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ニッケイ新聞 2015年9月22日 九州・沖縄ブロックの8県人会が共催する『第11回親睦芸能祭』が27日午前9時半から、熊本県人会館(Rua Guimaraes Passos, 142, Vila Mariana)で開かれる。入場無料。 各県が40分の持ち時間の中で、長崎の皿踊りなど特色のある出し物を披露する。約35演目が用意され、最後は中平マリコさんによるショーも行なわれる。 案内のため来社した栗崎邦彦実行委員長(長崎)、松村滋樹(鹿児島)、西山実(佐賀)の3会長は、「各県の様々な出し物見に来て下さい」と呼びかけた。 問い合わせは同ブロックの各県人会(11・3203・0949/長崎、同・5084・1338/熊本)まで。
ニッケイ新聞 2015年9月22日 聖州ミランドーポリス市の第一アリアンサ(通称長野村)で5日夜、入植91年祭をかねて盆踊りが行なわれた。好天にも恵まれ約1千人が来場、入植90周年を祝った昨年以上の賑わいを見せた。第一アリアンサ文化体育協会(望月友三会長)主催。 弓場バンドが演奏する「花笠音頭」「ソーラン節」「オクラホマミキサー」などの民謡9曲に合わせ、来場者は飛んだりはねたり、様々なアレンジを加えたりしながら盆踊りを楽しんだ。午後7時半から9時までの1部が終わっても踊り足りない若者は、2部開始前の休憩時間もポップ音楽の放送に合わせて体を動かしていた。 アリアンサ文協婦人部のうどんや弓場農場のたこ焼き、焼きおにぎりやカキ氷などの出店にも人だかりができた。たこ焼き、焼きそばは1部が終わる頃に完売する売れ行きで、弓場農場の矢崎正勝さんは「この界隈では食べられないものが色々あるので、住民に喜ばれる。若いブラジル人も上手に箸を使って食べていた」と盛況を喜んだ。 7日の祝日は家族慰安運動会が開かれ、第一アリアンサから老若男女が集ってさらに交流を深めた。
ニッケイ新聞 2015年9月18日 栃木県大田原市の司法書士・伊東洋子さんが、土地の所有権移転登記の依頼を受け、蓮實哲夫さんを探している。1922(大正11)年11月28日、聖州ノロエステ線ビリグイ生まれで、現在93歳。 父は録壽さん、母はトクさん。弟の敏明さんは88歳で同地出身という。戸籍によると録壽さんは35年3月に死亡。トクさんは1971年、パラナ州リオボン市で死亡し、敏明さんが総領事館に死亡届を提出したことが分かっている。 心当たりのある人は栃木県人会(電話=11・5549・6572、FAX=同・5579・4166)まで。
ニッケイ新聞 2015年9月18日 広島県人会(平崎靖之会長)による講演会が、26日午後2時から、広島文化センター(Rua Tamandare, 800, Liberdade)で行われる。テーマは『日本の偉大な侍』で進行は日語。 一人目の登壇者は移住者協会の元副会長で、旅行会社タイヨーツール創業者の毛利ペドロ文男さん。毛利元就と同じ血筋に当たる同氏が『広島の毛利元就』をテーマに語る。二人目はブラジル龍馬会の大野正人会長を招き、坂本龍馬について講演する。 平崎会長、毛利さん、日野寛幸さんが来社し、「偉大な侍を見つめなおす機会にぜひ」と呼びかけた。 問い合わせは同県人会(11・3207・5476)まで。
県人会を支える大きな原動力 第1回琉球古典音楽・古典舞踊発表会が、6日午後1時からサンパウロ市リベルダーデ区の沖縄県人会館ホールで開催された。同発表会は、琉球古典芸能の普及発展と技術向上を目的としており、当日はベテラン30人を含む計40人が19の演目に出演した。曇天の中、一般客約200人が来場した。 同発表会は野村流音楽協会ブラジル支部、野村流古典音楽保存会ブラジル支部、琉球筝曲興陽会ブラジル支部、琉球筝曲保存会ブラジル支部、ブラジル琉球舞踊協会の5団体の共催。 開会式でははじめに島袋栄喜沖縄県人会会長があいさつし、「琉球古典芸能は、沖縄県人会を支える大きな原動力であり、またブラジル人への沖縄文化普及に大きな影響力を持っている」と強調した。 琉球王国は1429年に成立し、1879年までの450年間にわたって存在した。