23/04/2026

Dia: 15 de junho de 2012

ニッケイ新聞 2012年6月14日付け  13日に歓迎レセプションが行われた「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」に先立つ11、12日、リオ市でのTED×リオ+20で、マリー ナ・シウヴァ元環境相やカナダの日系四世のセヴァン・カリス・スズキ氏らが講演を行い、会衆から喝采を受けたと12、13日付伯国メディアが報じている。  持続可能な開発グッズというべき発明も発表されたTED×リオ+20での講演は、様々な分野で活躍する国内外の専門家によって行われた。  11日に講演を行ったマリーナ氏は、ゴムの木の樹液を集めていた頃の体験なども織り交ぜながら、「現代人は足りないものがないという状態に不 足」し、「過剰消費」という病気にかかっていると指摘。環境や倫理を忘れた経済や開発政策は「我々を未来の抹殺者」にすると警告した。  持続可能な開発は、環境や経済、雇用、食糧確保、貧困撲滅など、あらゆる分野にまたがる考え方で、リオ+20の中心議題は「緑の経済」という言 い方は、環境への関心をそらすものと考える同氏は、「持続可能な開発はクリーンエネルギーの開発だけをさすのではなく、生き方の問題」として、数千年前か らある資源を知恵を用いて使う事の必要性を強調。環境政策は長期展望が必要なものが多く、短期政策と対立する事が多いとの発言は、環境相時代、ルーラ政権 内で生じた確執を思い出させた。  また、12日にビデオカンファレンスを行ったカナダ人の環境活動家セヴァン氏は、1992年の「地球環境サミット」で必要性が認識されたはずの持続可能な開発は、20年後もほとんど進展してないと指摘した。  9歳の時に子供環境運動(ECO)という団体を立ち上げ、自分達でお金を集めて参加した92年の環境会議では、12~13歳の仲間を代表して5分のスピーチを行ったのがセヴァン氏だ。  「私が環境運動をしているのは私自身の将来のため」「ここに立って話をしているのは未来に生きる子供達や世界中の飢えに苦しむ子供達、もう行く ところもなく死に絶えようとしている無数の動物達のため」と語り、「まだ子供の私にはこの危機を救うのに何をしたらいいのかはっきり解らないが、あなたた ち大人も良い解決法を持ってないという事を知って欲しい」「どうやって回復すればよいかわからないものを壊し続けるのはもう止めて」と訴えた12歳の少女 も、今は32歳の2児の母親。  20年の活動を通し、政治家は何も変えてくれない事に気づいたという同氏は、「子供達への愛が、地域社会を動かし、世界を変える行動の原動力」と確信し、「自分達が地域社会に出て行き、自分達が社会を変えていくべき」と訴えた。...
20日は「ジャパンデー」も実施  【既報関連】今月20~22日にリオデジャネイロ市で開催される国際持続可能な開発会議(リオプラス20)の一環として、日本政府は官民協働に よる「ジャパンパビリオン」を出展する。同展は「震災からの復興と強靭(きょうじん)な社会づくり」などを主なテーマに、環境分野での日本の経験と技術な どを紹介する。また20日には、日本の東北地方の復興と魅力をアピールする「ジャパンデー」も実施される。 リオプラス20は、1992年にリオ市で開かれた「地球サミット」から20年を迎えた節目に、今後10年の経済、社会、環境のあり方を議論する国 際会議。世界約130カ国から首脳クラスが集まり、政府、NGOなどのイベントを合わせて約5万人の参加が見込まれているという。 ジャパンパビリオンは「震災の教訓」「研究・観測・人づくり」「自然資本の維持活用」「環境未来都市」「環境技術」「世界への貢献」の六つのブー スで構成。1000平方メートルの「展示スペース」と200平方メートルの「多目的スペース」とに分かれており、日本政府をはじめ、地方自治体、企業や NGOなどが各種環境及び震災復興関係のイベントを行う。リオ市バーラ・デ・チジュッカ区の国際会議場「リオセントロ」に隣接するアスリートパークで13 日~24日、実施されている。 20日午後5時から開かれる「ジャパンデー」には、地元のリオ州日伯文化体育連盟(鹿田明義理事長)をはじめとする日系団体が協力し、聖市からは 岩手県人会の千田曠曉会長を含む役員3人が参加して餅つきを披露・提供するほか、宮城県人会(中沢宏一会長)の七夕飾りが会場を彩るという。 そのほか、和太鼓グループ「生」(木下節生代表)の太鼓演奏も行われる。  当初、ジャパンデーには聖市からADESC(上芝原初美会長)や福島県人会(小島友四郎会長)の参加も見込まれていたが、同イベントを仕切る日本の大手広告代理店・電通との話し合いなどにより、今回の参加は見送られた。 また、宮城県人会は同時期に聖市イタケーラ区で初めて開催される七夕祭りと行事がかち合うため、七夕飾りのみ提供し、県人関係者の参加は辞退している。 2012年6月14日付
ブラジル鹿児島県人会(園田昭憲会長)が2004年度から行っている実習制度の9期生として川口裕貴さん(24)、石橋恭平さん(23)、花尾彰子さん(22)の3人が着伯。同制度での実習を志望した動機と今後の抱負を語った。 3人の中で唯一社会人経験のある川口さんは学校を卒業後、農業留学のためアメリカに渡った経験がある。アメリカからの帰国後も農業関係の仕事に就 いていた。今後も農業関係の仕事に携わることを希望しているが、「全く違う仕事を体験して将来につなげたい」と同制度に応募。「果物が好きなので、ブラジ ルの果物をたくさん日本に伝えたい」と意気込みを語った。 大学を休学して来伯した石橋さんは、10年から昨年にかけて1年間留学したタンザニアで日常会話ができる程度のスワヒリ語を習得。「会話ができる レベルまでポルトガル語を話せられたら」と語学習得に意欲を見せた。石橋さんの将来の目標は農業技術師になること。大学では農業土木を学んでいる。「アマ ゾン川流域の農業やイタイプー水力発電所ダムのことなど、幅広く学びたい」を目を輝かせた。 「大学では日本語教育について学んだので、人間同士の多文化共生を学びたい」と話した花尾さんは、今年3月に大学を卒業したばかり。卒業後の進路として大学院への進学も考えていたが、同実習での派遣が決まったため合格していた大学院に進まず渡伯した。 今回の同制度では、実習先が日本語学校と邦字新聞社だったが、花尾さんは選考時の面接で「あくまで日本語学校へ行きたいという意思を貫き通し た」。念願がかなってピラール・ド・スール日本語学校での実習が決定。「初めての海外なので、言葉の壁にぶつかることを経験して、より学習者の立場に近付 きたい」と意欲を見せている。 2012年6月14日付