09/03/2026

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 日系5団体と28の日系各団体は、昨年ブラジル各地の市長選で当選した18人と、市議選で当選した59人の日系人に対して表彰状を授与した。  それに合わせて2月25日午後8時からサンパウロ市リベルダーデ区の文協貴賓室で、議員を代表してサンパウロ市議の野村アウレリオ氏、羽藤ジェオルジ氏、太田マサタカ氏に表彰状が授与された。  会場には約100人の日系団体関係者が出席。壇上には3人の議員を囲み、在サンパウロ総領事館の福嶌教輝総領事をはじめ日系5団体代表らが並び、それぞれ祝辞を述べた。  その後、各議員があいさつを行い抱負を述べた。乾杯後、立食が行われ同式典は幕を閉じた。なお地方の市長や市議には表彰状が郵送される。 2013年3月2日付
 ブラジル鳥取県人会(本橋幹久会長)が母県と続けている「ブラジル中堅リーダー派遣事業」11年目の今年、母県から2人が来伯し、県人会館や鳥取にゆかりのある入植地を訪れ交流した。  今回渡伯したのは、声楽家の山尾純子さん(45、宮城)と農協職員の川上雅弘さん(30、岡山)。山尾さんは鳥取市にある童謡と玩具を紹介する施設「わらべ館」の童謡・唱歌推進員。同施設のほか、学校へ出向くなどして音楽活動を行っている。  2月17日に開かれた同県人会総会では、鳥取出身の音楽家が作曲した童謡を歌やピアノで披露。会場からは惜しみない拍手が送られた。  演奏の終盤、音楽セラピーで実践しているという歌詞中の「た」を抜いて歌う歌唱法を紹介。童謡「春が来た」で「た」を抜いて歌うことを提案して全体で合唱したが、時折会場から「た」を歌う声が聞こえて笑いが起こった。  JA鳥取中央に所属している川上さんは、鳥取の四季の映像を交えながら母県の農業の近況について語った。同県産のスイカはドバイに出荷したこともあるそうだ。  また、東日本大震災後の農家の実情も紹介。「『家もトラクターも土地もないが、イチゴを作りたいという熱意はある』と熱い思いを持っていた」(川上さん)。聴講した県人会員らは真剣な表情で聞き入っていた。映像が終わり「鳥取は第2の古里。人とのつながりが密で、今仕事ができることを誇りに思っている」とあいさつすると、大きな拍手が起こった。  約2週間の研修を終えた両氏は帰国直前、本橋会長と末永正副会長の案内で本紙を訪れた。山尾さんは、「言葉が通じなくても音楽でつながれることを再確認できた」と感想を語り、「日本の子どもたちにブラジルの様子を伝えたい。また、ブラジルの音楽を背景も含めて勉強して、日伯関係を深められれば」と抱負を述べた。  川上さんは訪れた各地で農業現場を見学した。「鳥取中部で40~50人でやる規模の仕事を1人でこなす人がいた。鳥取の土は黒くて肥沃だが、こっちは赤くて栄養分が欠乏していた」と日本とブラジルの違いを指摘。「農業は人と人とのつながりで成り立つ。1日1カ所では時間が少なかった」と名残惜しい様子も見せた。  本橋会長は「2人がピラール・ド・スルを訪れた翌日、『次回はぜひ1カ月以上滞在して下さい』と連絡があった。県人会としてうれしい」と喜びを語り、2人の帰国を惜しんでいた。 2013年3月2日付
ニッケイ新聞 2013年2月28日  1期2年を務めた与那嶺真次氏にかわり、田場ジョルジ氏(74、二世)が24日の総会で沖縄県人会の新たな会長に就任した。全伯にある44支部、約5千会員を束ねる。  聖市イピランガ区で不動産業を経営する。聖市議(二期、1996~04年)として市政に取り組み、県人会ではスポーツ分野を中心に約30年理事を務めてきた。 与那嶺前会長も「在任期間は現役理事で一番長く、会員からの信頼も厚い」と太鼓判を押す。  事業を興すさい、親身に手伝ってくれた新城清栄さん(故人)が当時、イピランガ支部長。恩義を感じ入会した。弁護士資格を持つため、ポ語の法的書類の整理を手伝うことから関わった。 「一世たちとの会議を通じて、日本語が会話には不自由しなくなるなど、県人会は私の人生を豊かにしてくれた。その恩返しをしたい」。穏やかな物腰のなかに強い思いをにじませた。 写真=握手を交わす与那嶺、田場さん
