ニッケイ新聞 2015年11月14日 「親思う心にまさる親心」と日々実感しているブラジル鳥取県人会の本橋幹久会長は、母県への感謝の気持ちを伝えるために、林昭男副知事、斉木正一県議長ら26人の訪問団を迎え、『県費留学・研修制度50周年並びにブラジル・鳥取交流センター設立20周年式典』を8日に同センターで執り行った。 歴代の留学生OBや現在センターを文化サークルの場として利用する人達が式典に参加し、感謝のスピーチや日々の練習の成果を披露した。 99人の留学生・研修生を代表し、県人会理事の西坂幸次さん(33、三世、2010年度)は「先祖の地を訪ね、ルーツ意識を深めることができた。見事な砂丘の光景や梨の味が忘れられない」と思い出深い日々を振り返った。 センターを利用する21の団体からは県の伝統芸能「しゃんしゃん傘踊り」や、非日系中心のダンスグループが訪問団を楽しませ、温かい拍手が送られた。 非日系も在籍するコーラス部は県歌「わきあがる力」、作曲者が県人と言われる「故郷」を会員や訪問団と共に美しく歌いあげた。 県からも県内発祥のスポーツ「グラウンド・ゴルフ」が紹介、実演された。「県人会を中心に普及させて欲しい」という言葉と共に、専用のクラブが贈呈された。 県国際交流財団から県人会へ表彰状が送られ、訪問団と県人会が記念品を交換し合い、友好を確かめ合った。 挨拶では平井伸治県知事もビデオでコメントを寄せ、「センターの活用は嬉しいこと。会員の方々にはこれからも日伯の友好に貢献して欲しい」と述べた。 林昭男副知事、斉木正一県議長、中前隆博在聖総領事、原島義弘県連副会長、飯星ワルテル連邦議、野村アウレリオ市議らも続いた。 途中、県人会創立60周年時より継続される記念事業「サンパウロ・鳥取友好の森」植樹証明書の授与も、プロジェクト代表の山添源二県人副会長から訪問団に手渡された。翌9日には聖市オルト・フロレスタルを訪問し、以前植樹した木々の成長を眺めつつ、末永い友好への願いを込めて新たに植樹も行われた。 県費留学・研修50年=父の一言に背中押され開始=日本の親戚との絆も深まる 他県では中止が相次ぐ中、鳥取県による県費留学・研修制度は今年で50年の節目の年を迎えた。式典には母県への思いを伝えるため、多数のOB・OGが駆けつけた。留学制度開始のきっかけを作ったのは、式典でも挨拶を述べた第1期生の田中勝子さん(76、二世)だ。 田中さんは以前から日本に憧れがあり、訪日を夢見ていた。しかし、滞在費のために「東京でアルバイトでもする」という田中さんの意見に、父が「半端なことをするな」と反対すると同時に、「他県と同様に県に留学を頼んでみては」と提案した。 そんな1964年5月、たまたま石破二朗知事(当時)が来伯。田中さんはこの絶好機をとらえて面会を申し込んで直談判した結果、「検討する」との返答を得た。 その後、短期間の約束で訪日、東京の親戚の家で世話になっていた8月に「県費留学を開始、留学生として認める」との突然の電報が田中さんを驚かせた。...
鳥取
ニッケイ新聞 2015年11月12日 鳥取県人会(本橋幹久会長)は『県費留学・研修制度50周年並びにブラジル・鳥取交流センター設立20周年式典』を8日、聖市の同センターで開催した。母県から林昭男副知事、斉木正一県議長ら26人の訪問団を迎えた。留学制度で99人が訪日を果たし、センターは21のサークルによって利用されている。留学OBは制度の意義を振り返り、各芸能サークルは日頃の練習の成果を披露。県へ感謝の思いを届けた。 本橋会長は「『親思う心にまさる親心』を感じている」と県と県人会の関係性を強調。留学OBの活躍、会館の利用度など県人会の現状を報告した上で、感謝の辞を述べた。 2010年度に留学生として鳥取大学で歯学を学んだ西坂幸次さん(31、三世)は、「専門知識はもちろん、自分のルーツを見つけることに大きな意味があった」とOBを代表し挨拶。 斉木県議長は「鳥取県は人口こそ少ないが、最近は毎年1千人が移住する魅力ある土地」と近況報告し、「県人のブラジルでの活躍は県の誇り。これからも日伯の理解者として尽力してほしい」と述べた。 また県職員としてセンター建設時に尽力した「鳥取ブラジル会」会長の西原昌彦さんは「広く生涯学習の場として使われており、設立の意義を果たしていると実感」と話した。 林副知事は「留学生が県人会の活動の中核になっていることは頼もしい」と述べ、平井伸治県知事もビデオでコメントを寄せ、中前隆博在聖総領事、原島義弘県連副会長、飯星ワルテル連邦議、野村アウレリオ市議らが出席、挨拶した。 母県の国際交流財団より県人会へ表彰状、訪問団からも伝統芸能「しゃんしゃん傘踊り」の傘、郷土品が贈られ、県人を喜ばせた。また県人会からも県を含む訪問団に感謝状を贈り、今後一層の親交を確かめた。 県歌「わきあがる力」を同コーラス部と共に合唱した後、呉屋春美文協会長から乾杯、歓談を楽しんだ。余興では、各文化サークルがしゃんしゃん傘踊りや棒踊りを披露。最後は再び童謡「故郷」を大合唱し、和やかな雰囲気のまま閉会した。