この日披露された19の演目は、成立当時に誕生したものから江戸時代に誕生したものまで様々。一般的な琉球芸能との違いについて知念直義実行委員長は「古典芸能では、楽器(三線)と踊りが一体となって展開されるのに対して、琉球芸能は舞踊と楽器を切り離している。後者は舞踊を主軸に、三線はあくまで引き立て役とし、ステージの片隅で演奏させる構成を取る」と話す。 琉球古典芸能に詳しい宮城彰さん(77、沖縄)は「古典芸能は現代人の感覚では捉えることが難しい」と語った。同氏は、その理由について「現代芸能は音楽のテンポと踊りのテンポの波長が重複または互いに同じ動きを取る。それに対して、古典芸能は必ずしも波長を合わせるものではなく、波長が整っていない」と説明した。 サンバに代表されるようにリズミカルな音楽と踊りを好むブラジル人。若者が敬遠しがちな古典舞踊の世界だが、12年間続けているという仲眞さゆりさん(20、3世)は「同期が少ないことに悩みはないが、繊細な動きを要求される女性踊りが難しい」と軽いため息をつきながらも、「祖父と祖母が教えてくれた琉球の文化が大好きです」と笑顔を見せた。 仲眞さんの指導者である千舞知花(ちばな)千恵子さんは、「若い門下生が少なくなる中、彼女のように琉球舞踊を愛してくれる子がいて嬉しい。また、こうして公の場で踊れる機会は年に3回程度しかないので、発表会を設けていただいたことに感謝している」と喜びを口にした。 また発表会には日本から沖縄県読谷(よみたん)村教育委員会文化振興課の4人も出席。ブラジル及びボリビアへの同県移住者の調査と移住史を発行する目的で、17日までの約2週間滞在した。 主幹兼村史編集係長の上地克哉さんは「ブラジルの読谷村出身者らは沖縄の読谷よりも読谷らしい。沖縄県で消えつつある島言葉や地域性がそのままの形で現存していることに大変驚いた」と感激した様子だった。 2015年9月18日付
ブラジル広島文化センター(平崎靖之会長)は「日本の偉大な侍」と題した講演会を、26日午後2時から午後4時までサンパウロ市リベルダーデ区の同文化センター(Rua Tamandaré 800)で開催する。案内のため、平崎会長、後援団体のワンワン会より毛利ペドロ氏、日野寛幸氏が来社した。 各1時間、合計2時間の2部構成となっている。前半は毛利元就の子孫の毛利氏による「広島の毛利元就」、後半はブラジル龍馬会より大野正人氏による「坂本龍馬」を予定している。 毛利氏は「自分のルーツを知るために日本へ赴き、本家と話をした。自分の体験談を交えながら、毛利元就武将について紹介したい」と述べた。 参加費無料、日本語のみ。問い合わせは、同センター(電話11・3207・5476)まで。 2015年9月18日付
修好120周年記念メインイベント 日本ブラジル外交関係樹立120周年記念事業委員会(委員長=梅田邦夫在伯日本国大使)主催の「花火祭り」が12日、サンパウロ(聖)市インテルラゴス区のインテルラゴス・サーキット場で行われた。当日は小雨が降る肌寒い一日となったが、花火を一目見ようと聖市内外から1万人(主催者発表)が訪れた。花火は日本のデザイナー、コシノジュンコさんがデザイン。日伯の花火の競演となった。コシノさんは7年前から沖縄県で行われている「琉球海炎祭」にオペラをテーマとした花火のデザインを行っている。 当日は午前11時に開場し、正午からのステージでは各アトラクションが行われた。午後3時半には和洋折衷の音楽性を持つ日本のバンド「KAO=S(カオス)」が登場。メンバーの寂空(ジャック)が「津軽じょんがら節」を三味線で独奏した後、ボーカルのカオリが登場。「Boa tarde, nós somos um KAO=S!」とポルトガル語であいさつし、「地割れ」、「朔」の2曲を披露。続いてアコースティックギターの山切修二が「荒城の月」をロック調にアレンジして演奏し、衣装替えを終えたカオリが再登場。般若の面を付け、ステージで踊る姿は何かが憑依(ひょうい)したかのような迫力で、会場を圧倒した。「幻」、「黒田節」など計8曲を披露し、「ブラジルと日本がこれからも友好関係を築いていけることを願っています」とあいさつして大歓声の中、ステージを去った。 