ニッケイ新聞 2013年2月28日  約2週間前、聖州コチア市日本庭園内から、下元健吉氏の胸像が盗まれていたことが、コチア青年連絡協議会の村田重幸会長の報告で分かった。同胸像は、2007年に盗難に遭ったのを市が作り直し、再度設置したもの。付近にはマノエル・カルロス・フェラース・デ・アルメイダ理事長の胸像も置かれていたが、無事だった。市は、同公園には24時間体制の警備員がいるとしているが、1月には敷地内の茶室(カーザ・デ・シャー)が火事に遭うなど(2月5日付本紙詳報)その効果も疑問視されていた。村田会長は「公園には塀もあるが、低くてすぐに乗り越えられる。警備員を増やしても、いたちごっこになるだけかも」と無念そうに話した。  同公園は、同市と高知県いの町の友好都市提携を記念し、移民80周年(1988年)に開設されたもので、聖州コチア市のラポーゾ・タヴァレス街道沿いにある。管理は市が行っている。 下元氏は、南米最大の農協であるコチア産組の創立者。第2次大戦中に、理事長として同産組を政府の接収から守ったフェラース氏と共に、日系農業界の象徴的存在だ。コチア青年らは毎年9月の慰霊ミサ後、胸像に献花をしていた。 盗難防止のため、関係者らは「像はプラスチック製」と周囲に話していたが、実際は銅製で約30キロあり、金属製の心棒とねじで台座に固定されていたようだ。しかし何者かによって胸像だけが持ち去られ、台座と心棒だけが残された。今のところ目撃情報はないという。 銅像は、コチア旧友会が再度作り直してもらうよう市に依頼しており、現在は返事待ちの状態。前回使った型が残っているかは不明だが、同市にある聖州立ケンキチ・シモモト学校に同じ胸像がもう1体あるため、採型に問題はない。 なお、火事でほぼ全焼した茶室に関しては「再建の方向で考えているが、まだ煮詰まっていない段階」だという。
ニッケイ新聞 2013年2月27日  野村流音楽協会ブラジル支部など5団体が共催する『第8回さんしんの日』が3月3日午後1時から、聖市リベルダーデ区の沖縄県人会館大ホール(Rua Tomas de Lima, 72)で行われる。  沖縄県で毎年3月4日に開かれている同名の琉球芸能祭にならって2006年に始まった。  三線のほか、筝曲や太鼓、エイサーなどの琉球芸能が、各芸能グループから集まった約300人によって披露される。  実行委員長を務める知念直義さんは「沖縄の芸能が勢揃いする数少ないなのでぜひ」と来場を呼びかけた。  入場は無料だが、会館改修工事の協力券(10レアル、抽選券付)の購入を呼びかける。  問い合わせは同県人会(11・3106・8823)まで。
 青葉健康生活協会(中沢宏一会長)主催の3月度青葉祭りが2日と16日、サンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開催される。  ADESC(農協婦人部連合会)による恒例の手作り食品のほか、イビウーナやカッポン・ボニート地方の野菜販売なども行われる。  3階の食事処では2日が、はらこ飯、天ぷらうどん、ソース焼きそば、餅料理各種。20日が、はらこ飯、さんま焼き定食、イカポッポ焼き定食などが販売される。開催時間は両日とも午前7時から午後3時ごろまで。  詳細は宮城県人会(電話11・3209・3265)まで。 2013年3月1日付
2日(土曜日)◎青葉祭りは、午前7時からサンパウロ市(聖市)リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で。◎在クリチバ日本国総領事館の出張サービス業務は、午前9時からパラナ州ロンドリーナ市のパラナ日伯文化連合会会館(Rua Paranagua 1782)で。◎広島・長崎の原爆写真展は、サンカエターノ・ド・スル市サンタ・パウラ区の市立博物館(Av. Goias, 1111)で。◎懐メロ合唱の集いは、正午から聖市リベルダーデ区の老ク連会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134)で。 3日(日曜日)◎サンベルナルド松寿会の創立40周年記念式典は、午前10時からサンベルナルド・ド・カンポ市セントロ区のサンベルナルド文協(Rua Bra ganca, 15)で。◎高知県人会のひな祭りは、午前10時から聖市ピニェイロス区の同県人会館(Rua dos Miran...