交流センター設立20周年記念式典 「母県鳥取に感謝を申し上げることが今回の式典の目的」――。鳥取県費留学・技術研修制度50周年、鳥取交流センター設立20周年記念式典が8日午前10時からサンパウロ市サウーデ区の同交流センターで開催され、鳥取県人会の本橋幹久会長は冒頭の言葉を強調した。式典には留学生・技術研修生OBをはじめ、会員や同交流センターの20を超える各教室参加者など約250人が出席。母県からは林昭男副知事、斉木正一県議会議長をはじめとする27人の慶祝団が来伯し、日伯関係の絆をさらに強化していく考えを表した。 式典では日伯両国歌、先亡者への黙とう、来賓紹介に続き、本橋会長があいさつ。今回の式典が県費留学・技術研修制度50周年、鳥取交流センター設立20周年の2つの大きな事業を目的に開催されたとし、現在までに累計で99人の留学生・研修生が母県で世話になったことに言及。また、交流センターでは今や1週間に約400人、20年間で約50万人が使用してきたことにも触れ、「母県鳥取に感謝の気持ちを申し上げることが今回の式典の目的でした」と強調した。 引き続き、2010年度留学生の西坂アンドレ幸次理事が、鳥取での留学体験を通じて専門知識習得をはじめ、自身のルーツを知ることができたことに感謝。さらに、来年3月ごろをめどに留学生・研修生OBたちが中心となって母県の若者をブラジルに招聘することを明言した。 千田伊藤初美副会長は1995年に完成した交流センター建設の経緯を説明。同センターで傘踊り、日本語教室、幼稚園や各種音楽活動を実践するなど有効利用していることを挙げ、今月14日からコーラス部員たちが自費で鳥取を訪問するとし、「将来的に同じ目的で鳥取からの訪問団を迎えることができれば」と述べ、母県への感謝を示した。 平井伸治県知事のビデオメッセージに続き、祝辞を述べた斉木県議長は鳥取県人会の活動について「ブラジルの発展に貢献されてきたことは我々の大きな誇り」と称賛。母県鳥取について「日本一人口が少ないが、日本一魅力を有した県」とアピール。来年のリオ五輪、2020年の東京五輪開催を前に小学生を中心としたトップ・アスリートを育成する「チーム鳥取」を結成したことにも触れ、「郷土鳥取をさらに住みやすい自治体にしていく」と意気込みを見せた。 林副知事、中前隆博在聖総領事、西原昌彦鳥取ブラジル交流団体連絡協議会会長、原島義弘県連副会長らの祝辞に続き、本橋会長から鳥取県側に感謝の記念プレートが手渡された。 「サンパウロ・鳥取友好の森」植樹証明書授与、各種記念品交換、日系3団体への激励金授与などの後、1964年から1年間鳥取大学に留学した第1回県費留学生の田中山添勝子さん(76、2世)が「鳥取とブラジルのつながりが末永く続くことを祈る」とあいさつした。 鳥取県民歌「わきあがる力」を会場全員で合唱して式典は終了。県費留学生・技術研修生OB及び傘踊りメンバーの野村スミエさん(95)と日本語教室幼稚園部の東フェルナンダちゃん(5)がそれぞれ記念のケーキカットを行った。 鳥取県人会元副会長の霜田育(しもだ・いく)さん(81、鳥取)とともに出席した娘の霜田美夕起(みゆき)さん(55、2世)は、1983年に米子医大に留学した経験を持つ。現在も聖市イタケーラ区で難聴言語障害科の医師として自らの診療所を開業しているとし、「日本が大好きで何回でも行きたいと思っています。鳥取の皆様にお世話になったことに感謝しており、この制度がいつまでも続いてほしいです」と述べ、笑顔を見せていた。 サンパウロ新聞 2015年11月11日付
ブラジル鳥取県人会(本橋幹久会長)は、県費留学生・技術研修制度50周年と鳥取交流センター設立20周年記念式典を8日午前10時からサンパウロ市サウーデ区の同交流センター(Rua Cesaria Fagundes, 323)で開催する。 当日は母県から林昭男副知事、斉木正一県議会議長をはじめ、民間を合わせた27人の慶祝団が来伯する。 今回の式典について本橋会長は「母県への感謝を表すこと」に重点を置いており、(1)県費留学生・技術研修制度50周年(2)鳥取交流センター設立20周年(3)「サンパウロ―鳥取友好の森」植樹の3つの記念事業を行うという。 本橋会長は「現在、留学生・研修生を母県で面倒を見るのに一人400万円がかかると聞いている。これまでに母県で約100人の留学生・研修生を受け入れてくれているので、単純計算でも4億円の経費がかかっていることになる。