会場には和牛ステーキやたこ焼きなどの和食から、タコスやパンケーキなど18台のフードトラックが出店した。 一家でタコスを食べていた井元貴暢さん(45、千葉)は「カンピーナス市から来た。日本人よりブラジル人のお客さんが多いという印象。雨で寒いのが残念」と話した。近隣に住んでいるという村上知聡さん(82、鹿児島)は「(フードトラック「ふりかけ」の)豚丼を食べている。家からでも(花火は)見えるが、せっかくなので雰囲気を楽しみに来た」という。 会場では他にも和太鼓ワークショップ、切り紙教室、HONDAの協力によるアイルトン・セナのF1車の展示、「ハロー・キティ」で有名なサンリオ社のブースが出展された。サンリオ社のブースにはハロー・キティも訪れ、記念撮影などの交流をして来場者を喜ばせた。 午後6時5分からは式典が行われ、実行委員長の梅田大使は「私は今、とても幸せです」とし、「日本とブラジルからたくさんの人がこのお祭りに参加してくれています。また多くの企業が参加、協力してくれてこの花火祭りを開催できた」と関係者及び企業に感謝した。そして「コシノさん指導の下、ブラジルの花火を使って、日本人花火師が制作しました。皆さんに日本の祭りは良かったと感じてもらいたい」と同祭への思いを述べた。 本紙のインタビューに対してコシノさんは「雨でも花火は絶対上げる。花火のコンセプトはオペラ。花火と音の共演で、花火自体が音楽になっている。花火を見た人はきっと感動してくれる」と自信をのぞかせた。 花火は午後8時10分に始まり、計4500発が夜空に咲き乱れた。サンバや美空ひばりなどの曲に合わせ、流星のような花火が上下に飛び交い、空一面に色とりどりの大輪が広がった。 鑑賞していた竹中キミさん(54、2世)は「ブラジルの花火とは全然違った。夢や希望を与えてくれる花火だった。いつか日本に行って花火が見てみたい」と感動の面持ちだった。 2015年9月16日付
ニッケイ新聞 2015年9月15日 【既報関連】日系初の海軍少将となった和田典明さん(55、三世)の昇進を祝うため、聖市ニッケイパラセホテルで8月27日夜、祝賀夕食会が行なわれた。ルーツのある鹿児島、福岡の両県人会、リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)共催。 冒頭に平崎靖之さんが略歴を読み上げ、下本八郎元聖州議が祝辞を送り乾杯。聖州リンス生まれの母スマコさん(81、福岡系二世)や関係者約40人が日系少将の誕生を祝った。 鹿児島生まれの父タカシさん(故人)は元帝国海軍中尉。和田少将は「父は時間に厳しかった。家族旅行でも時間厳守だったほど」と幼少期を振り返る。「コロニアと深い関わりのなかった私にとって、今日の祝福は予想外の喜び」と笑顔を見せた。 「後輩にも優秀な日系軍人がおり、私が初の少将となったのは偶然だ」と謙遜しながら、「『働け。信じろ』という父の教えを突き通すだけ」と今後の活躍を誓った。ブラジリアの大使館からは山内徹防衛駐在武官が訪れ、中前隆博在聖総領事も州外出張から戻り午後10時ごろに合流。ともに昇進を祝った。   □関連コラム「大耳小耳」□ 日系人初の海軍少将となった和田典明さんの母スマコさんは、「父の厳しい教えを守る良い子だった」と回顧する。長女(57)は大学講師だが、長男の典明さん始め次男(53)は海軍、三男(51)も空軍に入った軍人一家だ。元帝国海軍中尉の父タカシさんは7年前、82歳で他界。亡き父とは国は違えど、「国を守る」という共通の想いを受け継いでまい進する家族だ。
ニッケイ新聞 2015年9月12日 日本国外を拠点にした広報文化施設「ジャパン・ハウス(仮称)」の事業主が4日、日本の最大手広告代理店・電通に決まった。同日付け官報や日本外務省サイトで公示された。2度目の競争入札を経て、委託企業がようやく決定した。同ハウスの開設に向け大きく進展した。 ジャパン・ハウス構想は2014年9月に外務省の広報文化外交戦略課が当地で発表した。要人による視察が数度重ねられ、15年3月の仕様書公示から企画競争が開始。しかし1度目の入札では政府の基準を満たす応札業者が現れず、6月中に2度目の入札がはじまった。 