係の深いブラジル日本文化福祉協会やブラジル日本都道府県人会連合会、サンパウロ日伯援護協会などの日系団体や日系議員、日本政府関係団体、諸外国領事館関係者等、約360人が一堂に会し、同総領事館が設立から100年を迎えたことを記念した昼食会が、7月28日正午から同公邸で行われた。これは6月に着任した中前隆博総領事の就任記念レセプションも兼ねた。100団体への記念表彰のほか、日伯のテーマ音楽として作られた楽曲の発表も行われ、終始、祝賀の雰囲気が流れた。 中前総領事は挨拶で「ちょうど100年前、当時リオにあった大使館から派遣され、総領事館の業務が開始された。当時サントス港から入港する移住者の定着と生活の向上が大きな仕事であり、第2次大戦中の9年の閉鎖を経て、今日まで続いてきた」と一世紀の歴史を総括した。また「当館の活動に関する支援に対して代表して心からお礼申し上げる。記念が重なる重要な年に着任したということに誇りを感じ、全力を持って職務に専念する」と自らを奮い立たせている様子だった。「嬉しいプレゼント」として紹介されたのは、総領事館100周年、日伯外交120周年のテーマ曲として制作された『LOVE SONG』。日本移民百周年の際にも共演した日伯の人気歌手、野宮真貴さんと日系三世の高井フェルナンダさんが5カ月の期間を費やして制作した。日ポ両語による約3分間のポップソングが終わると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。担当の中山雄亮副領事によると、同曲を今後、日本政府関係や日系団体の行事等で使用予定だという。続いて、総領事館から100周年を記念として、日伯交流に大きな功績のあった100団体に在外公館長表彰することを発表され、各県人会や日本語学校、ニッケイ新聞などの日系諸団体や州警察などが選出された。担当の一人、髙元次郎領事は「もちろん100団体以外にも感謝を示さなければならない団体もあるが、総領事を交え数カ月に渡り、会議を重ね選定に至った」と説明した。乾杯は文協・呉屋春美会長の「総領事館、そして皆さんの明るい未来に」という乾杯の音頭で、しばし歓談となった。会場には歴代領事と親交の深かったヤンマー株式会社の後藤隆参与(元ブラジル日本商工会議所会頭)も出席し、「特に思い出に残っているのは近藤四郎総領事。退任後も私が帰国した際はいつも出迎えてくれた」と懐かしそうに思い出していた。日系ゴルフ協会の近沢宗貴会長は「『ニッケイ・ゴルフ選手権』には毎年トロフィーを贈って下さり大変感謝している。西林万寿夫総領事とは一緒にラウンドを回ったのを今でも思い出す」と語った。県連の本橋幹久会長は「100年間、在留日本人のために表だったところでも、人の見えないところでも多くの支援をしてくれた。日本人として、自分にとっても大変心強い存在だ」と述べた。現在まで26年間に渡り職員として勤務するエレーナ・タケベさんは「多くの領事の皆さんと近くで接してきた。実際にする業務は同じかもしれないが、取り組み方の違いで、それぞれに多くのことを勉強させてもらった」と振り返る。会場には各県人会長や日系5団体の関係者、地方文協の関係者に加え、76年から96年まで職員として勤務した「総領事館広報班の生き字引」こと、坂尾英矩さんの姿もあった。 中前総領事と雅子夫人は会場を後にする来賓者に対して、一人ずつ握手して見送り、約2時間半に及ぶ昼食会は幕を閉じた。   在外公館長表彰受賞100団体 1 外務省研修生ブラジルOB会 2 ブラジル青年商工会議所 3 サンパウロ州教育局 4 サンパウロ州立ファビオ・バヘット校 5 サンパウロ州立モンセニョール・サリオン校 6...
