昨年6月12日に61歳で死去した大部一秋ウルグアイ大使(元在サンパウロ総領事)を偲ぶ会が、日系5団体の共催により12日午後3時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の文協小講堂で開かれ、夫人の栄子氏、長男の一城氏、長女の美栄子氏が出席した。 当日は、日系団体関係者や大部氏と親交の深かった人など、約150人が参列。日伯両語の司会で進行し、中前隆博在サンパウロ総領事は「大部氏は死してなお、追いかけるべき背中を見せてくれている。外交官の仕事は様々あるが、一番大切なのは全人格をかけて信頼関係を築いていくことだと信じて疑いません」と偲んだ。 その後、日系5団体の各代表者らによるあいさつや梅田邦夫駐ブラジル日本国大使と西林万寿夫ギリシャ日本国大使らのメッセージが代読された。また、シェン響盟氏による尺八の演奏や創価学会カメラタ池田によるバイオリンの演奏も行われた。 親族からのあいさつでは、栄子氏により「余命の宣告にも動じず、1日でも早くウルグアイに戻ろうとしておりました」と大部氏の晩年の様子が話され、「数々の赴任地の中でもブラジルにいる時が一番生き生きしていたと思います」と述べた。 長男の一城氏はブラジル人女性と結婚し、「父が生きていたら、話したいことがたくさんある」と胸中を語った。 最後はカメラタ池田の演奏により大部氏への献花が行われ、閉会した。 2015年6月23日付
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「移民の日」の6月18日午後、今年もサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の文協大講堂で開拓先亡者追悼大法要が営まれた。文協、県連、ブラジル仏教連合会、釈尊讃仰会、仏教婦人連盟が共催。日系団体・日本政府機関代表、一般参加者など約200人が訪れ、今日の日系社会の礎となった先人に感謝の気持ちを伝えた。 斉藤正行・釈尊讃仰会会長のあいさつで午後2時に開会。茶道、生け花、邦楽団体による献茶、献花、献楽に続き、文協コーラスの歌声の中、稚児、導師と僧侶らが舞台上に上がった。 導師の尾畑文正・仏連会長は敬白文で、「夢と希望を抱いて来た新しい土地で、苦労や悲しみを家族、隣人と助け合って乗り越え、今の日系社会を作ってくださった」と感謝を表明。続く追悼の辞で呉屋春美文協会長は、「今日の日系社会は先駆者が将来を見つめて築き上げたもの」と述べ、日本文化の普及や内外・地方日系団体との連携強化、人材交流、人材育成など今後の取り組みへの決意を表した。 夫妻で出席した中前隆博在サンパウロ総領事は、移住者・日系人がブラジル社会で獲得してきた尊敬と信頼、日伯両国の懸け橋として果たした役割を称賛。「今日日本とブラジルが信頼で結ばれ、世界の発展のために働けるのも日系人が築いた礎があってこそ」と述べた。JICAブラジル事務所の那須隆一所長も、ブラジルでの活動における日系社会の存在の大きさに触れ、「日系社会とともに日伯関係をより良いものにしていきたい」と話した。 読経、尾畑導師の法話に続き、舞台上で琴が演奏される中、一般参加者が焼香。仏教婦人連盟の中岡芙二子会長の閉会の辞で法要は終了した。 「移民の父」水野龍の三男、水野龍三郎さん(84)は今年もパラナ州クリチバから来聖し、追悼行事に出席した。サンパウロの行事に出席するのは6年目。今年は特に、笠戸丸移民以前の1906年に水野とともにブラジルに着いた鈴木貞次郎の孫と会い、一日を過ごしたという。「今年はとても良かった。他の年より良いような気がします」と笑顔で話していた。 平日午後のため毎年若い世代の参加者は少ないが、石原アラン勇二さん(27、2世)は日教寺を手伝って4年前から法要に出席しているという。「焼香すると、先駆者への感謝の気持ちが出てくる」と話す。 同追悼法要が始まったころから毎年訪れているという難波悦男さん(89、北海道)、道子さん(85、静岡)夫妻。今年で移民85年になる悦男さんは「平日ということはあるが、もう少し大勢の人に来てもらえたら」と期待を表す。「法要はいつも心に沁みる。コロニアの大きな行事だと思う。2世、3世の人にも続けてほしい」と話していた。 2015年6月20日付