7月末に締め切られた入札の結果、電通と「随意契約」を結ぶことになった。随意契約とは、競争入札によって委託者が決まらなかった場合に、適当と思われる相手方を任意に選んで結ぶ契約を指す。 この結果を受け、外務省は本紙に「一般に広く公示し複数の業者から企画書等を提示させ、これら企画内容が最も優れた者を選定する企画競争による調達手続を採用した」と、在聖総領事館を通じ回答した。つまり電通の提示した事業計画が最良と判断された。 平成28年度(2016年度)内の開館を目指しており、「運営委員会についても開催に向けた準備を進めているところ」と答えている。この運営委員会は、在聖総領事館が人選したブラジル人有識者や日系社会関係者などで構成される。官報によれば契約予定日は9月27日。 英国ロンドンでは委託者について現在調達手続き中で、米国ロサンゼルスは株式会社イー・エス・ピーとの契約を予定している。またロンドンで7日、コンテンツを話し合うため運営委員会が初開催されたと、産経新聞などが報じた。
埼玉県人会(尾崎眞次会長)の日本祭り慰労会と諸井真英埼玉県議会議員の来伯歓迎会が6日、サンパウロ市リベルダーデ区のレストラン「TANKA」で行われ、県人会員ら約20人が集まった。 まず尾崎会長から、日本祭りでの県人会員らの協力への感謝と、埼玉県費留学生第1期生として日本へ留学した野口ミサさんが8月30日に85歳で亡くなったことが会員らに報告された。一分間の黙とうを行い、故人の冥福を祈った。また「日本祭りで埼玉県の観光ポスターが並んだ様は実に壮観で、本県をブラジルで宣伝してくれたことを感謝します」と埼玉県上田清司県知事からのメール内容を紹介した。 続いて諸井議員から今年4月に議員に再選したことが報告され、「埼玉県はブラジル関係にあまり積極的ではないが、4年の間で県に働きかけていきたい」とあいさつした。歓迎会では顔馴染みの会員らと懇親を楽しんだ。 今回諸井議員が訪伯した理由は2つあり、世話になった知人の墓参りと、リオでの五輪準備に関する調査が目的。埼玉県は2020年の東京五輪でバスケットボールや射撃の開催会場になっているほか、選手村の誘致を積極的に行っている。リオの五輪関係者から話を聞き、今後の東京五輪準備に生かそうという狙いだ。 埼玉県における日伯間の関係について諸井議員は「人的交流をもっと活発にしたい。ブラジルから日本(埼玉)はもちろん、日本からブラジルへもどんどん人を送り出して相互理解を図りたい」と話した。 諸井議員は18日まで滞伯する予定。 2015年9月15日付
愛知、大分、滋賀、長野の4県人会と笠戸丸協会は、「第19回屋台まつり」を13日午前11時から午後3時まで、サンパウロ市リベルダーデ区の愛知県人会館(Rua Santa Luzia, 74)で開催する。案内のため、豊田瑠美副会長(愛知)、伊東信比古理事(大分)、山田康夫会長(滋賀)、杉山みどり理事(長野)、吉加江ネルソン氏(笠戸丸協会)が来社した。 県人会や地方ブロックの垣根を超えたつながりを大切に約10年前から開催されている同祭は、日本食レストランでも食べられないような各地の郷土食を提供するのが特徴。滋賀の「近江肉うどん」をはじめ、愛知名物の味噌カツ、今年のフェスティバル・ド・ジャポンでは提供されなかった大分の「トリ飯・トリ天」、長野の「椎茸ごはん」、笠戸丸協会は「焼きニシン」を販売する。他にも牛のたたき、ケーキ、抹茶シュークリームやアイスなどが味わえる。 また、ビンゴやカラオケ大会、日系人モノマネ歌手・龍ジャクソン氏によるステージなど、各種アトラクションも盛りだくさん。 一行は、「一食あたり13から18レアルで食べられる。日本祭りでも味わえない雰囲気も魅力で、前回は800人が訪れた。家族などお誘い合わせの上、ぜひ多くの人に来ていただけたら」と来場を呼び掛けた。 2015年9月10日付