その意味で、いかに留学生・研修生を受け入れてくれていることがありがたいか、県に対して感謝を表すことが今回の式典の大きな目的」と強調する。 9日午前には(3)の記念植樹がマッタ・アトランチカで行われる。 鳥取県人会では現在、約30の教室があり、週に延べ500人の人々が集まるという。また、今や県人会では珍しくなった日本語教室も開いており、4カ月ほど前には幼稚園部も創設している。 さらに、17日にはコーラス部が鳥取県に自費で訪問するほか、留学生・研修生OBたちが経費を出し合って来年3月ごろに鳥取から若い世代を招へいする予定があるなど、ブラジルと母県をつなぐイベントが目白押しとなっている。 本橋会長は、当日の式典への参加を呼び掛けている。詳細は同県人会(電話11・2276・6032)まで。 サンパウロ新聞 2015年11月4日付
ニッケイ新聞 2015年10月31日 ブラジル鳥取県人会(本橋幹久会長)が『県費留学・研修制度50周年並びに、ブラジル鳥取センター設立20周年記念式典』を8日午前10時より、同センター(Rua Dona Cesaria Fagundes, 323, Saude)で挙行する。 県費留学生と技術研修生制度のOB・OGは98人に上り、またセンターは広く文化事業の場となっている。来社した本橋会長は式典の目的を「母県への感謝をあらわすため」と語る。日本からは林昭男副知事や、斉木正一県議会議長をはじめとしたの慶祝団約30人が訪れる。 センター20周年に当たっては、増築事業や県人会コーラス部の訪日事業への助成も受けた。式典翌日には12年から継続している「サンパウロ・鳥取友好の森事業」のため、聖市オルト・フロレスタルで植樹を行う。 また新事業として「母県若人招聘事業」を発足。元留学生で設立した基金で、母県の若者を伯国に滞在させようという試み。3月の実施を予定しており、式典でも発表される。 問い合わせは同県人会(11・2276・6032)まで。
ブラジル鳥取県人会の2015年度通常総会が2月8日午前、サンパウロ(聖)市の鳥取交流センターで開催された。役員改選が行われ、本橋幹久会長の続投(4期目)が決まった。 昨年は、母県鳥取市の「第50回しゃんしゃん祭り」にブラジルの傘踊りグループが招待を受けて参加。日本祭り郷土食への出店や、焼きそば会、フェスタ・ジュニーナなど定例行事のほか、同センターを利用した文化サークルも順調だった。収入は27万7000レアル、支出は19万2000レアル。 今年度予算は28万5000レアル。11月8日に、県費留学・技術研修事業50周年と、県の支援も受けて建設した同センター創設20周年の記念式典を予定している。 当日は、同会創立60周年で聖州森林院内に造成された「サンパウロ鳥取友好の森」の現状説明や、県から中堅リーダー事業で来伯した2氏、訪日する留学生・研修員の紹介も行われた。総会終了後は新年昼食会とアトラクションを楽しみ、親睦を深めた。 15、16年度役員は次の通り。(敬称略) 会長=本橋幹久。第1副会長=山添源二。第2同=末永正。第3同=千田伊藤初美。【理事】総務=西坂幸二アンドレ、シャネス石井パシャ。会計=大西マリエ、西坂健治ジオゴ。財管=池堂美幸ミリアン、西坂ヨウイチ・ダニロ。渉外=東真澄ルシー、村信政幸。文化=美甘好重、竹下朝枝イルダ。正監事=西坂勇治ファビオ、西谷ユキ・オルガ、杉田アツコ。監査補=伊藤マコト・パウロ、加藤トミヒロ・エジソン、加藤アケミ・ベロニカ。 2015年3月12日付
鳥取県とブラジル鳥取県人会が1年おきに実施する「中堅リーダー交流事業」で、同県から谷上雄亮さん(29)、拝藤均さん(54)の2人が来伯した。約10日間の滞在中、ホームステイしながらサンパウロ(聖)市の県人会や、県が開設にかかわった第2アリアンサ移住地(聖州ミランドポリス)などで交流したほか、テーマに沿った視察・交流を通じて見聞を広めた。 同事業は2003年に始まり、県からの派遣は7回目。ブラジルからの派遣は6回で、県人会を担う人材が母県を知る機会となっている。 県の公募で選ばれた拝藤さん、谷上さんのテーマはそれぞれサッカー、農業。拝藤さんは昨年のサッカーW杯ブラジル大会日本・ギリシャ戦(ナタル)を観戦に家族で来伯したことがきっかけだったという。 小学校教師の傍ら、同県内のNPOスポーツクラブ副理事長として、長年少年サッカーの振興に携わる拝藤さん。毎年日本の中学生チームを招いて大会を開催するアルモニア学園を訪問し、「(子供たちが)ブラジルに来る時に得るものは非常に多い」と感じたという。コリンチャンス関連の少年チームも訪ね、サッカーだけでなく、非行防止など「地域のことを考え、使命感をもって取り組む」指導者の姿を見ることができたそうだ。 