先人の遺徳を偲び足跡振り返り サンゴンサーロ教会ミサブラジル日本移民107周年を記念した毎年恒例の行事が18日、サンパウロ(聖)市内にあるサンゴンサーロ教会での慰霊ミサ、イビラプエラ公園内開拓先亡者慰霊碑前及びリベルダーデ区文協記念講堂での仏式法要がそれぞれ執り行われた。一般参列者が年々減少する傾向にある中、各行事には中前隆博在サンパウロ総領事をはじめ、文協、援協、県連など各日系団体関係者たちが出席。先人の遺徳を偲び、その足跡を振り返った。 午前8時からはセントロ区のサンゴンサーロ教会で先駆者慰霊ミサが行われ、昨年より40人も少ない約70人が参列した。ミサはフレイ・アレシオ神父の日本語の説教から始まり、続いて文協の呉屋春美会長をはじめ、日系諸団体代表及び在聖総領事館の飯田茂領事部長らがそれぞれ祈りの言葉を述べた。 ミサに訪れた瀧本エドアルドさん(71、2世)は「昔は仕事をしていたから来れなかったが、退職を機に10年前から来るようになった。父が移民としてブラジルに来たということを忘れないために来ている」と語った。 錦田カズエさん(75、3世)は「子供の頃から来ている。母は2世だが、『移民の日』のミサだけは絶対参加してほしいと言っていた。成人してからも毎年参 加している。参列者は減ったが、また戻って来ると思う。私たちの祖父たちが頑張ってくれたから、今の私たちがある。それに感謝したい。若い3世、4世に は、もっと日本移民に関心を持ってほしい」と若い日系人への希望を語った。 ミサの後はカフェや軽食が振る舞われ、参列者たちは交流を楽しんだ。 イビラプエラ慰霊碑追悼法要 午前10時半からは、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)と仏教連合会(仏連)による追悼法要が、イビラプエラ公園内の開拓先亡者慰霊碑前で営まれた。 各県人会・日系団体代表ほか、中前隆博在聖総領事など日本政府関係者ら70人あまりが訪れ、現在のブラジル日系社会の礎となった先人に感謝を捧げた。 慰霊碑前には36県人会が持参した過去帳が並び、原島義弘・県連慰霊碑委員長の進行で法要を開始。尾畑文正仏連会長が導師を務め、読経の中、出席者一人一人が焼香した。 碑を管理する県連の本橋幹久会長は追悼の辞で、故・藤川辰雄氏による慰霊碑建立の経緯について言及した。その上で、今年の3月に行われた県連ふるさと巡り 最終訪問先のリンスでの慰霊法要を回顧。「過去帳の最初のページを開き、1922年の6歳以下の幼年児童の死亡者数の多さに目を疑った。入植当初の生活環 境がいかに悲惨で苦しかったか、そういった時代を通ってこそ、今の私たちがあることを十分に承知しなければならない」と述べ、追悼行事を行う意義を強調し た。 中前総領事は「日本人移住107周年の供養を行うにあたり、私たちは開拓先亡者たちへの感謝を忘れず、両国の関係増進のため一層努力していくことを改めて誓います」と追悼の辞を述べた。...
ニッケイ新聞 2015年6月20日 グァタパラ移住地で入植53年を祝う「入植祭」が7月11、12の両日に開催されるにあたり、県連がバスツアーを実施する。10日午後11時半に地下鉄リベルダーデ駅前(リ大通り側)を出発し、翌日「拓魂碑」前で行われる慰霊祭と入植祭に参加する。リベルダーデ到着は11日午後9時ごろ。参加費は185レアル。県連の伊東信比古さんは「できるだけ早めの申し込みを」と呼びかけている。申し込みはグローバル旅行社(11・3572・8990/セリアさん)まで。
ニッケイ新聞 2015年6月19日 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)主催の「第18回日本祭り」(7月24、25、26日)前売りチケットが、15レアルで発売中(当日18レアル)。8歳以下と65歳以上の人は入場無料。取り扱い場所は次の通り。▼聖市=県連(Rua Sao Joaquim, 381, sala 51, 5o andar)、エンポリウム・オリエンタル(Av. Paulista, 523, metro Brigadeiro)、メルカリア・ニホンヒン(Rua Juno, 125- Vila Carrao)▼サントス市=オリエンタルハウス(R....
