06/03/2026

Ano: 2015

埼玉県人会(尾崎眞次会長)の日本祭り慰労会と諸井真英埼玉県議会議員の来伯歓迎会が6日、サンパウロ市リベルダーデ区のレストラン「TANKA」で行われ、県人会員ら約20人が集まった。 まず尾崎会長から、日本祭りでの県人会員らの協力への感謝と、埼玉県費留学生第1期生として日本へ留学した野口ミサさんが8月30日に85歳で亡くなったことが会員らに報告された。一分間の黙とうを行い、故人の冥福を祈った。また「日本祭りで埼玉県の観光ポスターが並んだ様は実に壮観で、本県をブラジルで宣伝してくれたことを感謝します」と埼玉県上田清司県知事からのメール内容を紹介した。 続いて諸井議員から今年4月に議員に再選したことが報告され、「埼玉県はブラジル関係にあまり積極的ではないが、4年の間で県に働きかけていきたい」とあいさつした。歓迎会では顔馴染みの会員らと懇親を楽しんだ。 今回諸井議員が訪伯した理由は2つあり、世話になった知人の墓参りと、リオでの五輪準備に関する調査が目的。埼玉県は2020年の東京五輪でバスケットボールや射撃の開催会場になっているほか、選手村の誘致を積極的に行っている。リオの五輪関係者から話を聞き、今後の東京五輪準備に生かそうという狙いだ。 埼玉県における日伯間の関係について諸井議員は「人的交流をもっと活発にしたい。ブラジルから日本(埼玉)はもちろん、日本からブラジルへもどんどん人を送り出して相互理解を図りたい」と話した。 諸井議員は18日まで滞伯する予定。 2015年9月15日付
愛知、大分、滋賀、長野の4県人会と笠戸丸協会は、「第19回屋台まつり」を13日午前11時から午後3時まで、サンパウロ市リベルダーデ区の愛知県人会館(Rua Santa Luzia, 74)で開催する。案内のため、豊田瑠美副会長(愛知)、伊東信比古理事(大分)、山田康夫会長(滋賀)、杉山みどり理事(長野)、吉加江ネルソン氏(笠戸丸協会)が来社した。 県人会や地方ブロックの垣根を超えたつながりを大切に約10年前から開催されている同祭は、日本食レストランでも食べられないような各地の郷土食を提供するのが特徴。滋賀の「近江肉うどん」をはじめ、愛知名物の味噌カツ、今年のフェスティバル・ド・ジャポンでは提供されなかった大分の「トリ飯・トリ天」、長野の「椎茸ごはん」、笠戸丸協会は「焼きニシン」を販売する。他にも牛のたたき、ケーキ、抹茶シュークリームやアイスなどが味わえる。 また、ビンゴやカラオケ大会、日系人モノマネ歌手・龍ジャクソン氏によるステージなど、各種アトラクションも盛りだくさん。 一行は、「一食あたり13から18レアルで食べられる。日本祭りでも味わえない雰囲気も魅力で、前回は800人が訪れた。家族などお誘い合わせの上、ぜひ多くの人に来ていただけたら」と来場を呼び掛けた。 2015年9月10日付
青森県人会(玉城道子会長)は、サントス観光ツアーを12日に実施する。 当日は午前8時にサンパウロ市リベルダーデ区の青森県人会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 62)をバスで出発し、日本移民の碑、援協サントス厚生ホーム、コーヒー博物館などを訪れる。途中、観光船に乗るなどし、午後6時半に同会館到着予定。参加費は75レアル(バス代、観光船代込み)。 ◆りんごジュース販売もまた、同県人会では「自家製サンフジのりんごジュース」を限定70本で販売している。2リットルボトルが32レアル、1リットルが20レアルで、まとめて5本以上を購入すると全額の1割が値引きされる。 ツアー申し込み及びりんごジュース購入希望者は、同県人会(電話11・3207・1599、午前10時~午後4時)まで。 2015年9月9日付
8月初旬に日系初のブラジル海軍少将に就任した和田典明氏(55、3世)の歓迎会が、8月27日午後7時半からサンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパレスホテル地下レストランで行われた。鹿児島県人会、福岡県人会、アミーゴス・リベルダーデが共催し、関係者ら約50人が出席した。 歓迎会では、鹿児島県生まれで大日本帝国海軍中尉だった父親のタカシさんのことや和田少将のこれまでの経歴などが紹介された。 下本八郎元聖州議の祝辞に続いて鹿児島県人会の松村滋樹会長があいさつし、「お父さんのタカシさんが鹿児島出身で海軍中尉だったことは大変名誉なこと。和田少将も、より高い地位を目指してほしい」と述べ、期待を込めた。 和田少将は自身の誕生日が6月18日であることから、1908年6月18日に第1回笠戸丸移民がブラジルに渡ったことに触れ、異国の地で苦労しながらも現在まで日本文化を継承してきたことに敬意を表した。また、「私の人生も目的は、教育面など日本人が持つ良い面をもっとブラジルに伝えていくこと。日系人であることを誇りに思う」と述べ、歓迎会を開いた関係者への感謝の意を伝えた。 本橋幹久県連会長の音頭で乾杯後は、出席者たちがそれぞれに和田少将との歓談を楽しんだ。 和田少将の母親の須磨子さん(81、2世)は、「夫(タカシさん)は日本の軍人で飛行機乗りでした。その影響を受けてか、長男の典明は海軍少将、次男は海軍の水先案内人、三男は空軍大佐になりました。昔は大変でしたが、今は極楽です」と笑顔を見せていた。 2015年9月9日付