ニッケイ新聞 2015年7月31日 「ミス・ニッケイコンテスト2015」が今年も日本祭り2日目の25日夜、メインステージで行なわれた。容姿や表情などを総合して審査が行なわれた結果、パラナ州ロンドリーナ市代表の吉野スザーナさん(20、三世)がグランプリに輝いた。 聖州各地はもちろん、遠くはアマゾナス州やバイーア州の予選を勝ち抜いた日系人25人が参加し、美を競った。両国の国旗をモチーフにした赤・黄・青の着物風衣装や、煌びやかなドレスを身に纏ってのウォーキングでは、来場者の目が釘付けになった。 栄冠を手にした吉野さんは本紙の取材に対し、「本当に幸せな一日。日系人として生まれたことを誇りに思う」と感動した様子で話した。 長年審査委員を務める栃木県人会の坂本アウグスト会長は、「今回は歩き方とインタビューで差がついたのでは」と総評を述べた。
ニッケイ新聞 2015年7月31日 大阪なにわ会(下平尾哲男会長)が8月9日午前9時から、同会館(Rua Domingos de Moraes, 1581、ビラ・マリアーナ駅そば)で「第81回慈善バザー」を開催する。 婦人部の手芸品(レース編み、ふきん、エプロン等)をはじめ、プレゼント用品、協賛業者の出店がある。食堂では寿司、なにわうどん、天ぷら、汁粉、パステル等、様々な手作り食品が販売される。 婦人部から久保美恵子部長、役員の高瀬千秋、桑原妙子さんが来社し、「皆様のご来場をお待ちしています」と呼びかけた。 問い合わせは同会(11・5549・7226)まで。
ニッケイ新聞 2015年7月30日 世界トップシェアを誇る自転車の総合メーカー「シマノ」が、第2の事業柱である釣具の販売を当地で強化するべく日本祭りに初出展、自転車部品や釣具の紹介を行なった。 1921年に大阪府堺市で創業。自転車用部品はプロのレースチームにも愛用されるなど、高性能で耐久性に優れた世界的ブランドだ。当地では30年以上も前から日本・中国・シンガポールなどにある工場から自転車の部品を輸入しており、2007年には中南米地域を統括する会社を聖市に設立した。競技用・スポーツ自転車の中枢部品である駆動系、制御系部品で世界、ブラジル市場ともに高いシェアを誇る。 釣具の総合メーカーとしても世界展開しており、当地では代理店が米国のシマノ支社から商品を仕入れ、全伯の釣具店で販売していた。しかし地域によってつれる魚の種類が違うことから、米国の商品では現地の需要に対応しきれなかった。今年からブラジルの状況に合わせて選んだ商品を販売するにあたり、その告知の一環として日本祭りに出展した。 釣具事業では初の駐在員となる湯川敦司ブラジル釣具営業部長(37、和歌山)は、「日本祭りは初めてだが、お客さんがひっきりなしに来てビックリしている」と嬉しい悲鳴を上げる。 ブースの釣具コーナーには同社が販売促進を行なう「HAGANE」コンセプトによって設計されたリールも並び、来場者の関心を集めていた。同コンセプトは「耐久性の高いギア」「動力を効率的に伝える配置と設計」「それらを強固に支える剛性の強いボディ」を兼ね備えたリールを目指す設計思想のことだ。 湯川部長は「シマノと他社製品との違いは耐久性。例えばリールの場合、使用前の感触はどのリールもほぼ似ているが、使い込んでいくと製法や素材の差が出てくる。しっかり作られたものは、いつまでもスムーズな感触が続く」と品質をアピールした。また「ブラジルは市場成長が期待できるエリアなので、これからマーケティングやアフターサービス体制を整えながら、市場拡大を図りたい」と話した。
ニッケイ新聞 2015年7月30日 日伯外交関係樹立120周年を記念し、海上自衛隊の練習艦隊三隻が27日午前8時半ごろ、ペルナンブコ州都レシフェに到着した。艦隊来伯は移民百周年の2008年以来、7年ぶり11回目。 練習艦「かしま」はブラジル海軍との礼砲交換を行なった後、練習艦「しまゆき」と護衛艦「やまぎり」を伴い、レシフェ港第二ふ頭に係留した。双方の音楽隊による演奏が響く中、伯海軍や州内報道関係者、同州日系社会代表ら約60人が到着を見守った。 伯海軍第3管区司令官ほか幹部によるかしま乗艦、栄誉礼、艦内視察、懇談などの後、中畑康樹練習艦隊司令官は州政府本庁舎へ。関口ひとみレシフェ領事事務所所長、山内徹在ブラジル大使館防衛駐在官らとともに、パウロ・カマラ州知事を表敬訪問した。 今回の練習艦隊の概要、レシフェでの活動予定、日伯間における防衛交流の状況等に係る説明や意見交換を行い、記念品を交換、親睦を深めた。同日夜には中畑司令官と梅田邦夫駐伯日本国大使の共催で、かしま艦上レセプションが開催された。 伯陸海軍と州政府、同州の日系社会や進出・日系企業などの関係者、在レシフェ各国領事団らが招待され、伯側来賓も交え鏡割りで寄港を祝福。海自音楽隊による演奏が流れる中、招待客らは日本酒や和食を堪能した。 入港を出向かえ、レセプションにも招待されたレシフェ日本文化協会の伊与田明会長は、「入港時は悪天候だったが、音楽交流などでおめでたい雰囲気になった。一般公開もあり現地の移住者、日系人にとっては貴重な機会だ。軍関係の交流深化にもつながったよう」と喜びの声を寄せた。 4~7日にはリオに「かしま」が、5~8日にはサントスに「しまゆき」と「やまぎり」が分散入港する。サンパウロでは5日昼に文協で歓迎式典が行われる。 艦隊公開も予定され、詳細は以下の通り。 ▽6日午前9時から同11時半まで(一般公開、予約不要)▽7日午後1時から同4時まで(団体のみ特別公開、人数制限あり、要予約)▽場所=CPSP (Capitania dos Portos de Sao Paulo, Cais...