持参した郷土芸能は、父親が県内先駆者の一人という「皿回し」。第2アリアンサでも子供たちに教えた。「チャレンジして楽しんでくれた。こっちの子供はすごく素直です」。県人会との交流でも、「県への思いが強く、感謝していただいている。つながりを持ち続けたいという思いを感じた」と振り返っていた。 農業関係の会社で働く傍ら、現役の梨農家でもある谷上さんは、父親が40数年前にブラジルで研修した縁もあって応募した。「商品の扱いが雑で、物があふれてロスが多いのにびっくりした」聖市のセアザ訪問。聖州ピラール・ド・スールの柿生産者組合やモジの農家も訪ねた。日本と違う大量生産のスタイルを知る一方、付加価値をつける生産への取り組みも見た。「儲かる農業を子供に見せて、継いでもらえるよう頑張っている」という生産者の言葉に意気投合したと振り返る。 持参した郷土芸能は神楽の獅子舞。県人会で披露した時には、無病息災で過ごせるよう、たくさんの会員らが頭をかんでもらいに集まったそうだ。「県とのつながりを大事にしてくれてありがたい。温かく迎えられ、鳥取にいるみたいです」と谷上さん。「県人(1世)が少なくなる現在、事業を継続する意義を感じた」と話していた。 滞在中は鳥取県と交流のある聖市の松柏・大志万学院や、聖州森林院内の「サンパウロ・鳥取友好の森」も訪れ、2月13日夜には「日伯」をテーマとしたサンバチーム「アギア・デ・オウロ」のパレードなど聖市のカーニバルを満喫。サントス、リオ観光も楽しみ、同16日夜に離伯した。 2015年3月3日付
ニッケイ新聞 2015年2月25日 鳥取県と鳥取県人会(本橋幹久会長)が実施する『中堅リーダー交流事業』で6~16日の間、会社員の谷上雄亮さん(29)と小学校教諭の拝藤均さん(55)が滞伯した。農業関係の会社に勤務しながら、県名産の梨を栽培する谷上さんは、40年ほど前に半年間、父親が農業研修でブラジルを訪れたことが参加のきっかけになった。「こちらの農業者の、農業に対する熱い思いが伝わった。意見交換する時間が長引いて、視察に十分な余裕がなかったくらい」と刺激を受けた様子。「大量生産、大量消費が基本のブラジルだが、日本のように徐々に商品の差別化、ブランド化が進んでいると感じた」と両国の農業分野における見聞を深めた。境港市のサッカークラブ「FCアミーゴ」の指導者でもある拝藤さんは、コリンチャンスの下部組織の練習も視察した。「中学生年代から戦術指導が徹底していて驚いた。サッカー文化の違い、歴史の深さを痛感した」と感嘆した様子で振り返った。毎年サッカー交流大会を開催するアルモニア教育文化協会の関係者とも懇談し、次回大会への招待も受けたという。これまで韓国などへの海外遠征も行なっており、「子ども達をブラジルに連れてくることがこれからの目標です」と思いを新たにしていた。二人は移民史料館、モジやピラール・ド・スールの日系農家、アリアンサ、サントス、リオなどを訪れ、聖市サンバカーニバルも観戦した。本橋会長は「財政が厳しい中、理解をもって取り組んで頂ける県に感謝です」と、しきりに礼を述べた。
ニッケイ新聞 2015年2月13日 鳥取県人会(本橋幹久会長)の『2015年度通常総会』が8日、同会会館で行なわれた。4期目の続投が決まった本橋会長は、「県費留学・研修事業が50周年を迎える。式典を開催し母県へ感謝を示す」と述べ、思いを新たにした。14年度の事業として県連日本祭り、中国ブロックの合同行事などが報告された。8月には母県で行なわれた「第50回鳥取しゃんしゃん祭り」にも招待され、訪日した一行らは里帰りを喜んだ。創立60周年記念事業である「サンパウロ・鳥取友好の森」植樹プロジェクトについて、山添源二副会長が近況報告した。聖市北部のオルト・フロレスタルで行なう同事業だが、在来種の再生を60種から70種に拡大することになったという。また当時植林した327本について、「2年が経過し順調な成長が見られる。森林が形成されるまで環境維持が必要」と話した。1本に付き県から5千円、聖州から100レの助成が確約されており、本橋会長も「留学・研修制度の節目を機にさらなる植樹を」と話している。同制度の式典は11月8日に開催。母県の助成を得て建設した会館20周年もあわせて祝うことになっており、調理室の改築なども計画中だ。会計報告、予算案、新役員は以下の通り。14年度収入27万7623・07、支出19万1891・25。15年度は収入、支出ともに28万5千(単位は全てレアル)。 【会長】本橋幹久【副会長】山添源二、末長正、千田初美【総務】西坂アンドレ、パッシャ・イシイ【会計】大西マリエ、西坂ジオゴ健治【財管】池堂ミリアン、西坂ダニーロ【渉外】東ルシー、村信マサユキ【文化】美甘好重、竹下イルダ(敬称略)