ニッケイ新聞 2013年2月26日  高知県人会(片山アルナルド会長)は、3月3日午前10時から、同会館(Rua dos Miranhas, 196, Pinheiros)で『第1回ひな祭り』を開く。  県人会創立60周年を迎えた今年、8月17日に予定する記念式典などの資金を集めるために、新たなイベントとして開催が決まった。  在サンパウロ日本国総領事館から借り受けた7段、嫁入り道具付の本格的なひな壇が会場に設置されるほか、うどんや焼きそば、もちなど手作りの食品が販売される。来場した子供には、男女を問わず、紅白もちやお菓子がプレゼントされる。  案内のため来社した片山会長は「ひな壇を持っている人はなかなかおらず、貸し手を見つけるのに困ったほど。お子さんと一緒にぜひ記念撮影を」と呼びかけた。
ニッケイ新聞 2013年2月26日  島根県人会(足立操会長)はサンパウロ日伯援護協会に対し大型薄型テレビ1台、コンピューター1台(総額約3800レアル相当)を贈呈し、23日に同県人会館でセレモニーを行った。  援協からは菊地義治会長、坂和三郎広報委員長、安次富ジョルジサントス厚生ホーム運営委員長、同県人会からは足立会長、役員、婦人部員など30人が出席した。  昨年11月に同県人会が実施した「第8回在伯島根県人会慈善バザー」の売上金15%相当で、テレビはサントス厚生ホーム、コンピューターは援協本部の事務局に寄贈された。  これまで同県人会では同様の物品寄贈を主にブラジルの福祉施設に対して行なっている。バザーは婦人部を中心にコミソンを組成し、39のバザリスタが参加。過去最高の530人が会場を訪れた。  足立会長は「今後も慈善バザーを毎年開催し、微力ではあるがブラジル社会で恵まれない方々に奉仕する福祉団体を、側面から支援し続けていきたい」と話した。
ニッケイ新聞 2013年2月26日  ブラジル沖縄県人会・ブラジル沖縄文化センターの『2013年度総会』が24日、同会本部で行われた。約150人が出席した。収支報告で不明な点が指摘されるなど、杜撰な会計に会場は紛糾。執行部が謝罪する事態にまで発展した。承認は3月以降の臨時総会に持ち越された。役員改選では、単一シャッパで田場ジョルジ氏(74、二世)の新会長就任が賛成多数で決まったものの、嵐の中での船出となった。  収支報告の不明点は、百周年の余剰金4万4千レアルの行方と、昨年7月にあった「第25回郷土祭り」(ジアデマ)の収支不一致の2点に絞られる。  移民百周年事業のために設けられた「百周年記念会計」の残高約4万4千レに関する記載がないことを、昨年2月まで県人会の会計事務を務めた山城八重子さんが指摘した。  執行部側は「一般会計に組み込んだ。明細は事務局にある」と説明したものの、報告書の収入欄に関係する記述がないことが厳しく追及された。  郷土祭りに関しては「ブラジル沖縄県人会」では赤字報告なのに対し、「ブラジル沖縄文化センター」側では約1万6千レの黒字になっている矛盾に疑問の声が上がった。  島袋安雄副会長は「主体であるセンター側の会計にのみ記載すべきものだが、なぜか両側に記載され、しかも数字にも齟齬が生じている。どうしてこうなったのか分からない」と歯切れの悪い説明に留まった。  「ブラジル沖縄県人会」とジアデマ市の「ブラジル沖縄文化センター」が百周年を前に統合され、現在の運営体制が作られた。しかし、法律上は別団体であるため、それぞれ独立した会計報告を作らなければならない。各イベントの収支は、主体となった側の会計に報告されるべきもので、そもそも二つの会計に同一のイベントの収支が記載されることはないことから、運営会計の杜撰さが露となった形だ。  会場からの質問に対し、執行部から明確な回答が示されることはなく、「責任を持ってしっかりと見直す」と執行部が謝罪する事態となった。承認は見送られ、3月以降の臨時総会に持ち越された。 山城勇名誉会長(85)は本紙の取材に「収支報告が承認されない総会なんて初めて。最悪だ」とうんざりした表情を見せていた。  会の最後に行われた役員改選では、会長職を一期2年務めた与那嶺真次氏にかわり、田場氏が新会長に就任した。新役員は次の通り。 【会長】田場ジョルジ【副会長】島袋栄喜、知花ルイ、松堂忠顕、西原正三【書記】小波津セルジオ、池原あき子【会計】目差ジョン、金城ルイス。敬称略。