ブラジル沖縄県人移民研究塾(宮城あきら代表)が2年がかりで完成させた同人誌「群星(むりぶし)」の合評会が、11日午後2時からサンパウロ市リベルダーデ区の沖縄県人会館で開催され、県人会関係者など約100人が出席した。 合評会でははじめに同人誌の付録として嶺井由規氏が製作し、「琉歌 嘉陽カマト作歌」の歌声などが収録されているDVDが上映された。 その後、同人誌運営委員の高安宏治氏の司会で進められ、宮城代表があいさつ。「こんなにたくさんの人に来てもらって嬉しいです」と出席者と協力者への感謝を示し、発刊に至る経緯を説明。1世の運営委員たちが60代から70代と高齢化し記憶をたどる時間が限られてきた中で、「ウチナーンチュの思い」と「埋もれた歴史を掘り起こし」て次世代に伝える必要性を強調した。また、「群星」の意味について「目に見えるのは5つか6つの星だが、その背景にはたくさんの見えない星がある。その見えない星が歴史を作った」と述べ、今回の創刊が若い世代の心の糧となることを願った。 引き続き、参加者からの感想と意見発表が行われ、島袋栄喜県人会長は「英雄というのは身近な所にいるのだと気付くことができた」と述べ、「2世、3世にとっても先人の苦労を理解することで自分たちの誇りと自信につながり、将来の気持ちを作る上で大きな財産になる」と称賛した。 県人会名誉会長の山城勇さんはブラジルの沖縄県系人が約15万人と言われる中、現在の県人会員数が約2000人と20年前に比べて半減しており、「ウチナーンチュのつながりが薄れてきたことを実感する」と率直な気持ちを説明。以前は年に数回発行されていた県人会報『協和』が現在は資金面の問題などでほとんど発行されていない状況にも触れ、「『群星』が発刊されたことはウチナーンチュの心を確かめ合う上で大きな意味を持つ」と述べた。 その後、執筆者で笠戸丸移民子弟の与那嶺ルーベンス氏や書評を寄稿した崎間達雄氏、「笠戸丸移民喜屋武亀三親子三代物語」を執筆した前田徳英氏らがそれぞれ意見と感想を述べた。 子供に連れられ車椅子で来場していた聖市パトリアルカ在住の前田ハルさん(89)は、「沖縄県人移民に関心があり、邦字新聞を見て来ようと思いました。若い人たちの力を借りて沖縄県人と子弟たちが団結し、郷土のためにこれからも頑張ってほしい」と思いを語った。 2015年7月31日付
【既報関連】毎日新聞社が招へいした日本の人気アニメ声優・飯田里穂氏のライブコンサートが、「第18回県連日本祭り」期間中の24日と25日、同会場メーンステージで行われた。 2日間にわたり計6曲を熱唱。自身が7月29日にソロ・メジャーデビューするにあたり、発売するファーストアルバムの中から表題曲「始まりたいカノン」をはじめ、その他に有名アニメソングをカバーした。 浴衣姿で登場した同氏に、会場からは「かわいい」「似合ってるね」と歓声が上がり、飯田氏は「皆さんと一緒に盛り上がりたいと思います」と呼び掛けた。また人気アニメ「ラブライブ」での配役・星空凛を演じるなどし、最後に「これからも日本のアニソン(アニメソング)を愛して下さい。また会いましょうね」と観客に言い残し、ステージを後にした。 その後、毎日新聞社のブースで行われたサイン会には約30人が並び、中には号泣する熱狂的なファンの姿もあった。飯田氏は笑顔で応じ、Tシャツ1枚1枚に丁寧にサインした。サイン会終了後はファンら10人が集まり、彼女へアニソンを歌う場面も見られた。 初来伯について飯田氏は「日本の反対側に自分のことを知っている人がいるなんて思いもしなかった。(日伯間の)距離の問題から、なかなか会えるものではないので本当に感動しました」と喜びを口にした。 2015年7月31日付