ニッケイ新聞 2015年9月9日 ブラジル日本都道府県連合会(本橋幹久会長)の「8月の代表者会議」が、先月27日に文協ビル内の同会会議室で開かれた。 冒頭、前週の20日に開かれた臨時代表者会議にて継続が決まった来年の日本祭りの「準備委員会」の人事が発表された。委員長には前々回より副実行委員長を務めた市川利雄氏(富山)が就任、副委員長には谷口ジョゼ(和歌山)、松村滋樹(鹿児島)、西山実(佐賀)の3氏が名を連ねた。 市川新委員長は副委員長を増員した理由について、「これほど大きな行事に対し、今までが少なすぎた」と説明。その上で「専門家チーム」の設置を再度訴え、各県人会から12の分野における人員支援の協力を求める表を早々に配布した。 また「準備委員会」という名称については「来年3月に会長選があるためで、恐らくそのまま実行委員に移行する」と本橋会長から説明があった。 続いて本橋会長は、8月の訪日の成果を報告した。昨年の安倍晋三首相来伯時に県連が提出した要望書の一案「長期研修提案」についての動向を説明した。JICA訪問時に複数の県が中断している県費留学制度・技術研修制度の復活のため、「枠が倍増した『日系社会次世代育成研修』制度を利用できないか」と提案したが、「県費という制度上、直接助成するのは難しい」との返答があったことを明かした。 7月の事業報告、会計報告は来月に繰り越される。
ニッケイ新聞 2015年9月9日 兵庫県産海苔の伯国市場開拓を目指す、同県漁業協同組合連合会から3人が来伯し、8月末に初の輸出が成立したことを発表した。聖市で27日、県の漁連関係者が記者会見を行なった。 取引量は日系2商社で計72万トン。今後日本食店やスーパー等でとり扱われることになる見通しだ。6年程前から進めている同プロジェクトには、これまで何度も事業団が来伯を重ねていた。 同連合会の市場調査によると、現在ブラジル国内では年間3億枚の海苔が消費されているという。95パーセント前後が中国産で、韓国産が数パーセント、日本産は0・13パーセントの40万枚に留まっている。 突々淳参事と田沼政男副会長理事が「味は中国産と比較にならない。これまでの調査でもそれは実感している」と話すように、「品質」を武器に、今後の輸入増に期待をかけている。 また、伯国内での新たな生産拠点を建設する計画もある。今年2月の訪伯時にパラナ州2都市で行なった説明会において、「パラナグア市が誘致に積極的であり、企業関係者も興味を示している」と明かした。 当地での法人格取得や、現地企業との協力体制構築といった具体案には至っていないものの、中南米地域への輸出も可能となる。実現すれば近年消費が増大しているというチリなど、他国での市場開拓も期待される。 また一行は『兵庫県人会55周年式典』にも慶祝団として参加。「パラナ州と兵庫県の関係を強固にする意味でも、何とか成功させたい」とも話した。
ニッケイ新聞 2015年9月5日 『第19回屋台祭り』が13日午前11時から聖市の愛知県人会館(Rua Santa Luzia, 74, Liberdade)で愛知、滋賀、大分、長野の4県人会に加え、初参加の笠戸丸協会の5団体共催で行われる。午後3時まで。 手作りの日本食11種類が13~20レ程で提供される。メニューは味噌串かつ、抹茶アイス、抹茶シュークリーム(愛知)、トリ飯、トリ天、牛たたき(大分)、近江肉うどん(滋賀)、椎茸ごはん、ケーキ、どら焼き(長野)、焼きニシン(笠戸丸)。 ほかビンゴ、カラオケ、「ミニマイケル・ジャクソン」こと村上リュウくんのショーがあり、幼児向け遊具コーナーも設置される。 案内に来社した各氏は「日本祭りで食べ損ねた方はぜひ」と呼びかけた。 問い合わせ先は愛知県人会(11・3104・8392)まで。
ニッケイ新聞 2015年9月5日 県連9代目会長の西谷博さんが3日午後8時35分、聖市のACカマルゴ癌センターで脳溢血のため逝去した。享年95。4日午後2時にイタケーラ区カルモ墓地で葬儀が執り行われ、同墓地に埋葬された。 鳥取県鳥取市吉成出身、帰化人。1929年に9歳で家族と共に渡伯。戦後60年代にオズワルド・クルース日伯文化協会を創立し、会長として協会の発展や邦人の団結に貢献した。 70年にサンパウロへ移り、鳥取県人会会長(1995年―2002年、6代目)、ブラジル日本都道府県人会連合会会長(2000―01年、9代目)などを歴任。郷土芸能「鳥取しゃんしゃん傘踊り」の継承普及に尽力し、県・市から各種功労章を受章した。 日本移民70周年祭記念事業としてカルモ公園桜イッペー植樹委員会(現カルモ桜イペー連盟)を結成し、委員長として桜園の整備を進め、日伯修好百周年の1995年に600本のイッペー植樹活動を行った。2010年には日本政府から旭日双光章を受章した。 初七日法要は未定。