青森県人会(玉城道子会長)は、サントス観光ツアーを12日に実施する。 当日は午前8時にサンパウロ市リベルダーデ区の青森県人会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 62)をバスで出発し、日本移民の碑、援協サントス厚生ホーム、コーヒー博物館などを訪れる。途中、観光船に乗るなどし、午後6時半に同会館到着予定。参加費は75レアル(バス代、観光船代込み)。 ◆りんごジュース販売もまた、同県人会では「自家製サンフジのりんごジュース」を限定70本で販売している。2リットルボトルが32レアル、1リットルが20レアルで、まとめて5本以上を購入すると全額の1割が値引きされる。 ツアー申し込み及びりんごジュース購入希望者は、同県人会(電話11・3207・1599、午前10時~午後4時)まで。 2015年9月9日付
8月初旬に日系初のブラジル海軍少将に就任した和田典明氏(55、3世)の歓迎会が、8月27日午後7時半からサンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパレスホテル地下レストランで行われた。鹿児島県人会、福岡県人会、アミーゴス・リベルダーデが共催し、関係者ら約50人が出席した。 歓迎会では、鹿児島県生まれで大日本帝国海軍中尉だった父親のタカシさんのことや和田少将のこれまでの経歴などが紹介された。 下本八郎元聖州議の祝辞に続いて鹿児島県人会の松村滋樹会長があいさつし、「お父さんのタカシさんが鹿児島出身で海軍中尉だったことは大変名誉なこと。和田少将も、より高い地位を目指してほしい」と述べ、期待を込めた。 和田少将は自身の誕生日が6月18日であることから、1908年6月18日に第1回笠戸丸移民がブラジルに渡ったことに触れ、異国の地で苦労しながらも現在まで日本文化を継承してきたことに敬意を表した。また、「私の人生も目的は、教育面など日本人が持つ良い面をもっとブラジルに伝えていくこと。日系人であることを誇りに思う」と述べ、歓迎会を開いた関係者への感謝の意を伝えた。 本橋幹久県連会長の音頭で乾杯後は、出席者たちがそれぞれに和田少将との歓談を楽しんだ。 和田少将の母親の須磨子さん(81、2世)は、「夫(タカシさん)は日本の軍人で飛行機乗りでした。その影響を受けてか、長男の典明は海軍少将、次男は海軍の水先案内人、三男は空軍大佐になりました。昔は大変でしたが、今は極楽です」と笑顔を見せていた。 2015年9月9日付
ニッケイ新聞 2015年9月9日 ブラジル日本都道府県連合会(本橋幹久会長)の「8月の代表者会議」が、先月27日に文協ビル内の同会会議室で開かれた。 冒頭、前週の20日に開かれた臨時代表者会議にて継続が決まった来年の日本祭りの「準備委員会」の人事が発表された。委員長には前々回より副実行委員長を務めた市川利雄氏(富山)が就任、副委員長には谷口ジョゼ(和歌山)、松村滋樹(鹿児島)、西山実(佐賀)の3氏が名を連ねた。 市川新委員長は副委員長を増員した理由について、「これほど大きな行事に対し、今までが少なすぎた」と説明。その上で「専門家チーム」の設置を再度訴え、各県人会から12の分野における人員支援の協力を求める表を早々に配布した。 また「準備委員会」という名称については「来年3月に会長選があるためで、恐らくそのまま実行委員に移行する」と本橋会長から説明があった。 続いて本橋会長は、8月の訪日の成果を報告した。昨年の安倍晋三首相来伯時に県連が提出した要望書の一案「長期研修提案」についての動向を説明した。JICA訪問時に複数の県が中断している県費留学制度・技術研修制度の復活のため、「枠が倍増した『日系社会次世代育成研修』制度を利用できないか」と提案したが、「県費という制度上、直接助成するのは難しい」との返答があったことを明かした。 7月の事業報告、会計報告は来月に繰り越される。