ニッケイ新聞 2014年9月18日 中国地方5県による「中国ブロック敬老会」が14日午前11時から、広島文化センターで開かれた。約200人が会場ホールを埋め、歌に踊りと県を越え交流をし、楽しいひと時を過ごした。 同ブロックは、運動会、ピクニック、敬老会を合同で行なっており、敬老会は今回で10回目。今年は山口県人会が当番のため、要田武同県人会会長の開会の辞で始まり、移住先没者への黙祷を行った。 昼は、いなり寿司やおにぎりなど多数の料理に舌鼓を打ちながら親睦を深め、各県人会による演芸会を楽しんだ。 島根県人会の高橋やちえさん(97)は、ドンパン節にあわせた日本舞踊を披露、岡山県人会からはリュウ・ジャクソン君が出演して熱唱し、マイケル・ジャクソンの『smooth criminal』のダンスを披露、会場を大いに沸かせた。 また、同日、同会場体育館にてワンワン会も80歳以上の会員を祝う「傘寿祝賀会」を開催した。料理に舌鼓を打ちながら、親睦を深め合った。
鳥取県とブラジル(伯国)鳥取県人会(本橋幹久会長)が20年前から続けている日本語指導員派遣制度。その11代目、若林陽子さん(36、鳥取)が19日に着伯。サンパウロ州第2アリアンサ(鳥取村)で活動する日本語教師として抱負を語った。 若林さんは鳥取県で中学校の英語教師をしていたが、職場で同制度の存在を知り応募。「かねて日本語教師に興味があった」と話し、「日系社会の存在など身近に感じていた」と伯国行きを決意した。 今後の抱負を「言語としての日本語のみならず、文化も伝えていきたい。例えば、鳥取の銭太鼓で一緒に遊んで交流できれば」と語った。 第2アリアンサ文化協会の佐藤勲会長は日本人教師の派遣について、「伯国での日本語能力は低下傾向にある。それは仕方ないが、この先日本人との交流が断たれてはいけない。その意味でも大きな意味がある」と話した。 若林さんの任期は2年。まずは3~16歳の生徒18人を担当する。 2014年6月26日付
ニッケイ新聞 2014年6月27日 鳥取県の中学校英語教師・若林陽子さん(36、鳥取)が19日に来伯、聖州ミランドポリスの第二アリアンサ移住地の11代目日本語教師に就任した。「自分のルーツを確認するためには母県から教師を呼ぶことが大切」(本橋幹久・同県人会長)と、1994年から隔年で教師を招聘している。若林さんで11人目。同移住地の日語学校で18人の生徒の指導にあたる。若林さんは「海外赴任は初めて。ブラジルに『鳥取村』があると聞いて、是非行ってみたいと思った。移民やブラジルの文化を知りたい」と当地の文化に興味津々だ。「日本語だけじゃなく、銭太鼓など鳥取の文化も教え、日本の色んな学校に情報発信するつもり」と意欲に燃えている。佐藤勲・アリアンサ文化協会会長は「子どもたちの日本語能力の低下は深刻。こうして日本の方が来て頂き、交流することは重要なこと」と制度の継続を願った。
4月13日、ジアデマ市の沖縄県人会運動場にて、広島、岡山、島根、鳥取、山口の中国地方五県の友人や家族・親戚が集まり、「第15回中国ブロック運動会」が開催されました。 前日の雨にもかかわらず、多くの人々、特に5県の日系ブラジル人団体の人々が、この楽しいイベントのためにブラジル沖縄文化センターにやって来ました。 湿って滑りやすくなったグランドゆえに参加者の安全性を心配した主催者は、大半の競技を屋根で覆われているゲートボール場に移動して行なうことにしました。長くて、引き伸ばしたときにゲートボール場に収まりきらない綱引きなどの競技は、外のグランドで行なわれました。 予想されたように、子供たちの徒競走、2人組みで行なうカニ競走、タイヤ転がし、お米の詰まった袋を投げて塔の上にある紙のボールを破裂させる鈴割り競技などでたくさんの転倒がありました。以前の場合と同様、主催者は子供たちが競技と競技の合間も楽しめるように、先生つきの図工や絵のワークショップも設けました。 運動会の活動は主に子供たちを対象としていますが、すべての年齢層の人を含めることができます。 これは、地域社会が主催する形式ばらないイベントであり、すべての人々の参加を必要としています。そのようにして、年齢や世代を超えた接点ができ、つながりが広がり、きずなが深まっていくからです。 この点で、中国ブロック運動会の5県の若者の参加は多くの人々の注意を引くとても美しいものでした。みんな、きちんとユニフォームを着て、主催団体に協力しイベントを盛り上げ、運動会終了後も基礎設備の片付けに従事しました。 最後の競技では、これらの青年部の若者たちが、たくさんの応援とすごい盛り上がりの中、激しいチームリレー競走に参加しました。 