【既報関連】「第18回県連日本祭り」期間中の25日、農林水産省、JNTO、JETRO、JICA、国際交流基金などの各政府機関の展示が集約された「日本館」でオープニング・セレモニーが行われた。本橋幹久県連会長、梅田邦夫駐ブラジル日本国大使、中前隆博在サンパウロ日本国総領事、各省、各機関代表者が出席した。 開設の経緯について梅田大使は「本橋会長が安倍首相に直接支援の要請をした後、東京では関係者らにより会議が開かれました。日系社会との関係形成に向け、検討された結果、日本の魅力を少しでもブラジルの方々に理解いただけるようにと日本館が設置されました」と説明した。 また、日系社会との関係強化のため日本から外務省中南米局南米課長の大鶴哲也氏も来伯した。就任1年目の同氏だが、これまでにブラジルを10回以上訪れたという。初めて日本祭りに参加したという同氏は「これほどの大規模な祭りだとは思わず、想像以上でした。来年に向けて、頑張りたいと思います」と意気込みを語った。 2015年7月31日付
青葉健康生活協会(中沢宏一会長)の8月度青葉祭りは、1日と15日午前7時ごろから午後3時までサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes,152)で開催される。 地下駐車場では、農協婦人部連合会の加工食品、有機野菜、薬草、クエン酸、餅各種、兵庫県産海苔、モリンガ関連商品等の販売ほか、整体、家紋調査・製作など。 屋上食事コーナーでは、1日はハラコ飯やモリンガを使った天ぷらうどん、ソース焼きそば等、15日はハラコ飯、さんま、イカ、ソース焼きそば、ズンダ餅等を販売する。 問い合わせは宮城県人会(電話11・3209・3265)まで。 2015年7月31日付
日伯友情の証しの記念曲も披露 1915年7月28日に開設された在サンパウロ日本国総領事館100周年記念セレモニーと中前隆博総領事就任記念式典が、28日正午からサンパウロ市モルンビー区にある同総領事公邸で開催され、日系諸団体の会長らをはじめ来賓や関係者約360人が出席した。 記念セレモニーでは日伯両国国歌が斉唱された後、中前総領事が8月4日の在外公館長表彰伝達祝賀式で表彰される100団体名を読み上げた。 中前総領事は「ちょうど100年前の今日、リオの職員がサンパウロに来て領事館の業務を始めた」とあいさつし、戦時中の休止期間などはあったが、無事100周年を迎えることができたことを報告した。 今年は総領事館開設100周年、日伯外交関係樹立120周年、移民107周年であり、同総領事は「このような記念すべき年に着任したことを名誉に思う」と述べ、「先人たちが遺した偉大な伝統を引き継ぎたい」と決意を誓った。 また総領事館100周年にあたり、日系社会発展や各種事業に協力した諸団体を在外公館長表彰することに決めた経緯を説明。「選定作業の中で多くの団体に協力してもらっていることを痛感した」と話し、「今回は100周年ということもあり、100団体に絞らせてもらったが、もっと多くの団体から協力してもらっている。今後折りを見て、その都度表彰していきたい」と述べた。 その後、中前総領事の紹介で日系3世のブラジル人歌手・高井フェルナンダさんと日本人歌手の野宮真貴さんが、総領事館100周年を記念して共作した楽曲が披露された。純邦楽を彷彿させる琴の音が、ポップな曲調に乗る楽しい1曲で、日本語、ポルトガル語、英語で歌われている。中前総領事は「この曲は総領事館に働く者にとっては何よりの贈り物。今後も日伯友情の証しとして、色んな場面で流していきたい」と日系社会の世代間をつなぐ新たな曲の誕生を喜んだ。 この曲は総領事館100周年と関係樹立120周年にあたり、「何か今後も残るものを」と楽曲制作を企画。フェルナンダさんに打診したところ快諾され、フェルナンダさんが友人の野宮さんに声をかけ制作が始まったもの。曲は両氏が仕事の合間を縫い、5カ月間で作り上げ、制作はすべて無償で行われた。「今後は振りなどを付けて、皆が参加できる曲にしたい。動画サイトなどで共有し、広めていきたい」と中山雄亮副領事は語った。 結びに、中前雅子夫人の日本帰国が報告され、滞在期間中の日系社会の好意に感謝した。 あいさつ後は、ブラジル日本文化福祉協会の呉屋春美会長の音頭で乾杯し、出席者たちは懇談を楽しんだ。中前総領事夫妻の元には多くの出席者が訪れ、記念撮影などして交流を深めた。 2015年7月30日付