ニッケイ新聞 2015年9月9日 兵庫県産海苔の伯国市場開拓を目指す、同県漁業協同組合連合会から3人が来伯し、8月末に初の輸出が成立したことを発表した。聖市で27日、県の漁連関係者が記者会見を行なった。 取引量は日系2商社で計72万トン。今後日本食店やスーパー等でとり扱われることになる見通しだ。6年程前から進めている同プロジェクトには、これまで何度も事業団が来伯を重ねていた。 同連合会の市場調査によると、現在ブラジル国内では年間3億枚の海苔が消費されているという。95パーセント前後が中国産で、韓国産が数パーセント、日本産は0・13パーセントの40万枚に留まっている。 突々淳参事と田沼政男副会長理事が「味は中国産と比較にならない。これまでの調査でもそれは実感している」と話すように、「品質」を武器に、今後の輸入増に期待をかけている。 また、伯国内での新たな生産拠点を建設する計画もある。今年2月の訪伯時にパラナ州2都市で行なった説明会において、「パラナグア市が誘致に積極的であり、企業関係者も興味を示している」と明かした。 当地での法人格取得や、現地企業との協力体制構築といった具体案には至っていないものの、中南米地域への輸出も可能となる。実現すれば近年消費が増大しているというチリなど、他国での市場開拓も期待される。 また一行は『兵庫県人会55周年式典』にも慶祝団として参加。「パラナ州と兵庫県の関係を強固にする意味でも、何とか成功させたい」とも話した。
ニッケイ新聞 2015年9月5日 『第19回屋台祭り』が13日午前11時から聖市の愛知県人会館(Rua Santa Luzia, 74, Liberdade)で愛知、滋賀、大分、長野の4県人会に加え、初参加の笠戸丸協会の5団体共催で行われる。午後3時まで。 手作りの日本食11種類が13~20レ程で提供される。メニューは味噌串かつ、抹茶アイス、抹茶シュークリーム(愛知)、トリ飯、トリ天、牛たたき(大分)、近江肉うどん(滋賀)、椎茸ごはん、ケーキ、どら焼き(長野)、焼きニシン(笠戸丸)。 ほかビンゴ、カラオケ、「ミニマイケル・ジャクソン」こと村上リュウくんのショーがあり、幼児向け遊具コーナーも設置される。 案内に来社した各氏は「日本祭りで食べ損ねた方はぜひ」と呼びかけた。 問い合わせ先は愛知県人会(11・3104・8392)まで。
ニッケイ新聞 2015年9月5日 県連9代目会長の西谷博さんが3日午後8時35分、聖市のACカマルゴ癌センターで脳溢血のため逝去した。享年95。4日午後2時にイタケーラ区カルモ墓地で葬儀が執り行われ、同墓地に埋葬された。 鳥取県鳥取市吉成出身、帰化人。1929年に9歳で家族と共に渡伯。戦後60年代にオズワルド・クルース日伯文化協会を創立し、会長として協会の発展や邦人の団結に貢献した。 70年にサンパウロへ移り、鳥取県人会会長(1995年―2002年、6代目)、ブラジル日本都道府県人会連合会会長(2000―01年、9代目)などを歴任。郷土芸能「鳥取しゃんしゃん傘踊り」の継承普及に尽力し、県・市から各種功労章を受章した。 日本移民70周年祭記念事業としてカルモ公園桜イッペー植樹委員会(現カルモ桜イペー連盟)を結成し、委員長として桜園の整備を進め、日伯修好百周年の1995年に600本のイッペー植樹活動を行った。2010年には日本政府から旭日双光章を受章した。 初七日法要は未定。
ニッケイ新聞 2015年9月4日 青森県人会(玉城道子会長)が、サントスツアーの参加者を呼びかけている。12日午前8時に聖市の青森県人会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 62, Liberdade)からバスで出発。バスと観光船代として参加費75レ(昼食は自費)。 日本移民上陸記念碑やサントス厚生ホーム、コーヒー博物館を訪れる。途中、観光船で湾内を巡り、昼食は金星クラブで新鮮な魚介類を堪能する。 案内のため来社した玉城会長、渋川ソフィア理事は、「笠戸丸が到着したサントスですが、記念碑などを訪れたことが無い人も多いよう。この機会に一般の方もぜひご参加を」と呼びかけた。 申し込みは同県人会(11・3207・1599、午前10時から午後4時)まで。