ニッケイ新聞 2015年9月4日 青森県人会(玉城道子会長)が、サントスツアーの参加者を呼びかけている。12日午前8時に聖市の青森県人会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 62, Liberdade)からバスで出発。バスと観光船代として参加費75レ(昼食は自費)。 日本移民上陸記念碑やサントス厚生ホーム、コーヒー博物館を訪れる。途中、観光船で湾内を巡り、昼食は金星クラブで新鮮な魚介類を堪能する。 案内のため来社した玉城会長、渋川ソフィア理事は、「笠戸丸が到着したサントスですが、記念碑などを訪れたことが無い人も多いよう。この機会に一般の方もぜひご参加を」と呼びかけた。 申し込みは同県人会(11・3207・1599、午前10時から午後4時)まで。
【堀内登クリチバ支局長】兵庫県・パラナ州の姉妹提携45周年を迎え、井戸敏三兵庫県知事を団長に石川憲幸県会議長の議会日伯友好団と経済団及び県民交流団の慶祝団一行が8月19日、州都クリチバ市を訪問した。一行は、兵庫県から進出して15周年のシスメックスやブラジル住友ゴム工場などを視察した。 翌20日、パラナ州庁のベット・リッシャ州知事を表敬訪問し、これを契機にさらなる友好交流関係の緊密化の合意の覚書を交わした。さらに州議会を訪問したほか、パラナ州工業連盟では進出日系企業の代表者を交えて経済交流会議を開催した。 当日は、高山秀和、西森ルイス両連邦下院議員、原ルイ日系文援協会長、山脇ジョルジ日本ブラジル外交関係樹立120周年日系実行委員長、山下亮パラナ兵庫県事務所長ら関係者が同行した。また、20日午後6時30分からは在クリチバ総領事館の池田敏雄総領事公邸で歓迎晩餐会が催され、日伯交流慶祝団一行約40人をはじめ、シルビオ・M・バロス州企画調整局長官、フラビオ・J・アルンス州戦略局長官、県進出企業及び主要関係者など約50人が出席した。 姉妹県州提携45周年を迎え、今回で4回目の訪問となる井戸知事は知人も多く、感慨深そうに会話を交わしていた。 歓迎会の席上、池田総領事は知事一行の一連の積極的な関係緊密化の働きを高く評価。「パラナ州において2015年は、日本ブラジル外交関係樹立120周年、パラナ州日本人入植100周年、兵庫県・パラナ州姉妹提携45周年に当たり、本年は3つの記念周年を祝賀する大変意義深い年であります。その1つである兵庫県・パラナ州の姉妹提携45周年を契機として、両県州の関係が一層緊密化されることを確信した」と賞賛し、総領事館としても支援していく考えを表した。 同夜は午後8時30分から当地120周年委員会の企画により、パラナ州文化局、兵庫県事務所、日系文援協、Obserbatio das Artes の協力で、グアイラ劇場で記念コンサートも催された。 井戸知事一行は翌21日にクリチバ市をたち、次の訪問先アルゼンチンなどへ向けて飛び立った。 2015年9月4日付
ニッケイ新聞 2015年9月1日 ブラジル岡山県文化協会(根岸健三会長)は23日、県人移住105周年を祝い、聖市のゴールデンチューリップホテルで記念式典を行なった。伊原木隆太知事、小野泰弘県議会議長ら含め16人の慶祝団が祝福に駆けつけ、当日来場した約130人の関係者と共に一世紀を越えた節目を祝った。 中前隆博在聖総領事、羽藤ジョージ聖州議員、日系団体の関係者らが駆けつけた。県連の本橋幹久会長は、「岡山県が1959年に県費留学制度を始めてくれたおかげで、結果としてその後8年の間に全都道府県が同制度を開始した。我々も非常に感謝すべき」と祝辞を述べた。 県費留学生第一期生として挨拶した栢野定男さんは、当時を思い出し「戦後の傷跡が残る時代で生活は苦しかったけど、みんな元気で活力に満ちていた」と語った。 お互いに記念品を交換し、続く功労者・高齢者表彰では代表の真名子和博さんが「これからも日伯交流の手足となり、若い人材を育成する覚悟を新たにする次第です」と決意を述べた。 県から日系3団体への記念品贈呈の後、元技術研修生の大塚ラケウますみさんが挨拶に立った。「県費研修制度のおかげでより良い職につけた」と報告。また「就職だけでなく、先祖の文化を理解でき尊敬するようになった」と内面的な変化にも言及した 県民愛唱歌「みんなのこころに」を大合唱し夕食祝賀会へ。鏡割り、ケーキカットで移住105周年を祝った後、夕食と歓談の時間へ。 最後は慶祝団員と県費留学生・技術研修生OBによる懇談会が行なわれた。OBが語る研修制度への感謝や意見に、知事は熱心に耳を傾けていた。