高知県人会主催の「第21回カラオケ大会」が5月31日、サンパウロ市リベルダーデ区の静岡県人会館で行われた。 小雨の降る中、大会は早朝から始まり、夜まで続いた。出場者は346人で、年齢などで分けられた部門別に競技は行われた。長丁場になるので、審査員によって選ばれた各カテゴリーの優勝者には、順次同県人会館1階で表彰された。出場した遠藤清氏(90、福島)は「25年間カラオケを歌っている。慣れてるから緊張もしないし、今日はまあまあよく歌えた」と感想を述べた。 正午からは開会式が行われ、「カラオケはコロニアにとって、切っても切れない関係。日頃の成果を存分に発揮してもらいたい」と片山アルナルド会長はあいさつした。開会式の後、ゲストに呼ばれた若手民謡グループ、「民」が登場。片山会長は「民謡という、日本で何百年も歌い継がれてきた歌が、ブラジルでも歌われている。伝統を継承する若者たちをどうか皆さんも応援して下さい」と紹介した。 グループ「民」は民謡の歌唱から三味線、大太鼓の演奏など全部で7曲を披露。大太鼓の演奏時にはその圧倒的な迫力に場内は静まり返り、演奏後は盛大な拍手が送られた。最後に「ソーラン節」が歌われ、「はーどっこいしょ、どっこいしょ」の掛け声に会場は一体となった。「若い人の声は力がみなぎっている」と来場者は感嘆の声を上げた。 同館1階では高知県名物料理の鰹のたたきや、鯛の蒸し焼き、ゆず餅、牛丼などが販売された。前日に鰹のたたきの仕込みを手伝ったという甲藤マリオさん(54、2世)も、当日は会場で料理を楽しんでいた。会場では他にも高知の紹介や、バザー、マッサージが行われ来場者を楽しませた。 2015年6月19日付
サンパウロ(聖)州のグァタパラ移住地で7月11日、毎年恒例の入植祭が催される。今年で入植開始から53周年。同地農事文化体育協会から茂木常男会長と脇山俊吾副会長が、案内のため本紙を訪れた。 当日午前10時に移住地内のモンブカ墓地で慰霊祭を行い、その後中央公民館(Av.12 de Janeiro, 377)で記念式典、演芸会と農産展も催される。農産展では同地特産のレンコンや卵をはじめ多くの野菜が並ぶ。また同協会日本語学校の生徒らの作品展もあるという。 茂木会長は「お祭りを通じ、日本文化を移住地の後継者及び近隣都市に伝承すると共に、日伯友好を一層深めていきたい」と意気込みを述べた。 2015年6月16日付
7月11日にサンパウロ(聖)州グァタパラ移住地で開催される入植53周年記念式典に出席するため、県連(本橋幹久会長)では毎年恒例のバスツアーを実施する。 7月10日午後11時30分に聖市地下鉄リベルダーデ駅(リベルダーデ大通り側)を出発し、翌11日のグァタパラ慰霊祭、入植祭式典、昼食を挟んでの農産展・演芸会などに参加。同日午後9時ごろに聖市に到着する予定。 料金は1人185レアル(バス代、保険料込み)。県連では「期日が迫っていますので、早めに申し込んでください」と呼び掛けている。 希望者は県連事務局(電話11・3277・8569)まで。Eメール(info@kenren.org.br) 2015年6月19日付
ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)など日系諸団体共催により、新しく就任した中前隆博在サンパウロ総領事館総領事の歓迎会が、11日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の同協会ビル2階貴賓室で開催された。 当日は会場に200人以上の来賓、来客が訪れた。日伯両国歌斉唱、来賓紹介が行われた後、文協の呉屋会長が「ブラジルと日本は遠いが、サンパウロほど日本人、日系人がいる街は世界にない。日本の官民一体の姿勢は日系人にも心強く、総領事にもぜひ各地の日系人を訪ねて励ましの言葉をかけていただけたら」とあいさつした。 続いて中前総領事が「以前1年9カ月ブラジリアの大使館で働いていた。今年は日伯外交関係樹立120周年の節目の年。これからも日本とブラジル両国の仲が深まっていくように、一生懸命働きたい」とポルトガル語であいさつした。 歓迎会には中前総領事夫人の雅子氏も出席しており、呉屋会長から花束が贈呈された。 