運動会のルールに従って、各競技に勝者がいますが、これは地域社会の統合イベントであるのですべての参加者が賞をもらいます。まさに、勝つこと以上に、参加することに意義があるのです。 なぜ中国ブロックなのでしょうか? 中国というのは、広島、岡山、島根、鳥取、山口の5県で構成される日本の地方名です。 日本の最大の島(本州)の西部に位置し、この地方は主要都市から比較的離れています。「中国」地方という呼び名の由来ははっきりしていません。一説には古代、畿内を中心に令制国を「近国」「中国」「遠国」に区別したとき、この地方のほとんどが「中国」に相当したからだとされています。 運動会 運動会は、スポーツをまとめたものを意味します。学校、会社(企業)、地域団体(地域社会)などの構成員あるいは関係者が一定のプログラムに従って行う体育的な行事。運動会は、みんなが参加でき、なにか特定のスポーツの実践者である必要はありません。老若男女、日頃運動していない方も楽しめる内容になっています。したがって、マルチスポーツ大会などを、運動会と翻訳することで合意しました。 日本では広く普及していて歴史と人気を持つ運動会ですが、たいてい9月、10月、11月などの秋に開催されます。 ブラジルでは、ほとんどの運動会は偶然にも南半球の秋と一致する、5月から8月の間に行なわれます。ブラジルでは日系ブラジル人団体において、特に日本語学校がある所で開催されます。
中国ブロック5県(広島、岡山、島根、鳥取、山口)の県人会による第15回運動会が4月13日午前8時半からサンパウロ州ジアデマ市のブラジル沖縄文化センター(Av.7 de Setembro, 1670)で開催される。主催者では同5県人会の会員に限らず、広く参加を呼び掛けている。 徒競争や綱引き、タイヤころがし、リレー、嫁探しなど多彩な種目を用意。協賛企業から各種景品の寄付を受けた。会場では弁当などの食事が販売される。 案内に来社した要田武山口県人会長によれば、毎年400人ほどが参加するという。開催の準備を担当するのは、5県人会の青年部の人たち。「皆自分の会のようにやってくれます」と喜ぶ。「どなたでも参加していただいて結構です。できれば子供さんにも日系人の運動会の文化を見てほしい」と話し、参加を呼び掛けた。 当日は中古の服やおもちゃ、衛生用品、保存の効く食料品などの寄付も受け付け、集まった品物は児童施設に寄付される。 問い合わせは各県人会まで。 2014年3月29日付
ニッケイ新聞 2014年3月26日 鳥取の本橋幹久氏が県連会長に――。ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)の選挙シャッパ提出が14日午後5時に締め切られた。本橋現副会長を会長候補とする単一シャッパで、副会長、会計、書記ふくめ12人が明記されている。27日の総会で承認されれば新体制の誕生となる。 電話取材に応じた本橋氏は、「総会で決定するため今はなんとも」と話すに留まりつつ、シャッパ提出を認めた。与儀昭雄氏が11年に沖縄県人会長を退任。定款上、県連会長を辞任したことから、本橋氏が強く推されていたが、健康上の理由で辞退した経緯がある。 その任を受け継ぎ、2期を全うした園田現会長(鹿児島)は、事務所移転、6月のW杯に向けた邦人保護の委員会設立など、「在任中に形を整え、引き継ぎたい」と語ってきた。「裁判問題や毎年の日本祭りが大変だった」と振り返り、「今後は鹿児島県人会のために尽くしたい」と話した。赤字を見込む日本祭りについて、「成功に向けて最後まで協力する」と、新体制を支える考えだ。 日本祭り実行委員長として、新体制発足後も引き続き尽力する山田康夫氏(滋賀)は本橋氏について、「まじめで芯を持って取り組む姿勢をもった人」と印象を語り、副会長の杉本教雄氏(静岡)も「みんなで選んだ人ですから」と信頼を寄せている。
サンパウロ・ジョッキークラブと日本中央競馬会(JRA)が1995年の日伯修好100周年を記念して始まった交換レース「ジャパンカップ」が、今年19回目を迎える。 今年は10日にサンパウロ・ジョッキークラブ(Av. Lineu de Paula Machado, 1263)で開催されるが、同レースに合わせ同日は毎年日本デーと位置付けられ、福岡県人会提供のこいのぼりが会場を飾り、鳥取県のシャンシャン傘踊りが披露される。 また、ジャパンカップレースのほか、6レースが日系コロニアにちなんだレース名が付けられている。今年は、戦後移住60周年にちなんだ戦後移住60周年記念杯、ブラジル日本商工会議所杯、ブラジル日本文化福祉協会杯、ブラジル日本都道府県人会連合会杯、サンパウロ総領事館杯、サンパウロ新聞社杯が予定されている。 サンパウロ・ジョッキークラブは、「毎年多くの日系人の方々に来場していただいており、ぜひ観戦してほしい」と来場を呼び掛けている。入場無料。 各レースの発走時間は別表の通り。 2013年8月9日付