ニッケイ新聞 2013年2月26日  沖縄県人会の総会では、収支報告以外でも「10年前に、州政府の運営許可が出ないまま使用していた会館についての罰金を払っていなかったため、昨年8月に口座が差し押さえられた(11月に1万2千レを払って解決済み)」「93年に文化センター前の道路舗装費を市から請求されたが、現在まで未納。利子と罰金含め10万レ以上。3年ほどに前の恩赦があったのに見逃し、今は再度恩赦待ち」など、怠慢と言われても仕方がない現状が次々に報告された。「初耳」という会員も多く、前執行部の信頼はガタ落ち。いきなり尻拭い役となった田場ジョルジ新会長の腕の見せ所ともいえそうだが…。
13年度限りの条件付きで創立100周年記念事業も発表  ブラジル鹿児島県人会は、24日午前11時からサンパウロ市パカエンブー区の同会館で定期総会を開催し、31人が出席した。役員改選では、会長続投の進退が注目された園田昭憲氏が条件付きでの会長就任が承認され、続投が決まった。園田会長は「4期連続の会長は同県人会に前例がない」と述べる一方、「今年は県人会創立100周年の大切な年。乗り越えたい」と引き締まった表情で続投への思いを表明した。  小森廣氏が議長を務めた定期総会ではまず、2012年度の事業・会計報告、13年度の事業計画案審議、予算案審議が行われた。12年度の会計報告は収入14万193・89レアル、支出9万2688・25レアルで、12年度基金利息(6850・92レアル)を差し引いた4万654・72レアルが次年度に繰り越し。13年度予算案は、10万7600レアルがそれぞれ承認された。  引き続き役員改選が行われた。会長を続投する園田氏だが、新役員シャッパの名簿が配られた冒頭で「会長職は長く務めてはいけないもの。長期同じ会長だと県人会は沈滞化する」と述べた。しかし「県人会未到の100周年。また県連会長として今年のフェスティバル・ド・ジャパンも節目の年になる」と今年の重要性を説明した上で、会長を続投するにあたり二つの条件を会員に提示した。条件の内容は (1)13年度は会長を務めるが、14年度以降は第3副会長の松村滋樹氏に会長代理を委ねる (2)15年度以降は県人会役員に再選されない、というもの。 さらに承認者10人に署名を求めた。署名書の1枚は園田会長自身が保有、もう1枚は県人会に保管され、署名を終えた時点で正式に会長続投が決まった。  あいさつで園田会長は「衰退する日本を薩摩藩が中心となって『明治維新』を行ったように、県人会も会そのものを変えなければならない。具体的には会館の売却が私の最後の仕事になる」と力を込めた。新役員は次の通り(敬称略)。 会長=園田昭憲。 第1副会長=山下譲二。第2副会長=楮畑孝男。第3副会長=松村マキシミリアーノ滋樹。 書記=谷口雅治。参与=井料堅治。 第1会計=中原田ルイス・ジュニオール。第2会計=吉原豊治。   ◆本格始動した100周年記念事業  新役員発足後、創立100周年記念式典予算案が発表された。予算合計は32万5000レアルで承認された。同時に具体的な催しも決定。10月11日~13日は、森一浩、豊田豊、若林和男3画伯による「3人画展」を文協貴賓室で開催。同19日に「西郷隆盛記念講演」を文協小講堂で開催。同20日に創立記念式典。さらに記念切手の発行を行うほか、記念誌も来年初旬に発行される。  記念式典の開催場所については現段階では未定だが、サンパウロ州議事堂での開催が濃厚。開催場所については今回、定期総会に初めて参加し、父親が鹿児島出身で西本エリオ・サンパウロ州議員補佐官である折田茂郎氏(64)も協力の意向を示した。  また100周年事業については既に2人の会員から1万2000レアルの寄付金を受けており、県庁が同事業の金銭的な援助をすることも決定していることなど、朗報が園田会長の口から同会員に伝えられた。 総会後の昼食会は終始和やかな雰囲気で執り行われた。その後早速、100周年事業委員が打ち合わせを行うなど、多忙な1年の幕開けとなった。...