乾杯後は中前総領事との名刺交換の場が設けられ、長い列は2時間途切れることはなかった。 雅子夫人は「温かく迎えられて感激している。たくさんの人に来ていただき、壇上は緊張した。サンパウロは日本を身近に感じられる場所でほっとする」と笑顔を見せた。雅子夫人は7月いっぱい滞伯し、その後帰国する。 中前総領事に、節目の年に就任したことでプレッシャーを感じるかを質問すると、「時期に対する不安はない。先人たちが残してくれた偉大な功績の上で、私たちが両国の関係をより良くしていかなければならない。今は4世、5世が増えており、総領事館と日系社会の関係も変わっていくだろう。新しい世代とも良い関係を築いていきたい。総領事館への期待は高いが、良い意味でのプレッシャーを感じる。今はとてもわくわくしている」と答えた。 歓迎会は午後11時近くまで続き、閉会となった。 2015年6月18日付
ニッケイ新聞 2015年6月17日 高知県人会(片山アルナルド会長)が毎年恒例の『慰霊祭』を、21日午前10時半から同会館(Rua dos Miranhas, 196, Pinheiros)で開催する。参加無料。東本願寺による法要と講話、80歳以上の会員約80人を祝う敬老会が開かれる。表彰者には紅白もちや記念品が贈られる。片山会長と文野雅甫副会長は「高知県出身の方はぜひ、ご家族と一緒にお越しください」と呼びかけた。問い合わせは同県人会(11・3031・6799)まで。
ニッケイ新聞 2015年6月13日 石川県人会(森永ジェラルド会長)が20、21の両日10時より、同会館(Rua Tomas Carvalhal, 184)で『第16回文化祭』を開催する。入場無料。同県人会が主催する俳句、水彩画、陶芸など各文化教室の生徒作品を中心に展示販売する。絵手紙ワークショップや特設会場での謡曲、能楽の披露もある。土曜日は杵と臼を使った恒例の餅つきも行われ、手作りのカレーと共に販売される。来社した和田浩一副会長、石井恵子さん、脇坂グラツェラさん九十九ミチコさんは「今回から俳句、謡曲、能楽にはポ語の解説がつきます。日本語が分からない方も是非誘ってみてください」と来場を呼びかけた。問い合わせは同県人会(11・3884・8698)まで。
ブラジル高知県人会(片山アルナルド会長)は、21日午前10時半からサンパウロ市ピニェイロス区の同会会館(Rua dos Miranhas, 196)で恒例の開拓先亡者慰霊祭を行う。慰霊祭終了後は敬老会が催され、郷土食を楽しみながら親睦を深める。 慰霊祭は仏式法要で行い、終了後、正午ごろから80歳以上の同会高齢者を祝う敬老会を開く。当日は婦人会員が、姿寿司や鰹のたたき、鯛の蒸しなど馴染みの郷土食を用意する。今年の該当者は80人以上。昨年の会には50人ほどが出席した。 参加費は無料。案内のため来社した片山会長、文野雅甫副会長は「年に一度の機会なので、たくさんの方に来ていただきたい。ご家族そろってお越しください」と呼び掛けた。 問い合わせは同会(電話11・3031・6799)まで。 【モザイク】 姿寿司や鰹のたたき、鯛の蒸しなど、県連日本祭りでもお馴染みの高知県人会の郷土食。「蒸し」は鯛一匹におから・野菜などの材料を詰めた料理だけに値段も張るが、片山会長によれば、会で販売する機会には会員以外からも電話注文があるほどの人気だとか。◎高知県人会の文野副会長から聞き、ブラジル土佐清水市出身者親睦会の存在を初めて知った。同地出身者の集まりで、毎年の慰霊祭は37回目。今年は7月26日に行う予定で、その時期に来伯する土佐清水市長も出席の予定という。長年世話人を務める文野氏によれば、現在も30家族ほどで親睦を続けているそうだ。1世は少なくなったが、絆は今も強い。同親睦会に関する問い合わせは高知県人会(電話11・3031・6799)まで。 2015年6月17日付
日本語の実力を確認しよう 就職活動の幅を広げよう 試験日: 2015年12月6日(日) 申し込み受付期間: 2015年8月1日(土)~8月31日(月)必着。 受験料:[願書の料金を含む] N1 = R$ 160,00 N2 = R$ 130,00 N3 =...