ニッケイ新聞 2013年7月23日 ブラジル日本都道府県人会連合会が主催する『第16回日本祭り』が聖市ジャバクアラ区のイミグランテ会場で19日から3日間行われ、18万人が来場、晴天に恵まれ終日賑わいを見せた。日本からはマルシアの凱旋公演を始め、井上佑見や邦楽グループ「和力」、フリースタイルフットボール選手の徳田耕太郎さんなどが駆けつけた。46都道府県のブースでは郷土食に加え、郷土の企業が商品紹介に参加し、展示館でも250社・団体が出店するなど例年通りの盛り上がりを見せた。前田ネルソン実行委員長は「運営、催し共にレベルの高さが感じられる祭りだった。ロボコンなど新しい試みも観客に喜ばれたし、ほぼどの県人会も食事を完売できた。協力して下さった皆さん、観客の皆さんに感謝する」と語った。 20日正午から行われた開会式には、日系団体の代表やスポンサー企業関係者、安部順二、大田慶子、飯星ワルテルら日系議員ら約30人に加え、サンパウロ市のナジア・カンペオン副市長も来賓として参加し、それぞれ祝辞を述べた。 挨拶に立った園田会長は「昨日(19日)は雨降りで寒く、どうなるかと思ったが、今日は天気の神様であるサンペドロが助けてくれた」と晴天を喜んだ。 宮城県から来伯した若生正博副知事も壇上に立ち、「震災直後、甚大な被害に明日への希望が絶たれそうになる中、いち早く遠く離れたブラジルから皆さんの声援や支援が届けられたことは本当にありがたかった。その思いを伝えに来た」と感謝の言葉を述べた。 黄色い法被姿の来賓らによる鏡開きが行われ、サンパウロ日伯援護協会の菊地義治会長の乾杯で祭りの幕が上がった。 続いてメインステージでは、日本芸能界で25年に渡って活躍する三世歌手・マルシアの歌謡ショーが行われた。 坂本九の「上を向いて歩こう」に始まり、日本でのデビュー曲である「ふりむけばヨコハマ」、オリジナル曲の「舞姫になれない」など6曲を熱唱。一旦舞台から退いたものの、観客からの「マルシア」という声援とアンコールの声に応え、復興支援歌「花は咲く」を、鳥取県人会のコーラスグループとともに歌い上げた。 ステージ中、感極まった様子で目に涙を浮かべていたマルシアは、本紙のインタビューに対し「感動! 感動! 感動! 感動だらけの舞台だった。これ以上の幸せはない」と興奮した面持ちで語り、「(日本での)デビュー翌年に戻ってきて以来、24年ぶりのブラジルでのステージ。やはり、自分の故郷で歌えることは何よりも嬉しい。これからも恩返しをしていきたい」と話した。
心配された天候にも恵まれ 第16回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り、主催=ブラジル日本都道府県人会連合会)が19~21日、サンパウロ市のイミグランテス展示場で開催され、主催者発表によると約18万人が来場した。期間中は天候に恵まれ、来場者は各催しを楽しんだ。今年は同祭テーマに「地球に優しい技術と進歩」を掲げ、屋内会場一角の日本企業・団体を集約した「日本パビリオン」では、日本関連のさまざまな機械、サービス、食品などが紹介されていた。また53の各県人会・団体が出店した郷土食ブースは今年も大繁盛で、3日間を通じて来場者は日本の技術、食、文化を五感で感じていた。 20日正午からメーンステージで行われた開会式には、日系議員、日本政府関係者、各スポンサー代表や日系団体代表ら28人が壇上に上がり、開会を祝った。県連の園田昭憲会長は「皆さんの協力があって今年も無事開催することができました。心配された天気も問題ありません。サンペドロのお陰でしょう」とあいさつし、式典最後は来賓らが「たる酒」を割って同祭の成功を祈願した。 式典後早速、歌手のマルシアさんが公演を行い、凱旋(がいせん)公演を一目見ようと立ち見客も合わせて推定3000人の人で溢れた。自身最大のヒット曲「ふりむけば横浜」や「時のいたずら」など計6曲を披露。圧巻の歌声と切れのある踊り、ポ語の語りに観客はステージに食い入り、歌い終えるたびに割れんばかりの拍手が起きた。 また「ただいま」と観客に向かって手を振り、自身の生い立ちや歌の最中に涙ぐむ姿も見られた。最後は鳥取県人会コーラス部と一緒にNHK東日本大震災復興テーマソング「花は咲く」を歌い、「また会えますように」と観客に言い残しステージを去った。 同ステージ上では連日、主に若者を対象とした日本人出演者が会場を盛り上げ、日本からフリースタイルフットボール選手の徳田耕太郎さんと、日系ブラジル人ケイ・エドワルドさんによる技の競演や邦楽グループ「和力」の舞台が披露。