【堀内登クリチバ支局長】兵庫県・パラナ州の姉妹提携45周年を迎え、井戸敏三兵庫県知事を団長に石川憲幸県会議長の議会日伯友好団と経済団及び県民交流団の慶祝団一行が8月19日、州都クリチバ市を訪問した。一行は、兵庫県から進出して15周年のシスメックスやブラジル住友ゴム工場などを視察した。 翌20日、パラナ州庁のベット・リッシャ州知事を表敬訪問し、これを契機にさらなる友好交流関係の緊密化の合意の覚書を交わした。さらに州議会を訪問したほか、パラナ州工業連盟では進出日系企業の代表者を交えて経済交流会議を開催した。 当日は、高山秀和、西森ルイス両連邦下院議員、原ルイ日系文援協会長、山脇ジョルジ日本ブラジル外交関係樹立120周年日系実行委員長、山下亮パラナ兵庫県事務所長ら関係者が同行した。また、20日午後6時30分からは在クリチバ総領事館の池田敏雄総領事公邸で歓迎晩餐会が催され、日伯交流慶祝団一行約40人をはじめ、シルビオ・M・バロス州企画調整局長官、フラビオ・J・アルンス州戦略局長官、県進出企業及び主要関係者など約50人が出席した。 姉妹県州提携45周年を迎え、今回で4回目の訪問となる井戸知事は知人も多く、感慨深そうに会話を交わしていた。 歓迎会の席上、池田総領事は知事一行の一連の積極的な関係緊密化の働きを高く評価。「パラナ州において2015年は、日本ブラジル外交関係樹立120周年、パラナ州日本人入植100周年、兵庫県・パラナ州姉妹提携45周年に当たり、本年は3つの記念周年を祝賀する大変意義深い年であります。その1つである兵庫県・パラナ州の姉妹提携45周年を契機として、両県州の関係が一層緊密化されることを確信した」と賞賛し、総領事館としても支援していく考えを表した。 同夜は午後8時30分から当地120周年委員会の企画により、パラナ州文化局、兵庫県事務所、日系文援協、Obserbatio das Artes の協力で、グアイラ劇場で記念コンサートも催された。 井戸知事一行は翌21日にクリチバ市をたち、次の訪問先アルゼンチンなどへ向けて飛び立った。 2015年9月4日付
ニッケイ新聞 2015年9月1日 ブラジル岡山県文化協会(根岸健三会長)は23日、県人移住105周年を祝い、聖市のゴールデンチューリップホテルで記念式典を行なった。伊原木隆太知事、小野泰弘県議会議長ら含め16人の慶祝団が祝福に駆けつけ、当日来場した約130人の関係者と共に一世紀を越えた節目を祝った。 中前隆博在聖総領事、羽藤ジョージ聖州議員、日系団体の関係者らが駆けつけた。県連の本橋幹久会長は、「岡山県が1959年に県費留学制度を始めてくれたおかげで、結果としてその後8年の間に全都道府県が同制度を開始した。我々も非常に感謝すべき」と祝辞を述べた。 県費留学生第一期生として挨拶した栢野定男さんは、当時を思い出し「戦後の傷跡が残る時代で生活は苦しかったけど、みんな元気で活力に満ちていた」と語った。 お互いに記念品を交換し、続く功労者・高齢者表彰では代表の真名子和博さんが「これからも日伯交流の手足となり、若い人材を育成する覚悟を新たにする次第です」と決意を述べた。 県から日系3団体への記念品贈呈の後、元技術研修生の大塚ラケウますみさんが挨拶に立った。「県費研修制度のおかげでより良い職につけた」と報告。また「就職だけでなく、先祖の文化を理解でき尊敬するようになった」と内面的な変化にも言及した 県民愛唱歌「みんなのこころに」を大合唱し夕食祝賀会へ。鏡割り、ケーキカットで移住105周年を祝った後、夕食と歓談の時間へ。 最後は慶祝団員と県費留学生・技術研修生OBによる懇談会が行なわれた。OBが語る研修制度への感謝や意見に、知事は熱心に耳を傾けていた。使いやすいレンタルホール=改修終了、利用呼びかけ 会館のリフォームされ地下1階ホールが一新。今年から、レンタルスペースとして使い勝手の良い空間に生まれ変わっている。 8月5日の海上自衛隊練習艦隊入港の際も、県人歓迎会でこのホールが使われ、シュラスコと日本食が振舞われ好評を博した。 ホールの床を80センチ掘り下げて天井を高くし、圧迫感の無い空間を作り出した。立食パーティーなら80人は入る広さがあり、誕生日等のパーティー会場として使われている。 設備は台所とシュラスコ専用グリルのほか、ビリヤード台もあり、カラオケも可能だ。 備品はイス70脚、長テーブル5台、70センチ四方テーブル30台、3人掛けソファ2脚。 根岸会長は、「便利な場所にあり、誕生会などパーティにうってつけです。是非利用してほしい」と呼びかけている。 レンタル料は1日400レ。事前予約が必要。問い合わせは同会(電話11・3207・3487、午前9時~午後1時)まで。   ~移住105年の歩み~...