使いやすいレンタルホール=改修終了、利用呼びかけ 会館のリフォームされ地下1階ホールが一新。今年から、レンタルスペースとして使い勝手の良い空間に生まれ変わっている。 8月5日の海上自衛隊練習艦隊入港の際も、県人歓迎会でこのホールが使われ、シュラスコと日本食が振舞われ好評を博した。 ホールの床を80センチ掘り下げて天井を高くし、圧迫感の無い空間を作り出した。立食パーティーなら80人は入る広さがあり、誕生日等のパーティー会場として使われている。 設備は台所とシュラスコ専用グリルのほか、ビリヤード台もあり、カラオケも可能だ。 備品はイス70脚、長テーブル5台、70センチ四方テーブル30台、3人掛けソファ2脚。 根岸会長は、「便利な場所にあり、誕生会などパーティにうってつけです。是非利用してほしい」と呼びかけている。 レンタル料は1日400レ。事前予約が必要。問い合わせは同会(電話11・3207・3487、午前9時~午後1時)まで。   ~移住105年の歩み~...
ニッケイ新聞 2015年9月1日 ブラジル兵庫県人会(松下瞳マルリ会長)が創立55年を祝し、23日にサンパウロ市の北海道協会で記念式典を行なった。同会は1960年、外務課移住渡航係長が県民視察に南米訪れたのを機に発足。県費留学・技術研修員の選考と派遣、農業高校生の受け入れなど草の根交流を続けている。井戸敏三知事は4回目の来伯を果たし、「困難を乗り越え来りブラジルの大地に生きて絆55年」と自作の短歌を詠み、県民の苦労と貢献をねぎらった。母県から訪れた80人超の慶祝団とともに、約250人が会の発展と母県との交流継続を願った。 兵庫とブラジルは移民を通して育んだ深い絆がある。移民が渡航前の時間を過ごした国立移民収容所は、09年から神戸市海外移住と文化の交流センターとして存続。今年姉妹提携45周年を迎えた兵庫―パラナ州、神戸―リオ、淡路―パラナグアなど、提携関係も6つと他県と比べても群を抜く。2年前には住友ゴムがパ州に工場を開所、兵庫海苔が伯国進出をもくろむなど、近年は経済交流も盛んだ。 交流の一翼を担ってきたのは、23年前に創立した「日伯友好議員連盟」。節目ごとに議員団を派遣し、親睦を深めている。石川憲幸県議会議長は「17年も議員をやっているのに日程が合わず、今回初めて参加できた」と満面の笑顔。還暦を祝して県人会から贈られた赤いちゃんちゃんこと帽子を身につけ、昼食後はサンビスタとサンバでハッスルした。 井戸知事はパラグアイや亜国など各地の県人会を精力的に訪問する過密スケジュールをこなした。式典では本紙の取材に対し、「半世紀を越える県人会の皆さんの活動に、心から敬意を表する。これからもブラジルの将来を支える活動を、先導を切ってやって頂きたい」と熱いエールを送った。 天理教の海外要員として夫婦で来伯した館林としさん(83、神戸)=聖市在住=は、「ブラジルに来て55年。県人会と同じ年月ね。今まで日本人で嫌な思いしたことは一度もなかった」と半生を振り返り、「今日は表彰してもらえるなんて思ってもみなかった」と朗らかに笑った。 神戸出身の両親を持つ田中美恵子さん(82、二世)は、「尾西さんが今までよく頑張ってくれた。これからも元気に会が続いていけばいい」と会の存続を願った。   研修OBが知事と懇談=「期間長くして」と要請 式典後は元県費留学生・技術研修員が井戸知事、県議らと懇談会を開いた。それぞれ自己紹介で訪日体験を振り返ることで制度の意義を再確認、知事・議員は制度改善について意見聴取を行なった。 式典で代表挨拶を行なった弓場さちえさんは昨年の技術研修員。神戸でエステ研修を受けた体験を振り返り、日伯の美容意識の違いを紹介。「日本のきめ細かいサービスなどを導入したい」と意気込みを語った。 89年に神戸大学教育学部体育学科に留学した高松浩さんは、体育教師を経て、日本で習った空手を生業に。父親と運営する聖市の和道流空手道場には150人の生徒が通う。汎米チャンピオンも輩出したという。「大阪空手道連盟からは『ブラジル人初の4段』と言われた。今は7段」との一言に、慶祝団から歓声が上がった。 82年の技術研修員の高田千恵子さんは、「1番良かったのは、社会を見る目が変わったこと。日本人の『自分の会社のために、上司が見ていなくてもしっかり頑張ろう』という真摯な気持ちが当時のブラジル人には殆どなく、ものの見方が変わった」と精神面での収穫を報告。他の研修生も賛同していた。 自己紹介後は制度改善に向けた意見聴取会に移った。「留学・研修期間が1年や9カ月では物足りない」「留学生に実務研修もさせてほしい」「日本の家庭の様子を見たり体験したりする機会がほしい」などの意見が上がった。 また、「日本での研修は就職に有利」という点は全研修生が認めるところで、議員からはそれを受けて「彼らのような人材を日本企業へもっと還元できないのか」と期待する声があった。   高齢者表彰 受賞者リスト...