ニッケイ新聞 2015年7月29日 1915年7月28日に業務を開始した、在サンパウロ日本国総領事館が、創立から100年を迎えたことを記念した昼食会が28日正午から総領事公邸で行われた。6月に着任した中前隆博総領事の着任レセプションも兼ねた。総領事館と関係の深い文協や県連など日系団体や日系議員、日本政府関係団体、諸外国領事館関係者等、約360人が集まり祝福した。 中前総領事は挨拶で「記念が重なる重要な年に着任したという責任を感じ、業務に務めていく。また当館の活動に関する支援に対して心からお礼申し上げる」と挨拶。総領事館から100周年を記念し、日伯交流に大きな功績のあった100団体に在外公館長表彰することを発表した。 また「嬉しいプレゼント」として、ブラジルと日本の人気歌手である高井フェルナンダさんと野宮真貴さんが総領事館100周年、日伯外交120周年のテーマ曲として制作した『LOVE SONG』の発表も行われ、会場からは大きな拍手が沸き起こった。 呉屋春美・文協会長の音頭で乾杯し、しばしの歓談となった。会場には1972年から96年まで職員として総領事館に勤務した坂尾英矩さんも来場し、「本当に色々あったが、大変勉強になった。本当におめでたい」と話していた。   【大耳小耳】 記念テーマ曲『LOVE SONG』の今後の使われ方について、総領事側の担当者の中山雄亮副領事に尋ねてみた。案の一つには、振り付け等を考えて将来は各日系団体等が踊り、インターネットの動画サイトに投稿、という案も出ているとか。日本では人気歌手の楽曲による同様の企画で、地域の町おこしに貢献したという話もある。本当に実現したら、日本からの注目度が上がることは間違いない。   在外公館長表彰100団体へ=総領事館、創設周年記念し 在聖総領事館は創設100周年を記念し、日伯交流に大きな功績のあった100団体に、在外公館長表彰を授与することを発表した。受賞団体は次の通り。 外務省研修生ブラジルOB会、ブラジル青年商工会議所、聖州教育局、同州立ファビオ・バヘット校、同州立モンセニョール・サリオン校、同州立アレシャンドレ・デ・グスマン校、同州立ドン・ペドロ一世校、同州立ファドロ・アイダール校、同州立ドウトール・ラエルテ・ラモス・デ・カルヴァーリョ校、同州立ラウル・ブラジル校、スザノ日伯学園、エスコラ・ビベンシアル・マテル・エチ・マジストラ、コレジオ・ブラジリア・デ・サンパウロ、コレジオ・ファーテ、アルモニア教育文化協会、コレジオ・マリスタ・アルキディオセザーノ・アルキ・イディオマス、マルピアラ学園、コレジオ・モンドリャン、コレジオ・サンス・フロンティエレス、平成学院、ミラソウ学園、コレジオ大志万、ロベルト・ノリオ学園、エスコーラ・サウーデ、エスコーラ・ソウカ・ド・ブラジル、エザットス・コレジオ・イ・ヴェスティブラーレス・エス・エス・リミターダ・エーペーペー、赤間学院、ヌクレオ・デ・エンシーノ学習館、日伯保育学園、文部科学省国費留学生会、ニッケイ新聞社、サンパウロ新聞社、JETAAブラジル支部、聖南西文化体育連合会、リベイラ沿岸日系団体連合会、汎ソロカバナ日伯連合文化協会、汎パウリスタ日伯文化連合協会、汎パライーバ地方日系団体連合会、汎アララクアレンセ連合会、47全都道府県人会、文協青年委員会、元日本留学生研修員ブラジル協会、慈善インテル会館、ボーイスカウト・コーペルコチア隊、ボーイスカウト・ドゥッキ・デ・カシアス隊、ファルコン・ペレグリノ、聖州軍警察首都圏第1連隊、同州軍警察首都圏第5連隊、同州軍警察首都圏第1連隊第11大隊、同州軍警察首都圏第5連隊第16大隊、だるま塾、宮坂国人財団、パウロ・コバヤシ財団、ブラジル日本語センター
