文協(木多喜八郎会長)は恒例の「ドミンゴ・コンサート」を、2020年の東京五輪招致決定祝賀コンサートとして東京都友会(坂和三郎会長)との共催で、9月29日午前11時からサンパウロ市リベルダーデ区の文協小講堂で開催し、バイオリニストのムハイ・ダニエル氏(32、リオ出身)が約2時間にわたり弾き語りした。
会場には一般をはじめ、都友会会員ら約130人の来場の中、カマルゴ・グアルニエリの曲「PONTEIRO」からムハイ氏自身が作曲・編曲した「Estudos sobre ma neiras de tocar」、「Interl棈ios para archguitar」など計7曲を3本のギターを使い分け弾き語りし、それぞれ落ち着いた曲調のテンポに来場者は耳を傾けた。
また最後の曲「Impromptu para shamisen e violao 1」は、津軽三味線奏者のモントーヤ・ロドリゴ氏と三味線とギターによるセッション曲で、和洋の楽器が奏でるそれぞれ独特な音階に会場は不思議な雰囲気となった。
演奏を聴いた坂和会長は「静かな感じの曲が多く盛り上がったわけではないが、これはこれでいいと思う。オリンピックが東京に決定した同じ月に間に合うことができて良かった」と感想を述べた。今後、都友会では東京五輪開催決定を記念してさまざまなイベントを行う予定としている。
なおムハイ氏は15歳にしてフランス・ブリターニュで開催された「Tred rez-Locquemeau」国際ギターコンテストでの準優勝を皮切りに才能が認められ、その後はフランスをはじめ欧州各地でツアーを開催。CDの発売なども加え世界をまたに掛け活動を続けている奏者だ。同氏の詳細はウェブサイト(www. danielmurray.com.br)で見ることができる。
2013年10月8日付