石川県人会(森永ジェラルド会長)主催の「第16回文化祭」が20、21日午前10時から午後5時まで、サンパウロ市パライゾ区の同県人会館(Rua Tom疽 Carvalhal,184)で開催される。案内に和田浩一石川県人会第1副会長、絵手紙講師の石井惠子氏、水彩画講師の脇坂グラシエラ氏、陶芸講師の九十九ミチコ氏が来社した。 会場には俳句、水彩画、絵手紙、生け花、陶芸作品など様々な作品が展示される。各種作品の販売や絵手紙のワークショップもあり、来場者も参加できる文化祭となる。作品は各教室の生徒を中心に出品され、世代も若者から高齢者と幅広く、非日系人の出品者もいる。 開会式は20日午前10時から行われ、能楽と謡曲が披露される。日本語が分からない人を考慮し、ポルトガル語での解説もある。式の後にはカクテルパーティーが開かれる予定。20日には会場でカレーの販売や、餅つきも行われる。特に餅は毎年販売開始後、すぐに完売する人気となっている。 「餅はすぐ無くなるので、早めに来てください。文化祭は先生と生徒が一緒になって作るお祭り。ぜひ見に来てください」と一行は来場を呼びかけた。 入場無料。問い合わせは同県人会(電話11・3884・8698)まで。また絵手紙、水彩画、陶芸各教室は生徒を募集している。前記の電話番号か、当日会場で問い合わせのこと。 2015年6月16日付
ニッケイ新聞 2015年6月11日 北海道協会(大沼宣信会長)が5月31日、同会館で「第20回北海道祭り」を開催した。北海道らしさ溢れる「焼き秋刀魚」や「焼イカ」、「北海ちらし」など会員の手作り料理を求め、約350人が集まった。 婦人部「はまなす会」による日本舞踊の披露やYOSAKOIソーラングループ「一心」の演技も加わり、会場はさながら北海道のような雰囲気だった。 焼き秋刀魚を食べたという寺本喜美子さん(74、二世)は、「秋刀魚は高くて家庭ではあまり食べないけど、なんとなく懐かしい味がして、美味しかった」と満足げに話した。 日系人の友人と共に訪れたというフレデリコ・マルチンスさん(32)は、「日本文化は大好きだけど、焼きイカを食べたのは初めて。ますます日本に興味を持てた」と興味津々の様子だった。 同協会青年部「ひぐま会」の副会長として会場の設営や会計など全面的に関わった中野寿則さん(27、三世)は、「沢山の家族が集まる楽しい時間を作れたことが嬉しい」と喜んでいた。各県人会で「若手不足」が叫ばれる中にあって、彼のような会員は貴重な存在だ。 大沼会長は「天気が悪くて人が集まるか少し不安だったけど、会員中心に沢山集まってくれた。7月の日本祭りも皆で協力して盛り上げたい」と意気込んだ。
ニッケイ新聞 2015年6月11日 74人の死者・行方不明者を出した2014年8月の広島土砂災害に対し、コロニアから135万1000円(約3万3千レ)の義援金が集まった。寄付を呼びかけた広島県人会の平崎靖之会長、重田エルゾ副会長が先月26日、県連・本橋幹久会長と共に来社し感謝を示した。 2月の総会で新会長となった平崎さんが3月、会長交代と創立60周年式典(10月25日)の案内のため母県を訪問。広島市に寄付金を届けると、松井一實市長からは「行政と住民が一体となった防災のまちづくりに全力で取り組んでいる。本市を思う気持ちとご厚情に、重ねて感謝申し上げる」というメッセージが寄せられたという。 平崎、重田両氏は県連、文協、援協、アリアンサの協力もあった義援金キャンペーンに対し、「広島県系人はもちろん、中国ブロックやコロニア全てから援助を頂いた。皆さんの協力に心から感謝したい」と礼を述べた。
ニッケイ新聞 2015年6月12日 沖縄県人会(島袋栄喜会長)は14日午前10時より、同会大サロン(Rua Dr. Tomas de Lima, 72)で『第21回先没者追悼慰霊法要』を執り行う。入場無料。 今月18日に移民の日を迎えるにあたり、琉球芸能を通して先没者の冥福を祈願する。ブラジル禅宗本願寺のモンジャ・コウエン導師による読経と法話(日ポ両語)、三線や琉球琴の演奏や「琉球ぶくぶく茶道」による献茶や献花が行われる。 案内のため来社した島袋会長、比嘉パウロ副会長、金城ルイス法要実行委員長は「沖縄に縁のない方や日本語が分からない方でも、琉球芸能にふれる機会にしてほしい」と参加を呼びかけた。 問い合わせは同会(11・3106・8823)まで。