 鹿児島県人会の総会中、ある会員が「この会館にも母県からたくさんの歓迎団が来るんでしょ? チンタ(ペンキ)もはげてソファーもぼろぼろ。どうにかならないのか」と園田会長に質問した。園田会長は「会員が賛成ならリフォームをやりましょう」と答えたが、県人会100周年記念行事後、売却を検討している会館だけに難しい選択となりそうだ。 ◎  また総会では、昨年の県連「ロードレース問題」について「赤字の17万レアルを取り返してほしい」と会員から、やぶからぼうの意見があった。園田会長は「鹿児島の名に恥じない運営をする」と冷静に答えた。総会で県連と県人会会長が確定したため、戦後移民60周年記念のフェスティバル・ド・ジャポンと、県人会100周年事業が園田氏最後の仕事となる。コロニアに彗星(すいせい)のごとく現れた鹿児島の「ウルチモ・サムライ(ラスト・サムライ)」が、「明治維新」ならぬ「コロニア維新」を成し遂げられるか。節目の年から目が離せない。 ◎  昨年末に結成され、今年1月下旬に第2回会合を行った戦後移住60周年記念祭実行委員会(川合昭実行委員長)。「7月の式典までに時間がない」としながら、その後の具体的な動きもなく、何の音さたもない様子。また、予算案に上げられた17万レアルもどうやって集めるのかなど不明な点も少なくない。戦後移住者のある団体関係者に「戦後60周年で何か具体的な事業案はあるのですか」と聞いたところ、「特に何もない」との返答が返って来たのには少々、驚かされた。節目の年に自分たちで何かをやろうという自覚がないのか。それとも、同実行委員会の考え方と合わないのかは分からないが。 2013年2月28日付
 ブラジル茨城県人会は、1月27日に行われた総会の役員改選で鈴木康夫氏が会長に、前会長の小林操氏が第1副会長にそれぞれ選出された。両氏は15日、新体制のあいさつのため本紙を訪れた。  鈴木会長は1991~94年、2005~07年に会長の経験がある。抱負について「若者に茨城県人会に興味を持ってもらい、世代交代ができる環境作りを行う」と意気込みを語った。  第1副会長として今後も県人会の運営に尽力する小林氏は「鈴木氏と共に二人三脚で運営を行いたい。書道や墨絵など、他の県人会に先立って行っている習い事などに力を注ぎたい」と述べた。  両氏は4月に母県を訪ね、県連主催日本祭り内の戦後60周年ブースで、同県庁側と特産品の出展に向けた話し合いを行う。その他、積極的に母県と連絡を取り合って行く方針で、次世代の会長候補が現れるまで熟年2人が引き続き同県人会を支えて行くこととなる。 2013年2月28日付
 高知県人会(片山アルナルド会長)は、3月3日午前10時から午後5時まで聖市ピニェイロス区の同県人会館(Rua dos Miranhas, 196)で、ひな祭りを開催する。  ひな祭りは同県人会初の開催。今回は特別に、在サンパウロ日本国総領事館が保有するひな壇が展示される。また同婦人部が日本食を作るほか、カラオケ大会やビンゴ大会も行われる。片山会長は「端午の節句にぜひ女の子を連れて、ひな壇を見に来てほしい」と参加を呼び掛けた。入場無料。  問い合わせは、同県人会(電話11・3031・6799)まで。 2013年2月28日付
 ブラジル鳥取県人会(本橋幹久会長)は17日、サンパウロ市ミランドポリス区の同会館で2013年度通常総会を開いた。総会では会長を含む一部役員が決定。会長は現職の本橋氏が3期目を続投することとなった。また12年の事業・決算が報告されたほか、13年の事業計画と予算案が発表され、いずれも承認を得た。  12年度は31万9547・92レアルの収入に対し、23万4746・32レアルの支出だった。13年度予算には22万6500レアルが計上された。事業の中で恒例となっている福祉施設訪問では、希望の家福祉協会を訪れる予定。  閉会後、本紙の取材に応じた本橋会長は2期満了時で会長職から退く考えもあったと告白。「長くやるのは良くない。ある程度で交代したほうが良い」と述べた。会員へ向けたあいさつの中では「(任期の間に)次に引き継ぐ機会を入れたい」と語り、後任の育成を行っていく考えを明らかにした。新役員は次の通り(敬称略)。 