ツバサさん、井上祐見さんらも出演した。 20日午後9時から開催された「ミス日系コンテスト」は、伯国各地から選ばれた22人の日系美女が全伯一の美をドレスや水着姿で競い、審査員に よって美しさ、調和、カリスマ性、教養、親近感の部門で審査された。その結果、マット・グロッソ州のナガタ・ユミ・パトリシアさん(22)が今年のミス日 系の栄冠に輝いた。 一方、53の県人会と団体が出店した郷土食は例年通りの大盛況。特に20、21日両日の昼時は人気のブースに長蛇の列ができ、混雑する時間帯が続いた。主催者側の情報によると、今年は特に大きな問題はなく各県人会・団体はスムーズに運営できたという。 屋内会場ではトヨタ、ホンダ、ヤマハが大きくブースを設け、一角の「日本パビリオンでは」日本の観光庁やJICA、国際交流基金など政府のブースも目立っ た。また県連が設けた「東日本大震災復興写真展」のブースでは、写真や映像を用いて被災地の様子が説明され、来場者は神妙な面持ちで眺めていた。 そのほか、SANJO(サンジョアキン日系農協)やAPPC(パウリスタ柿生産者協会)といった日系果樹組合が販売する生産物を買い求める人や、会場数カ 所で用意された畳に寝転がる人。健康コーナーでマッサージを受けてリラックスする人や、折り紙や書道体験を通じて日本文化を知る人など来場者は思い思いの 時間を過ごしていた。 同祭を終え園田会長は「表の華やかさとは異なり、期間中は水も飲めないほど多忙だった。昨年と同じく、駐車場やステージ進行の遅れなど細かい問題はあったが、来場したほとんどの人が喜んでくれたと思う」と総括した。 コラム【モザイク】...
ニッケイ新聞 2013年5月16日 NHKが実施する、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を個人、またはグループで歌う姿を収録した映像を全国から募集してつなぎ合わせ、一つの音楽ビデオを制作するプロジェクト「100万人の花は咲く」に、鳥取県人会コーラス部が応募し、投稿された映像がNHKの1分間の番組「明日へ1min」で紹介されることになった。 5分の音楽ビデオは通常同プロジェクトのHP(www.nhk.or.jp/ashita/hanaboshu/)、一部はテレビで公開される。同県人会の本橋幹久会長は「皆一生懸命、力を入れてやっていた。テレビで紹介されることになって、とても励みになったはず」と喜んでいる。 練習には、普段から熱心に活動を行う同県コーラス部員と外部の有志も含め約30人が参加した。中堅リーダー交流事業で今年2月に母県から派遣された鳥取市わらべ館童謡・唱歌推進員の山尾純子さんが協力し、母方の祖父母が福島県瀬上町出身の大刀ミリアン美千代さん(三世)の指揮で、約1カ月半練習を重ねた。 その後、鳥取県米子市のテレビ局で研修した元県費留学生、研修生の協力で歌っている姿を映像に撮り、県庁職員を通じて3月末にNHKに送った。 本橋会長によれば、同番組では国内外から投稿されたビデオの中から選ばれた10組の映像を編集して組み合わせたものが紹介され、鳥取県人会コーラス部はそのうちの一組として登場するという。 1976年、福島の大学に音楽教育を学びに訪日したミリアンさんは、「祖父母の故郷はあまり被害がなかったけど、とても気の毒で心を痛めた。私たちの歌を通じて、ソリダリエダーデの気持ちが伝われば」と期待を込めた。 当地での放送は、NHKワールド・プレミアムで19日午後1時14分(午後1時15分の「のど自慢」の前)。
【既報関連】鳥取県人会(本橋幹久会長)コーラス部は20日、サンパウロ市ミランドーポリス区の同会館でNHKの企画に応募するための映像を撮影した。 コーラス部が応募する企画は、NHKが公募している「100万人の花は咲く」。同企画では復興支援ソング「花は咲く」を歌っている映像を募集している。NHKのウェブサイトによると、寄せられた映像は編集後、一部がテレビで放映される。コーラス部は「NHKに出よう」と約1カ月間から練習に励んでいた。 当日は、舞台に「ガンバロウ日本」とメッセージが書かれた横断幕が掲げられたほか、部員らは水色に鳥取県の県章が描かれたそろいのガウンを着用。ガーベラの花を持ち、気持ちを込めて歌い上げた。 撮影は鳥取県の研修生として日本に渡り、カメラマンの勉強をした経験がある荒木アレシャンドレさん(31、3世)が担当。約1時間の撮影中、荒木さんは留学から帰国したばかりの西坂エジオゴ健治さん(25、3世)と共に照明を調節したり、ひな壇の高さを変えたりしながら、より良い作品作りに取り組んだ。 2013年3月28日付