ニッケイ新聞 2015年8月29日 高知県人会青年部(武田アウグスト部長)が主催する『第4回土佐祭り』が、22、23日に聖市アグア・ブランカ公園で行われた。婦人部お手製の高知郷土料理の数々、特設ステージでは同地出身のギターデュオ「いちむじん」公演などが行われた。昨年の3万人を大きく上回る5万人の来場者は土佐の雰囲気を五感で味わった。 会場には日本食を楽しめるバザリスタの出展が多数あり、特に同県人会の出店では鯛の蒸しやカツオのたたきなど名物料理が並び、2日目には全て売り切れるほどの人気だった。 婦人部や元県費留学生を中心に活気に溢れ、高知にルーツがあるという浜口初美さん(73、二世)は「子や孫に高知の元気な部分が伝えられるのは嬉しい」と笑顔で料理を味わっていた。 ステージでは歌手の中平マリコさんが「南国土佐を後にして」等、歌で祭りを盛り上げ、他にもステージでは太鼓の演奏や健康体操、ストリートダンス等が披露された。 またステージ周辺には、武田部長が「子どもも楽しめるように」と設置した遊具の数々、新設のスケートボード場も人気を集めていた。 また同じく今回から「錦鯉品評会」も同時開催されることになり、来場者は色鮮やかな錦鯉を珍しそうに眺めていた。日本庭園も設置され、昨年より「日本らしさ」が増している様子だった。 若者の間で人気を博していたアニメイベントでは、コスプレ大会や各種グッズ販売、バンド演奏等が行われた。 土曜日に特設ステージで行われた開会式には、高知県人会・片山アルナルド会長、武田部長、羽藤ジョージ聖州議、野村アウレリオ聖市議、〃移民の祖〃水野龍の息子の水野龍三郎氏、本門佛立宗のコレイア教伯教区長等が出席し、挨拶を行った。 途中、飯星ワルテル連邦下議から片山会長に功労者として議会の感謝状を贈られると、拍手が沸き起こった。片山会長は恐縮しつつも、笑顔で受け取った。 同祭は入場無料。5万人が来場しても、県人会の収益としては「わずかなもの」と片山会長は明かす。それでも聖市から文化事業として認められ、ステージ費用等の補助を得て、今回4回目の開催を迎えた。 片山会長は、「祭り元来の目的は土佐の文化、ひいては日本文化の継承。その意味で母県から我々の活動を知ってもらえることは嬉しい。これからも続けていきたい」と話した。   いちむじんの演奏に会場ウットリ=県人との交流も刺激に 「自分たちの出す全てから高知を感じられるはず」。高知出身のギターデュオ「いちむじん」が迫力の演奏を両日披露、観客は卓越したテクニックに酔いしれた。 NHK大河ドラマ『龍馬伝』のエンディングテーマで幕開け。続いて「情熱大陸」などのカバー曲や高知県伝統で威勢のいい掛け声も響いた「よさこい節」を披露。 「地球の反対側の高知の祭りに驚いたと同時に感動している。日本に帰ったら、このことを伝えていきたい。演奏を楽しんでくれれば嬉しい」と挨拶。...