あなたのメッセージを世界に届けよう! ブラジルに在住し、日本語学習に意欲的に取り組まれている皆さんに、日本語によるスピーチの機会を提供すると共に、ブラジルにおける日本語教育の一端を、広く社会の皆様に知っていただくことを目的に実施するものです。 本大会はブラジル日本移民100 周年を記念して行われた「日本語弁論大会」を継承した” 弁論の部”と、テーマに捉われずに、自由な発想で日ごろの日本語学習の成果を発表する” スピーチの部” に分かれています。 弁論の部の優勝者には、グローバル旅行社のご厚意により、日本への往復航空券が贈呈されます。また、国際交流基金主催の全伯スピーチコンテスト“サンパウロ地区代表” や、日本からの“招へい事業の招待”の選考も兼ねています。今年は、ブラジル日本語センター設立30 周年、日伯修好120 周年の節目の年。 この記念すべき年に、想いを世界に届けませんか。 皆様の応募、お待ちしております。 ...
ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、本橋幹久会長)は「移民の日」の18日午前10時半から、サンパウロ(聖)市イビラプエラ公園内の開拓先亡者慰霊碑前で「ブラジル日本移民107周年開拓先亡者慰霊追悼法要」を営む。同会では法要への出席と、各県人会には過去帳の持参を呼び掛けている。 当日午前9時半に聖市リベルダーデ区の文協ビル前(Rua Sao Joaquim, 381)から無料送迎バスが出発する。問い合わせは県連(電話11・3277・8569)まで。 2015年6月11日付
ブラジル北海道協会(大沼宣信会長)主催の「第20回北海道祭り」が、31日午前11時から午後3時までサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の同協会会館で開催され、曇天の下、約400人の参加者が訪れた。 今年の目玉は、初の試みとなる炭火焼きサンマの販売。サンマは北海道の釧路から輸入し、本場の味を提供。恒例のニシンが手に入らず、その代わりとして釧路産のサンマを採用したという。今年で2回目の参加となった70代主婦は「ニシンも美味しかったけど、サンマも美味しい」と満足気だった。 サンマの味付けは塩のみで、大沼会長は「塩焼きが一番良い。薄味にしたのは、サンマの旨味を楽しんでもらうため」と説明した。 一般的に塩辛いものを好むブラジル人たちはどう感じたのか。日本食レストラン勤務のベリン・サユリ・イクナガさん(24、3世)は「魚の小骨が多くなくて食べ易い。普段扱う魚とは味も異なり、美味しい」と言う。一方で魚を食べ慣れていない人には、骨があり食べづらいとの声もあった。 レオナルド・ドラチオートさん(24)は「和食は味が強くないのに、美味しい。ブラジル料理はたくさん調味料を使うから」と話す。 他にも焼きイカの販売や、ちらし寿し、イチゴ大福の販売なども行われた。参加者の近藤堅一さん(65、2世)は「1世が作るちらし寿司は、味付けがしっかりしている」と述べ、料理した同協会婦人部の伊東六子さん(80、北海道)は「口がしっかりしてなきゃダメね」と美味しさの秘訣を話した。 鈴木妙子婦人部長は「具材も値段が高く、下準備をするのには骨が折れる。重い腰を上げれたのは、積極的に手伝いに参加してくれた青年部たちのお陰」とその苦労をねぎらった。 また、青年部のよさこいソーランの披露やビンゴ大会も行われ、大盛況で幕を閉じた。吉野加莉奈さん(23)は「じっちゃんやばっちゃんたちがもたらした日本文化を思い起こせた」と笑みを浮かべた。 2015年6月11日付