会長=本橋幹久。 副会長=山添源二、末永正、千田伊藤初美。 総務担当理事=西坂アンドレ幸二、荒木アレシャンドレ。 会計担当理事=大西竹下マリエ、西坂ファビオ勇治。 財産管理担当理事=池堂吉田ミリアン美幸、西坂ジオゴ健治。 渉外担当理事=東吉田ルッシー真澄、根布谷ジェシカゆり。 文化担当理事=美甘好重、竹下イルダ朝枝。 婦人部長=千田伊藤初美。婦人部副部長=末永勇美子、大家のえみ。 正監事=村信政幸、末永あゆみ、西谷クリスチーナ・イザベルみどり。補充監事=森岡カチアるり、多田カチア、清水エルソン・ユウゾウ。 2013年2月27日付
 ブラジル沖縄県人会(田場ジョルジ会長)は、3月3日午後1時からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館大ホール(Rua Dr. Tomas de Lima, 72)で「第8回さんしんの日」を行う。  「さんしんの日」は、「宗教の枠を超えてすべての人々が平和を祈る、沖縄中を一つにできるものを作りたい」という元琉球放送ラジオ放送部局長の上原直彦氏の考えにより、1993年から沖縄県で始まった行事。ブラジルでは2006年から始まり、今回で8回目を数えるほか、アメリカ、フランス、中国、インド、南アフリカ、タイなどでも同様の行事が開かれているという。  当日は約300人が壇上に上がり、三線に加え、琉球民謡や琉球筝曲、琉球舞踊など多彩な演目が披露される。知念直義実行委員長は、「当日は、沖縄伝統芸能のすべてが楽しめる。ぜひ来場してほしい」と呼び掛けた。  入場は無料だが、抽選付きの協力券購入を促している(1枚10レアル)。問い合わせは、同県人会事務局(電話11・3106・8823)まで。 2013年2月27日付
07年に続いて2度目の被害金目当てか政治的嫌がらせか?  サンパウロ州コチア市にある姉妹都市・高知県いの町との友好公園内に設置されている下元健吉元コチア産組専務理事の胸像が今月中旬、盗まれていたことが分かった。胸像が盗難被害に遭うのは、2007年9月以来2度目。同公園では、1月18日に園内の茶室が火事でほぼ全焼する事件が起きたばかりだ。相次ぐ災難は関係者に衝撃を与えている。  南米最大の農協だったコチア産組発祥の地。創立者の下元氏と、第二次大戦中に理事長として組合を支えたフェラース氏の胸像が設置された友好公園は、毎年9月に同産組関係者の合同慰霊ミサ後に訪れて献花を行う由緒ある場所だ。胸像は07年の盗難以来、周辺には「プラスチック製」と吹聴していたが、実は銅製だったという。  盗難が発覚したのは約2週間ほど前のこと。コチア青年連絡協議会の村田重幸会長が車で通った際に胸像が無くなっていることに気付いた。地元の日系人の世話役に確認を依頼したところ、盗難が確認された。  07年には下元、フェラース両氏の胸像が盗難被害に遭ったが、今回は下元氏の胸像のみが盗まれた。約2メートルの高さの台座から抜き取られており、像を支える鉄の芯棒は残されていた。  胸像はコチア旧友会が所有し、公園と合わせてコチア市が管理している。村田会長によると、前回盗まれた時は同市が新しく造り直したそうだ。今回の盗難事件も旧友会から市へ報告、対応を要請しているが、26日現在、具体的な動きはないという。  同公園は数年程前から道路拡張のために移転の話も上がっており、1月の火災に続いて今回の盗難騒ぎが政治的な嫌がらせの可能性があるかどうかについて村田会長は、「今のところ具体的なことが分からずどうしようもない状態だが、(嫌がらせの)疑いもあるかも」と話している。  07年当時、コチア旧友会会長だった真里谷(まりや)ドミンゴスさん(87、2世)は「(胸像盗難事件のことは)2週間程前に聞いた。1月に茶室が火事になったばかりだったのに」と、2度目の被害にショックを受けている様子だった。 2013年2月27日付