ニッケイ新聞 2015年9月2日 『第1回琉球古典音楽・琉球古典舞踊発表会』が同実行委員会(知念直義委員長)により、6日午後1時から沖縄県人会館(Rua Tomas de Lima, 72, Liberdade)で行われる。入場無料。 歌と三線、筝、太鼓の演奏と琉球舞踊を同時に楽しめる。約70人の出演者は、全員が指導者として活躍中のベテランだ。全19演目。 琉球古典芸能団体は複数あるが、いずれも披露する場所や若者会員が減少してきていることから、琉球芸能活性化の意味を込めて開催に至った。 来社した知念実行委員長、新城盛春さん、具志堅シゲ子さんは「衣装にもこだわった華やかな舞台。熟練の技を是非見にきてほしい」と呼びかけた。 問い合わせは同県人会(11・3106・8823)まで
ニッケイ新聞 2015年9月2日 大阪・サンパウロ姉妹都市協会(吉川秀隆会長)が2月に主催した「第5回ポルトガル語スピーチコンテスト」の優勝者・嶋村知恵さん(33、静岡)が、親善大使として先月25日に来伯した。9月8日までの約2週間、語学研鑽も兼ね病院訪問や観光を行なう。 地元は在日ブラジル人の多い静岡県浜松市。医科大学卒業後、看護師として働いていたが、以前から関心があった外国語を学ぼうと思い立った。その時頭に浮かんだのは、小さい頃から馴染みのあったブラジル人だったという。 看護師を退職し、神田外国語大学の国際言語文化学科に入学。「ポ語を学ぶのは楽しく、日々上達していくのが嬉しかった」と振り返る。 今回が初めてとなる訪伯では、「現地の病院を見て、日本との違いを知りたい」と、訪問希望地に病院を挙げている。現在働いている病院では、伯人患者とうまくコミュニケーションが取れず悩んだことも。「ブラジル人患者を理解する手助けが出来れば」と意気込みを語った。   □関連コラム□大耳小耳 大阪・聖姉妹都市協会の親善大使として来伯した嶋村知恵さん。デカセギ伯人の多い地元浜松市では、勤務先の病院で通訳兼看護婦として活躍中。イヤホンなしでテレビを視聴し、相部屋の日本人患者とトラブルになる伯人や、入院費未払いにも関わらず「個室に入れろ」と要求する伯人を、覚えたてのポ語で〃再教育〃。中々骨の折れる仕事のようだ。ぜひとも今滞在でレベルアップを図り、帰国後も異文化間の潤滑剤として大いに手腕を発揮してほしい。
兵庫県人会関連の式典に慶祝団の一員として来伯していた兵庫県漁業協同組合連合会(山田隆義代表理事会長)の田沼政男副会長、突々淳(とっとつ・きよし)参事、多田義治顧問が、同漁連が日本からブラジルに輸出した海苔(のり)がサントス港に到着したことを報告した。 同漁連は6年前からブラジルでの海苔の販売を目指し、調査のため度々来伯していた。「昨年2月と今年2月の来伯時にはかなり手ごたえを感じた」と突々参事が話すように、日系企業2社が海苔販売に名乗りをあげ、今回は1社につき36万枚の海苔が日本から輸出された。 2013年の日本からブラジルへの海苔の輸出量は年間で約40万枚だが、ブラジル全体の海苔の輸入量から見るとわずか0・13%になる。輸入されている海苔の95%は中国産で、次に韓国が続く。年間40万枚だった2年前から見れば、今回72万枚の海苔が一回で輸出されたのは大きな変化といえるだろう。 同漁連がブラジル国内を回り調査した感触では、約3億枚の海苔が消費されているといい、「シュラスカリア、ショッピング内の日本食屋、お寿司はどこに行っても食べられている。海苔消費拡大のチャンスは充分あると思う」と多田顧問は話す。 現在はブラジル国内に工場建設も計画しており、特にパラナ州のパラナグア市は積極的に誘致しているそうだ。今年2月に同市で行われた焼き海苔加工の講習会は好評を博し、また同市のエジソン市長は兵庫県に赴き、熱心に誘致を行った。 今回到着した海苔の市場での反応を確認するため、同漁連の職員は今年11月の再来伯を予定している。日系スーパーなどで販売されている焼き海苔は日本語で包装されているが、大半は中国産だという。今回のブラジルへの輸出で日本産の焼き海苔が店頭に並び、入手しやすくなる。「本物の日本の海苔をブラジルに持ってきたい。今回大量に輸出できたので、あとは受け入れられるかが問題。できるだけ早く工場を作りたい」と突々参事は今後を見据えた。 2015年9月1日付