ニッケイ新聞 2015年7月29日 昨年からは広島風お好み焼きも販売する奈良県人会は、昨年1500枚を売り上げ、今年は2千枚を目標に定めた。鹿の角を頭に着けた青年らが忙しく焼き上げる中、役員の月本イサオさんは「5種類以上の調味料でソースを作った。変わったものも用意しないとね」と好調な売れ行きを喜んだ。 そして、ご存知和歌山。店舗位置はくじ引きによって決まるが、毎年長蛇の列となるため会場端に配置される。この時期になると、準備期間を含め総勢100人のボランティアを動員する盛り上がりを見せるが、売り上げ枚数は昨年よりも落ちたようだ。 山梨県人会一押しの郷土食は「ほうとう」だ。味噌仕立ての汁でうどん、かぼちゃなど野菜を煮込んだもので、戦国武将の武田信玄の陣中食として伝えられている。山口正男、宮沢久雄両副会長によれば〃ソッパ・デ・サムライ〃として宣伝すると、「侍が食べて強くなった食事なら、自分も食べてみたい」と毎年ブラジル人に好評という。 大阪なにわ会は弁当、寿司、焼きそばなど様々なメニューを準備。錦糸卵、ちくわ、椎茸、昆布、ささみ、天ぷら…と具沢山のなにわうどんも売れ行き上々だった。うどん担当の高瀬千秋・美恵子姉妹は、「大阪は食い倒れですから、具を沢山入れてます。日系の方はボリュームがあると喜びますからね」と笑顔を見せた。 高知県人会では、カツオのたたき、鯛の蒸しなど自慢の郷土料理を販売し、高齢者に喜ばれた。しかし客足は今一つのようで、高橋一水名誉会長は「昨年は足の踏み場もないほどだったのに、今年は人の入りが少ないようだ。水曜は午前2時に起きて魚を260キロも買ってきたから、残らないようしっかり売らないと」と口元を引き締めていた。(終わり)
ニッケイ新聞 2015年7月29日 県連日本祭りの日本館では農林水産省主催の和食セミナーも3日間にわたって開催された。日本から派遣された3人に加え、現地のお菓子専門家が入れ替わり講習を行い終日賑わっていた。 中でも寿司実習と試食は大人気。一般社団法人・国際すし知識認証協会(本部=東京)の理事・認定講師の小川洋利さん(ひろし、42)は5月に続いて、来伯2度目。笹の葉を包丁で自由自在に切る手さばきを披露し、参加者からはため息が漏れていた。 本紙取材に対し、「サンパウロは世界で5番目に日本食店が多い。世界に寿司職人は11万人いると言われるが、9割は生魚に関する正確な知識なしにやっている。だから食中毒などの危険も増えてしまう。まな板の衛生など特に大事」と訴えた。今年だけで20カ国でセミナーを行っているという。 同協会派遣、モニカやピカチューの飾り寿司で大人気だったすしアドバイザーの中川千春さん(43)は「モニカの顔の輪郭を出すのが難しかった。今朝の午前3時までかかり、ようやくできた」という苦心の作だった。「ブラジルでは飾り寿司を実際に見る機会がまだ少ないようで、興味を持ってもらえ嬉しい。日本国内で飾り寿司の人気が高まっており、特に外国人の人は留学生や観光客まで習いにくる」という。 モニカやピカチューの飾り寿司を手に、両講師と記念撮影をする参加者が列をなした。その後の蕎麦打ちセミナーにもたくさんの参加者が集まっていた。
ニッケイ新聞 2015年7月29日 岐阜県教育委員会による「平成27年度岐阜県農業高校生海外実習派遣事業」で、県内の高校生10人が18日から当地に滞在している。今年で37回目の実施。 岐阜農林高で畜産を学ぶ団長の丸山祐奈さん(18)は、「酪農分野の違いを見て、日本に持ち帰るものを見つけたい」と意欲を見せ、飛騨高山高の中家礼博さん(16)は「土壌汚染に関する対策・課題を知りたい」と語った。 他の団員たちはバイオエネルギーや減農薬栽培、大型農機への関心を示し、後藤祐子さん(16)のように、「移住者の農業に対する思いも聞きたい」という声もあった。 一行はコロニア・ピニャールでの実習や聖市のセアザ視察を行なうほか、オランブラ、イトゥーなども訪問する。31日に離伯し、次の実習地オランダに向かう。