 ブラジル茨城県人会(小林操会長)は、今月初めに県人会創立50周年記念誌「ブラジルの茨城」を発刊した。全252ページ、日本語。  記念誌は、約40ページを使って「県人会の動き」とし写真で説明しているほか、「私のルーツと軌跡」「ふるさとの旋律」のコーナーでは、創立50周年の思いや出来事など、個人の意見が多く寄せられている。  制作を担当した若松孝司さん(82)は、2011年8月の創立50周年式典後、同記念誌の制作を開始。約1年かけて完成させた。取材に対し「日本語が読める人は年々減っているが、分かりやすく個人の思いを多く載せた。多くの人に読んでほしい」と発刊の思いを述べた。  記念誌は計700部を印刷。県人会員には無料で配布され(2冊目以降は50レアル)、非会員にも50レアルで販売している。問い合わせは同県人会(電話11・3209・8515)まで。 2013年2月26日付
新会長には田場ジョルジ氏選出  ブラジル沖縄県人会・ブラジル沖縄文化センターは24日、サンパウロ市(聖市)リベルダーデ区の同県人会館大サロンで第76回定期総会を開いた。同会では県人会のさまざまな債務が発覚したほか、一般会計の不備も浮かび上がり、出席会員から相次いで疑問や非難の声が上がるなど紛糾。その結果、2012年度一般会計が承認されないという沖縄県人会発足以来の異例の事態となった。なお役員改選では、与那嶺真次氏に代わり田場ジョルジ氏が新会長に選ばれた。  同会は、開始予定時間より30分遅れの午前10時半から始まった。冒頭、先没者に対する黙とうが行われ、与那嶺真次会長の「皆さんの参加に感謝します」という短いあいさつの後に2012年度業務報告が行われた。  報告によると、サンパウロ州政府から県人会館運営許可を得ていなかったために02年から課されていた罰金を滞納していたとし、昨年8月にブラジル銀行の口座が差し押さえられ、1万2540レアルを支払った。差し押さえられた資金は、沖縄県人移民100周年史発行のために寄与された、元連邦下院議員ウィリアム・ウー氏による政府助成金5万レアルだった。  また、文化センターも1993年に聖市から道路舗装費2万8450レアルを請求されていたが滞納を続け、現在罰金や利子を含めて債務は10万2249レアルに膨れ上がっている。こちらは未払いで、利子の恩赦を待ち続けるという。  「なぜこれらの罰金を早急に支払わなかったのか」という質問が会員から投げかけれたものの、執行部は「請求書を紛失したり、見落としがあったりした」などとあいまいな返答に終始した。  さらに、同県人会が運営する貸与奨学金「県人会育英資金」の未返済額が現在5万5980レアルに上ることも報告。奨学金の使用用途や卒業したかなどの実態調査すらも行われていないという、資金のずさんな運営方法も明らかにされた。なお、既に3人の返済が滞っており、今後も返済請求は行うものの裁判で争うことは難しいという。  その後、12年度一般会計報告が行われた。報告によると、県人会が収入58万5549・12レアル、支出が54万6542・58レアルで、計3万9006・54レアルの黒字。文化センターが収入15万230・58レアル、支出14万4128・07レアルで、計6102・51レアルの黒字だった(いずれも繰越金含まず)。  しかし、事業報告と会計報告の黒字額が一致しない、明細会計が報告されていない、雑収入・雑支出額があまりにも大きいなど、会計不備が相次いで参加者から指摘された。1世会員からは「こんなずさんな仕事で、日本人は納得できない」と執行部を非難する声が上がり、会場からは非難に同意の拍手が起こるなど総会は紛糾。結局、12年度会計は総会では承認されず、近日中に臨時総会を開き改めて報告するということで決着した。なお、13年度予算は県人会が40万4000レアル、文化センターが20万レアルで承認された。  遅めの昼食を挟み、午後には13、14年度新執行部が選出された。事前に提出されていた唯一の新役員シャッパが承認され新会長となった田場氏は、「私なりに一生懸命やっていくので、皆さんどうぞご協力よろしくお願いします」とあいさつを行った。新執行部は次の通り(敬称略)。 会長=田場ジョルジ、 第1副会長=島袋栄喜、第2副会長=知花ルイ、第3副会長=松堂忠顕、第4副会長=西原正三、 第1書記(ポ語)=小波津セルジオ、第2書記(日語)=池原あき子、 第1会計=目差ジョン、第2会計=金城ルイス。 2013年2月26日付