ブラジル兵庫県人会(松下大谷瞳マルリ会長)創立55周年記念式典参加のため来伯していた井戸敏三県知事と石川憲幸県議会議長一行は、23日午後3時から式典会場となった北海道協会会館内で県費留学生・技術研修生OBとの懇談会を行い、双方合わせて約30人が一堂に会した。 懇談会でははじめにOB各人が自己紹介を行い、それぞれの留学及び研修内容を振り返った。 兵庫県側からは、留学及び研修の成果がブラジルでどう生かされているのかを問う意見が出された。それに対しOBたちからは、「日本に行って社会を見る目が養われ、物事の考え方が変わった」「ブラジルで就職する際にメリットがある」などの声があった。 さらに、兵庫県側からはOBたちに対して「兵庫県を含む日本からの進出企業が潤うように貢献してほしい」と望む声もあった。 そのほか、今後の兵庫県での留学・研修を行うにあたって、留学ビサを数次ビザに改正すること、実地研修を併用する留学の実現化やブラジルにおいての戸籍謄本取得の簡略化などを求める意見もあり、兵庫県ではこうした声にできる限り対応していく考えを示した。 2015年8月29日付
カンピーナスで研修員OBとも懇談 8月23日は県人会の周年事業が3県も重なり、母県から知事をはじめとする関係者のサンパウロ訪問が相次いだ。ほとんどがサンパウロ市内で行われた記念式典だけに出席するという何とも味気ない訪問だった。この3県に隠れて目立たなかったが、同時期に山梨県の山下誠副知事一行6人がブラジルを訪れていた。ペルーの山梨県人親睦会の創立60周年記念式典に参加するためだったが、この式典に先立ちブラジルを訪れた。 山梨県はミナス・ジェライス州と姉妹提携をしているため、同州知事への表敬訪問と県人会との交流を深める目的だった。わずか3日間の駆け足旅行だったが、山梨県人会(高野ジョルジ会長)は考えた。高野会長は、「サンパウロ市内を見てもらっても意味がない。地方で活躍している山梨出身の1世を見てもらおう」とカンピーナス近郊のコロニア・東山で花卉園を経営し不動産開発も手がけている山口定次氏と、同じく花卉園とカンピーナス市内で和食レストランを経営する深沢秀史氏のところに案内した。 県庁が県費研修生OBとの懇談を希望していたこともあり、カンピーナスには県人会役員のほか研修員OB10人も小型バスで同行した。 22日、山口花卉園に到着した一行は、ハウス栽培のアントリュウムやタイから導入したラン栽培を見学した後、山口氏の自宅で研修員OBたちと意見交換を行った。1971年から現在まで続く県費研修員制度で母県研修を行ったのは総勢79人。参加した元OBは今年3月に帰国した人をはじめ、県人会副会長を務める60代の人まで。OBからは、母県での研修がその後の人生に大きく役立っていると説明、今後も継続してくれることを要望した。これに対して山下副知事は「研修員制度がこれほど重要だということを改めて理解することができた。他県が同制度を廃止したとしても我が県は継続する。帰国したら知事に報告する」と同制度の継続を約束した。 懇談会が終了後、場所をカンピーナス市内の深沢氏が経営する和食レストラン「すみれ」に移動し、総勢27人が座敷を借り切って昼食をともにしながら懇談を続けた。前日が誕生日だった山下副知事と翌日が誕生日の山口氏と併せた誕生祝いのケーキがテーブルに置かれるなど、和気あいあいとした雰囲気で盛り上がった。 昼食後には、山口氏が開発したコンドミニオにも訪問。県人の活躍を目の当たりにした一行は束の間のブラジルを満喫し、同日夜ペルーへと旅立った。 2015年8月28日付
ニッケイ新聞 2015年8月28日 ブラジル岡山県文化協会(根岸健三会長)が23日、岡山県人移住105周年を祝って聖市のゴールデンチューリップホテルで記念式典を行なった。伊原木隆太知事、小野泰弘県議会議長および県議会議員等含め16人の慶祝団を迎え、移住から一世紀を越えた節目を祝った。 初めて岡山県人が伯国の地を踏んだのは1910年。第2回ブラジル移民船「旅順丸」が5月4日に神戸港を出港。同6月28日サントス港に到着している。そのうち28家族約130余人が先駆けとなってから、今年で105周年を迎えた。 式典の前に、別室で知事と中前隆博在聖総領事との会談が行われ、日本人入植の歩みや先人の功績が説明された。 130人の参加者を前に森西カルロス進副会長が開会を告げた。先没者への黙祷の後、両国国歌が斉唱された。挨拶に立った根岸会長は、「先達の血の滲むご苦労の上に、今の岡山県人会の繁栄がある」と感謝を示した。 来賓には日系3団体代表者や、中前在聖総領事、羽藤ジョージ聖州議員らが訪れ、祝福の言葉を送った。 会から75歳以上の高齢者19人とおよび功労者8人に感謝状が贈られた。代表謝辞に立った真名子和博さんは、「私達は今後も日伯交流の手足となり、若い人材を育成する覚悟を新たにする次第です」と決意を表した。 続いて、県人会と県との間で記念品の交換が行なわれた。功労者・高齢者表彰の後、県から日系3団体へ記念品が贈られた。元技術研修生・大塚ラケウますみさんの挨拶の後、県民愛唱歌「みんなのこころに」を大合唱し祝賀会へ。知事と会長らによる鏡割、ケーキカットの後、夕食と歓談に移った。 最後は慶祝団員と県費留学生・技術研修生OBの懇談会。知事自らマイクを回し、伯国側の意見に熱心に耳を傾けていた。 式典後、取材に応じた伊原木知事は「ここ10年知事がブラジルに来ていなかった。県の予算は厳しいが、知事来伯の伝統をつなぐために来た」と訪問目的を説明し、日系人の印象を「日本人の良い面が受け継がれていて嬉しい」と笑顔で話した。 生活体験交流生として岡山に1カ月滞在したことがある三好ネイデ歩弥さん(44、二世)は、「知事と直に話せる貴重な機会をもらった。知事だけでなく来伯した16人全員の、相手の話を聞こうという姿勢に驚かされた」と感激した様子で語った。 高齢者表彰を受けた辻英二さん(79、岡山)は、「知事(49歳)が若くてびっくり。日本とブラジルの交流に熱心に取り組んでくれるのが嬉しい」と期待を見せた。   ■ひとマチ点描■知事との深いご縁=栢野定雄さん(80、二世) 岡山県人会の移住105周年式典に出席し、県費留学生第一期生として挨拶。伊原木知事の家族とのエピソードも披露した。 岡山出身の両親が29年にリンス近くの上塚第2植民地へ移住。栢野さんは34年に同地で生まれた。小学生の時から学業に秀でており、中高と優秀な成績を修めてサンパウロ総合大学(USP)へ。卒業後に岡山県人会から話があり、県費留学生として日本へ。 25歳で初めて両親の母国へ行き、滞在中に様々な出会いを経験する。中でも、献身的な努力で県を発展させた三木行治元知事には「子供のように可愛がられた」という。...
ニッケイ新聞 2015年8月27日 兵庫県―パラナ州が姉妹提携45周年を迎えた今年、ブラジル兵庫県人会(松下瞳マルリ会長)も創立55周年を迎え、23日に北海道協会で記念式典を開いた。初の二世会長による新体制で最初の創立記念イベント。20年間会長を務め、今年3月に勇退した尾西貞夫さんも実行委員長として運営を支えた。母県からは井戸敏三知事、石川憲幸県議会議長、日伯協会の三野哲治理事長はじめ関係者80人以上が来伯。在聖総領事館の中前隆博総領事や同県出身の芸術家・若林和男さんら総勢約250人出席の下、兵庫、ブラジルの末永い交流と発展を願った。 移民が旅立った神戸港を擁する兵庫県は、今もブラジルと密接な関係を保つ。両者の間には兵庫―パラナ州(70年)、神戸―リオ(69年)など6つの提携関係があり、近年は経済交流も盛んだ。県人会創立式典には例年、母県から100人前後もの慶祝団が訪れる。井戸知事も今回で4回目の来伯となった。 元海外研修生の松下会長は、「外国に行くのが難しかった時代に貴重な経験をさせてもらった」と謝辞を伝え、「これからも母県との絆を大切に、日伯の掛け橋となれるよう頑張ります」と決意表明した。新役員には制度継続を願う元研修生らが多く参加している。 井戸知事は20周年を迎えた阪神淡路大震災に対する支援への感謝を改めて表明し、「困難を乗り越え来りブラジルの大地に生きて絆55年」と自作の短歌を披露、「55年を機に更に元気な活動を展開し、日系人活躍のリーダーシップを取ってほしい」と激励した。 石川県議会議長は移民の苦労と貢献をねぎらい、「どこでも温かく歓迎して下さる皆さんの心に感激した」と初来伯の感動を伝えた。同議長率いる議員団には、「日伯友好議員連盟」から11人の議員が同行した。 来賓挨拶の後、慶祝団との間で記念品の交換が行なわれた。井戸知事、石川議長から80歳以上の会員14人(11人出席)に表彰状と記念品が贈られたほか、同知事から県連、援協、文協の3団体に寸志が手渡された。最後に県費留学生の弓場さちえさんから代表挨拶もあった。 なお、20日にはパラナ州都クリチーバで姉妹州県45周年式典が行われ、ベット・リッシャ州知事出席のもと、再生エネルギー利用協力を深める約束などをした。21日には亜国県人会55周年式典参加、22日にはパラグアイ県人会との交流会も行った。   □関連コラム□大耳小耳 兵庫県人会は1960年、外務課移住渡航係長・常塚純一さんが県民の視察に訪れたのを機に発足した。県費留学・技術研修員の選考と派遣、農業高校生の受け入れ等を主な事業としている。戦前戦後で約3千人の県民が当地に移住し、そこから弓場農場の創始者・弓場勇、戦争中に凍結された日本企業資産を解除させた鈴木悌一などの異才を輩出した。